アサヒビールとは? わかりやすく解説

アサヒビール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/04/20 23:49 UTC 版)

(二代目)アサヒビール株式会社
ASAHI BREWERIES, LTD.
アサヒビール本社ビル[注釈 1]
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 アサヒ
本社所在地 日本
130-8602
東京都墨田区吾妻橋一丁目23番1号
設立 2010年平成22年)8月10日
(創業:1889年明治22年))
業種 食料品
法人番号 9010601039873
事業内容 酒類などの飲料食品薬品
代表者 松山一雄代表取締役社長
資本金 200億円
売上高
  • 7,725億2,300万円
(2024年12月期)[1]
営業利益
  • 788億4,100万円
(2024年12月期)[1]
経常利益
  • 721億6,500万円
(2024年12月期)[1]
純利益
  • 536億円
(2024年12月期)[1]
純資産
  • 2,194億6,000万円
(2024年12月期)[1]
総資産
  • 5,711億9,600万円
(2024年12月期)[1]
決算期 12月31日
主要株主 アサヒグループジャパン株式会社 100%
関係する人物 鳥井駒吉(創業者)
山本為三郎
村井勉
樋口廣太郎
中條高徳
瀬戸雄三
平野伸一
塩澤賢一
外部リンク https://www.asahibeer.co.jp/
特記事項:初代法人の「アサヒビール株式会社」が2011年7月1日に持株会社移行に伴い「アサヒグループホールディングス株式会社」に商号を変更したのに伴い、会社分割によりアサヒビール株式会社の現業を引き継ぐ形で二代目法人の「アサヒビール株式会社」が発足した。
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アサヒビール株式会社: ASAHI BREWERIES, LTD.)は、日本の大手ビールメーカー。 アサヒグループホールディングス傘下であり、アサヒグループジャパンの100%子会社東京都墨田区吾妻橋に本社を置く。

会社概要

大日本麦酒時代のアサヒビール広告(1937年)。

1949年(昭和24年)、大日本麦酒の解体に伴い、同社の後継会社の一つとして設立。

本社は分割当時でも東京都に所在していたものの、分割後は主に西日本で展開し、1954年から1960年まで日本のビール市場占有率で2位を維持していたが、1961年に3位になって以降シェア低下傾向が続き、1980年代前半から中盤は4位寸前の低迷期に陥った。しかし、外部出身の社長主導による社内改革の進展や、現在も主力商品となっている「アサヒスーパードライ」の発売以降、驚異的に経営状態を回復して1988年には2位となり、1998年にはビール単独、2001年にはビール類(ビールと発泡酒の合計)市場におけるシェアで1位となった。

2000年代からウイスキーブランデーなどの洋酒事業や焼酎などの分野にも子会社を通じて本格参入した。

2011年7月1日、持株会社移行に伴い「(初代)アサヒビール株式会社」は「アサヒグループホールディングス株式会社」に商号を変更した。同日、会社分割により現法人の「(二代目)アサヒビール株式会社」(2010年8月10日に「(旧)アサヒグループホールディングス」として設立)に現業全般の移譲がなされた。アサヒビールが、日本の大手ビールメーカー4社の内、最後に持株会社に移行した。

白水会や住友グループ広報委員会のメンバーではないが、住友銀行三井住友銀行の融資を受け経営陣を送り込まれた関係上、住友グループの企業として扱われる事が多い[2]。1985年に開催された科学万博に住友グループがパビリオン住友館3D-ファンタジアム」を出展した際にはアサヒビールも住友EXPO'85委員会のメンバーとして名前を連ねている[3]

写真の本社ビルの金色の遮熱ガラスは、同じ住友系の一水会メンバーの日本板硝子社製。当時の筑波研究所設計。

企業スローガンは、『すべてのお客さまに、最高の明日を。』。

歴史

アサヒスーパードライ
(写真は国外向け版で国内向けのスーパードライとラベルデザインが一部異なっている)

1889年(明治23年)創業。1949年(昭和24年)の大日本麦酒株式会社の分割により設立。

大日本麦酒の分割は、同社を主要ブランドであるアサヒビール(西日本で販売)とサッポロビール(東日本で販売)に分割する形を取ったが、この分割を推進した大日本麦酒の山本爲三郎専務が朝日麦酒の初代社長に就任したため、様々な臆測を呼んだ。山本は大日本麦酒に合併された日本麦酒鑛泉の出身であり、その同社から継承した商品でかつ全国ブランドとして知名度のあったユニオンビールと三ツ矢サイダーの2銘柄を朝日麦酒が継承した他、戦前大日本麦酒は設備投資を西日本に集中して行っていたため、その結果最新鋭設備のほとんどが朝日麦酒の帰属となっていたのがその主な理由であった。

