アマレットとは? わかりやすく解説

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アマレット


アマレット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/07 23:06 UTC 版)

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アマレット(Amaretto)とは、アーモンドのような香りを持つリキュール。香りがアーモンドに似ているため、原料の中に必ずアーモンドが入っているものと思われがちだが、実際は杏仁杏仁豆腐等にも使われるアンズの核)を使用しているものが主流。Amarettoとはイタリア語で「すこし苦いもの」という意味。

ディサローノ・アマレット

アマレット(開封済み)

アマレットの元祖であり、アマレットの中で最も有名なブランドである、アマレット・ディ・サロンノ(Amaretto Di Saronno) は、アンズを原料とし、甘くてほろ苦いアーモンドに似た風味と赤みを帯びた琥珀色が特徴のリキュールである。アルコール度数は28%。エキス分は26%。ミラノ地方の菓子のアマレッティに香りが似ていたことから、このリキュールは「アマレット」と命名されたとも言われる[1]

したがって、元々は「アマレット」として売られていたが、このリキュールの成功を見た他社が「アマレット」の名で類似品を発売し出したため、1992年に現在の名称に改名した[2]

1525年に、イタリアの画家ベルナルディーノ・ルイーニが、イタリア・サロンノにあるサンタ・マリア・デレ・グラツィエ教会に、聖母マリアフレスコ画を描くよう任じられた。このときに絵のモデルとして雇った宿屋の若い女主人と恋におち、この女性がルイーニへの贈り物としてつくったのが、アマレット・ディ・サロンノの原形である。このときから現在まで製造法は変わっていないとされるが、瓶の形状は何度か変更されており、現在のよく知られた四角い瓶はムラーノ出身のガラス職人がデザインしたものである。なお、日本の輸入業者であるサントリーでは「ディサローノ」の表記を用いている。

その他の銘柄

アマレット・フローリオ(Amaretto Florio)
アルコール度数25度、エキス分29%[3]
ルクサード・アマレット・ディ・サスキーラ(Luxardo Amaretto di Saschira)
アルコール度数28度、エキス分28%、片仮名ではルクサルド・アマレット・ディ・サスキーラとも表記される[3]

アマレットを使ったカクテル

出典

  1. ^ 成美堂出版 2001, p. 116.
  2. ^ 福西 1997, p. 135.
  3. ^ a b 成美堂出版 2001, p. 117.

参考文献

外部リンク


アマレット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 07:07 UTC 版)

Solatorobo それからCODAへ」の記事における「アマレット」の解説

恋人お墓参りに来た女性レッドたちに墓に添える花を摘んでほしいと依頼する

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