ブランデーとは? わかりやすく解説

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ブランデー【brandy】


ブランデー

ブランデーとは、果実原料として醸造蒸溜したお酒で、一般的には葡萄原料したものをさしています。穀物原料とするウイスキーなど他のお酒とくらべ、ブランデーは果実ならではのフルーティ香り華やかさ持ち味にしています。ブランデーの語源は、オランダ語の「ブランデウェイン(Brandewijn=焼いたワイン)」、とされています。このブランデウェインがイギリス英国風訛ってブランデーとなったのが通説です。ちなみにフランスではブランデーという言葉はあまり使われません。フランスでの名称はオー・ド・ヴィーEau de vie)、つまりワインからつくったいのちの水」と呼ばれてます。

ブランデー(ぶらんでー)

ブドウ原料とした蒸留酒白ワイン発酵液のおり(主に酵母菌体)が容量10%くらいになるよう調整した発酵果汁蒸留し樫樽かしだる)で貯蔵熟成させたものであり、原料ワイン不揮発性の酸が多い方がよいとされる中世錬金術師として開発したので「生命の水(おー・ど・ヴい)」と呼ばれたが、17世紀入りフランスオー・ド・ヴィ北欧諸国運んだオランダ商人らは、これをbrande-wijin(ぶらんでうえいん)(焼いたワイン)と名づけ622年英国劇作家ジョン・フレッチャー彼のシナリオBeggar’s Bush(べがーすぶっしゅ)』で、「brand wineぶらんどわ いん)を買う」と書いている。brandyぶらんでい)の名の始まりである。

ブランデー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/15 02:06 UTC 版)

ブランデー(ブランディ、: brandy)は、果実酒からつくった蒸留酒の総称。語源はオランダ語の「焼いたワイン」を意味する brandewijn から。明治時代の独和辞書『袖珍獨和新辭林』においては、Brannwein の訳語を英語からの音訳で「啤蘭地酒」と表記し、かっこ書きでブランデーと書き添えられている。漢字で「罷蘭地[1]」「白蘭地[2]」とも当てて書かれた。




「ブランデー」の続きの解説一覧

ブランデー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 02:35 UTC 版)

サントリー」の記事における「ブランデー」の解説

国産のほか、フランス産のコニャックアルマニャックといった高級ブランデー、スペイン産ブランデー、またカルヴァドスグラッパといった輸入のブランデー系蒸留酒販売している。ここでは、国産のサントリーブランドのブランデーのみを挙げるサントリー V.O サントリー V.S.O サントリー V.S.O.P(デキャンタ/フロスティボトル/スリムボトル) サントリー X・Oスーパーデラックス/デラックス/スリムボトル) サントリー X・O SILKY サントリー V.S.O.P SILKY

※この「ブランデー」の解説は、「サントリー」の解説の一部です。
「ブランデー」を含む「サントリー」の記事については、「サントリー」の概要を参照ください。

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