更に西日本では戦前からアサヒブランドが定着していたため、新生アサヒビールも西日本を中心とした需要があった。ビールの市場占有率(シェア)は分割時点において日本麦酒(現・サッポロビール)38.7%、朝日麦酒36.1%、麒麟麦酒25.3%と3社間で2位となり、引き続き1952年まで単独2位、1953年は原料配給の関係で日本・麒麟・朝日のシェアは3社同率の1位[4][5]、1954年は第1位が麒麟、2位が朝日、3位日本麦酒となり、1960年まで同社は2位を維持し[4] 山本も関西財界の重鎮として活躍していた。

しかし、高度経済成長と共に東京への一極集中化が進むと、結局この山本が主導した地域偏重の分割がたたり、市場占有率は1961年に第3位へ降下し、1987年まで3位が定位置となっていた[4]。首都東京では同根で同じくブランド名に馴染みの無いニッポンビール(1964年にサッポロビールと改称)と競合。かつての地元であった近畿地区でも、後発のサントリーのビール発売に際し山本社長が支援に回ったため結局同一問屋内で競合関係になる負担が発生し、1970年代の生ビール競争も低迷した。

1980年代中盤には市場占有率10%を割り、1985年は9.6%と4位のサントリー(9.2%)に追い抜かれる寸前の状態で社内の状況において危機感は漂っており[4]、1985年までに資産売却が行われたが[6]、経営面で分割以来赤字経験がなかったことから深刻さは薄く、「夕日ビール」などと揶揄される状況でありながら、現状維持で満足する雰囲気もみられた[4]

この状況を改めるため、社長は住友銀行から連続で送り込まれ、過去にマツダを短期間で再建した経験がある村井勉が就任した[4]。村井は就任時から改革に取り組み実を結んだことで社内は活性化し、その中で「主力商品のビールの味とラベルを変更してアサヒの主張と心を知ってもらうべきではないか」との意見が社内で高まったことを受け、正式に主力ビールの味とCIマークの変更が決定された[4]。現状把握のためマーケティングリサーチとして1984年夏〜1985年夏に東京と大阪で計2回・5000人に味覚・嗜好調査を行い「若い人を中心に大半の消費者が苦みだけではなく、口に含んだときの味わい(コク)と喉ごしの快さ(キレ)を求めている」との結果を得て、同業他社を含めた従来の主力製品の持ち味「苦味の強い重い味」と異なり、消費者の認識変化で潜在的に求められていた「コク・キレ」をコンセプトに商品開発が進められた[4][7]

1986年(昭和61年)1月21日、改革の一環として進展していたCI活動「ニューセンチュリー計画」の発表が対外的に行われ、新CIマークに変更した。同日「コク・キレ」の味わいと新たなラベルを採用した「アサヒ生ビール」を発表[4]。アサヒ生ビールは同年2月に発売開始[8]。1986年3月、引き続き住友銀行から送り込まれた樋口廣太郎が社長に就任。この時期には、アサヒをサントリーへ売却する話が水面下で行われており、樋口は就任当初同社の清算を行う意図で送り込まれた部分が強かったが、売却交渉にてサントリーが断りを入れるという結末を迎えたことで方向転換することになった[6]。同年中はアサヒ生ビールに集中した積極的な個人・業務向け販促活動と大幅増額した宣伝活動を行い、当時新社長であった樋口も試飲キャンペーンの現場に立つと同時に消費者の意見を聞くなど陣頭指揮を行い、結果的に商品はヒットして同社全体の販売数量は前年比11.9%増の実績を残し、シェアも10.4%と10%台に戻した[4][9]

1986年3月、新商品の開発プロジェクト、コードネーム「FX」を開始[10]。同年6月に試作品が完成し、樋口など役員対象に試飲を実施してFXは高評価を得た。同年2月発売のアサヒ生ビールが好調だったことでFX商品化の最終段階において同社内商品の競合を懸念する声が社内から挙がったが、樋口の判断で「FX」の発売を決定[11]。FXは1987年1月21日に名称「アサヒスーパードライ」として発表され、同年3月17日に首都圏限定で販売を開始し、販売数量の同年目標は年間100万箱としていた[11]。アサヒスーパードライは、当時アサヒで発売されたビール新商品3種類の中でも地味な立場で、発売日前後のマスコミの扱いは小さく簡潔な紹介に留まっていた[4]。しかし、発売後問屋には続々と追加注文が入り、同年4月時点の出荷量で70万箱を達成し、同年5月には同年夏頃に予定していた全国販売を前倒しで開始した。販売目標も400万箱に上方修正し、同年8月には販売予測から生産能力を1年間で5割増加させる設備投資計画を始動。同年11月には販売目標を1200万箱と更に上方修正し、1987年の販売数量実績は1350万箱を達成[4]。スーパードライは1987年12月26日の日経流通新聞「62年ヒット商品番付」[12] で東横綱に選ばれる程のヒット商品となった[4]。1988年には同業他社がドライビールで挑んできたドライ戦争にも勝利を収め、売上高と市場占有率を劇的に回復し、同年のシェアはサッポロを抜き2位に回復[4]。1989年と1990年には積極的な設備投資を行い、1990年代からスーパードライに経営資源を集中し、それに特化した販売戦略と鮮度管理の強化を進める経営戦略が功を奏し[6]1998年平成10年)に日本国内でビールは市場占有率で1位となった(発泡酒を含めたビール類の市場占有率では当時2位)[4]

1990年代後半以降、他社が価格の安さと品質改良で発泡酒の売り上げを伸ばす中、アサヒは「アサヒはドライ一本、ビールのみで勝負します。発泡酒は発売しません」と宣言したこともあった[9][13]。理由として、スーパードライが順調に推移していたことや、発泡酒の開発初期段階で問題点の解消に手間取り、市場に出せる品質に中々達していなかった事情がある[9]。だが、デフレの流れで発泡酒のシェアが伸びる中、その間毎年のように同社が新発売したビールの新製品が不振であったことや、看板商品のスーパードライも売り上げに翳りが見え始めたこと、発泡酒開発当初の試作品が抱えていた特有の匂いと雑味の問題点を大麦エキスと海洋深層水を使用することで解消した。品質を満たした商品が出来上がったことで方針転換し「発泡酒カテゴリーが成立したから」と理由を説明して2001年(平成13年)2月に「本生」で発泡酒市場に参入した[9][13]。本生が好調だったことで2001年の発泡酒シェアにおいて同社は2位となり、日本の2001年ビール類(当時はビールと発泡酒が該当)シェアにおいてキリンを抜き1953年以来48年ぶりに首位に返り咲いた[5][9][14]

その後は発泡酒の増税もあり、2005年(平成17年)からいわゆる第三のビール市場にも参入。ただ、シェア競争の結果、2006年(平成18年)1-6月期にて6年ぶりにキリンビールに市場占有率首位を譲る形となったが、下半期に巻き返し、年間では僅差で首位を維持した。

鳥居薬品を1987年(昭和62年)に子会社化したが、1998年(平成10年)にJTへ保有株式を譲渡。

2001年(平成13年)、かねてから資本関係があったニッカウヰスキーの全株式を取得した上で同社を完全子会社化し、ウイスキーブランデーなどの洋酒事業に本格参入した。また、2002年(平成14年)には協和発酵(現:協和キリン)旭化成の酒類事業(清酒を除く)を引き継ぎ、焼酎などの分野にも参入している。

大手ビール4社の中では唯一最後まで事業持株会社制度を堅持していたが、社会情勢の変化もあり、2011年(平成23年)7月1日付で事業会社を分離新設し、純粋持株会社制度に移行した。

沿革

歴史・沿革|企業情報|アサヒグループホールディングス(外部サイト)

大日本麦酒 商標(1906年)
  • 1906年3月 - 大阪麦酒(アサヒビール)、札幌麦酒(サッポロビール)、日本麦酒(ヱビスビール)の3社合同で「大日本麦酒株式会社」を設立[15]
  • 1949年
    • 1月 - 過度経済力集中排除法により朝日麦酒株式会社と日本麦酒株式会社に分割。
    • 9月 - 「朝日麦酒株式会社」設立。
  • 1957年 - ビン入りラガービール「アサヒゴールド」発売。
  • 1958年9月 - 日本初の缶入りビール「アサヒゴールド(缶)」発売[16]
  • 1965年3月 - 世界初の屋外発酵貯酒タンクを開発、西宮吾妻橋博多の3工場に設置。
  • 1971年6月 - 日本初のオールアルミ缶ビールを発売。その缶を製造した昭和アルミニウム缶に素材開発・供給の面で協力。
  • 1972年3月 - 株式会社三ツ矢ベンディング(現アサヒグループジャパン傘下、アサヒ飲料株式会社)設立。
  • 1981年 - 医療法人十全会[注釈 2] が株式を買い占める。直後に株を放出し、その株を旭化成が買い取って同社が筆頭株主となり、業務提携も行う。
  • 1984年11月 - 財団法人アサヒ生活文化研究振興財団(現・アサヒグループ学術振興財団)設立。
  • 1986年
    • 1月21日 - CI活動「ニューセンチュリー計画」の発表と新シンボルマーク導入。永井一正がロゴデザインを担当、右上がりで勢いとキレのあるイメージとした[17]
    • 2月 - コーポレートロゴを冠した初の商品 「アサヒ生ビール」発売。
  • 1987年3月17日 - 日本初の辛口生ビール「アサヒスーパードライ」発売。
  • 1988年4月 - 創業以来の先輩社員と業界関係者を祀る「先人の碑」を吹田に建立。
  • 1989年
    • 1月 - 「朝日麦酒株式会社」から「アサヒビール株式会社」(初代)に商号変更。創業時から販売されてきた熱処理されたラガータイプのビール「アサヒビール(オリジナル)」販売終了。
    • 3月 - 財団法人アサヒビール芸術文化財団(現・アサヒグループ芸術文化財団)設立。
    • 10月 - 東京都墨田区吾妻橋の旧吾妻橋工場跡地に「アサヒビールタワー」完成。
  • 1992年3月 - アサヒビール食品株式会社(現アサヒグループジャパン傘下、アサヒグループ食品株式会社)設立。
  • 1994年
    • 1月 - 現地ビール会社への資本参加を通じて中国への本格進出開始。
    • 3月 - アサヒビール薬品株式会社(現・アサヒグループジャパン傘下、アサヒグループ食品株式会社)設立。
  • 1996年
    • 4月 - 大山崎山荘美術館開館。
    • 7月1日 - アサヒビール飲料(株)が、アサヒビール(株)から飲料営業権の譲渡を受け、アサヒビール飲料製造(株)、北陸アサヒビール飲料製造(株)を合併して社名を「アサヒ飲料」に変更。メーカーとなり、商品開発から製造、販売までの一貫体制を開始。
  • 1997年10月 - グループ全体の研究開発拠点として、研究開発センターを開設。
  • 1998年
  • 4月 - アサヒビールU.S.A.社(現Asahi Europe & International傘下)設立。
  • 11月 - 日本の全工場で廃棄物100%再資源化達成。
  • 12月 - 日本のビール市場でシェア首位の座を獲得(年間課税数量より)。
  • 2001年
  • 2002年
  • 2003年1月 - アサヒフードアンドヘルスケア株式会社、ポーラフーズ株式会社(現・アサヒグループジャパン傘下、アサヒグループ食品)を統合。
  • 2004年
    • ペットボトル入りビールの発売を予定していたが、延期を発表。
    • 11月 - 韓国ロッテグループの酒類販売会社に出資し「株式会社ロッテアサヒ酒類」設立。
  • 2005年
    • 5月 - カネボウ株式会社の子会社であるチルド飲料メーカーエルビーの68%の株式を取得。同年9月に97%の株式を取得して子会社化。
    • 9月1日 - 協和醱酵工業との合弁契約満了に伴い、アサヒ協和酒類製造[注釈 3] を完全子会社化。
    • 11月22日 - 麦芽を使用しない新アルコール飲料 (いわゆる第三のビール、後の発泡酒②) 「アサヒ新生(しんなま)3(スリー)」を発売。
  • 2006年
    • ベビーフード国内最大手の和光堂の株式を公開買付(TOB)で取得。
    • 「新生3」に続く第三のビール「アサヒぐびなま。」を5月30日に、「アサヒ極旨(ゴクうま)」を10月17日に発売。
  • 2007年
    • 2月6日 - 大手食品メーカー カゴメとの業務・資本提携を発表。共同開発第一弾の商品として、完熟トマトのカクテル「トマーテ」を同年9月4日に発売。
    • 3月27日 - 和光堂が上場廃止。完全子会社となる。
  • 2008年
    • 3月25日 - 第三のビール「クリアアサヒ」発売。同系列のアルコール飲料で初の大ヒット商品となる。
    • 4月 - 株式公開買い付けによりアサヒ飲料を完全子会社化。
    • 7月 - フリーズドライ食品メーカー天野実業を買収。
  • 2009年
  • 2010年
  • 2011年
  • 2012年10月 - カルピス株式会社株式取得。
  • 2014年6月 - マレーシア食品会社「Etika International Holdings Limited」より「東南アジアにおける乳製品関連事業」(現Asahi Holdings Southeast Asia傘下)の株式取得。
  • 2015年7月 - 「コーポレートガバナンス・ガイドライン」の策定。
  • 2016年10月 - 旧SAB Miller社のイタリアオランダ英国事業取得(現Asahi Europe &International傘下)。欧州市場に本格参入。
  • 2017年
  • 2018年4月 - 2050年までにサプライチェーン全体でCO2排出量ゼロを目指す中長期目標「アサヒカーボンゼロ」を設定。
  • 2019年
    • 1月 - 全ての企業活動の基盤となるグループ理念「Asahi Group Philosophy(外部サイト)」を施行。「酒類を取り扱う企業グループとしての飲酒に関する基本方針」策定
    • 2月 - アサヒグループ環境ビジョン2050「『ニュートラル&プラス』の発想で自然の恵みを次世代につなぐ」を策定。
    • 4月 - アサヒクオリティーアンドイノベーションズ株式会社を設立。英国Fuller, Smith & Turner P.L.C.のプレミアムビール・サイダー事業取得(現Asahi Europe & International傘下)。
    • 5月 - 「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言への賛同を表明。「アサヒグループ人権方針」を策定。
  • 2020年
    • 6月 - AB InBev社の豪州事業(CUB事業)取得(現・Asahi Hodings(Australia)傘下)。
    • 10月 - 日本の食品企業で初めてグリーンボンドを発行。
  • 2021年
    • 4月 - Asahi Super DryがRugby World Cup2023年フランス大会オフィシャルビールに決定。
    • 12月 - 「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン ステートメント」策定。
  • 2022年
  • 2023年
    • 1月 - スタートアップ投資ファンドAsahi Group Beverages & Innovation Fundを米国・サンフランシスコに設立し運営開始。
    • 2月 - 「アサヒグループ環境ビジョン2050」を改定。2050年における世界のありたい姿として、「プラネットポジティブ」を掲げる。
  • 2024年
    • 1月 - グローバル調達を推進する新会社Asahi Global Procurement Pte. Ltd.の運営開始。
    • 2月 - 気候変動への対応におけるグループ全体の中長期目標を更新。2040年までにバリューチェーン全体でCO2排出量ネットゼロを目指す。
    • 4月 - 新たなグループコーポレートロゴマークおよびコーポレートステートメントを策定[20]

歴代社長

ブランドの由来

大阪麦酒が名付けた「朝日(アサヒ)」というブランドの由来については諸説あるが、創業者・鳥井駒吉の出身地である堺市に縁のある以下の説がよく知られる。なお、設立当初は「朝日麦酒」ではなく「旭麦酒」と表記されていた。

「旭館」説
寛政から天保年間にかけて堺港の修築工事が行われ、これと並行して竪川の南側一帯に新地が形成された。栄橋や龍神といった遊里の西を流れる旭川(内川の分流のひとつ。1956年埋立)より西側は旭町と名付けられ、堺港に南面する風光明媚な場所として賑わい、中でも「朝日ノ家」は堺屈指の茶屋として知られた。その「朝日ノ家」が閉鎖された後、堺の酒造組合の代表であった鳥井が1888年明治21年)、堺の酒造業者と政府の高官や財界人との交遊をはかる目的で、同地に社交クラブ「旭館」を開設した。「旭館」は「朝日ノ家」から名付けたものだが、新たにビール事業に参入する際にも、この「朝日・旭」ブランドを重用し「旭麦酒」と命名した。
「旭橋」説
鳥井の生家(現・堺市堺区甲斐町西2丁)から目口筋を西進すると旭川に架かる「旭橋」に至り、自らの酒造業者としての原点を忘れないという思いを込めて「旭麦酒」とした。その後、旭川は埋め立てられて「旭橋」も撤去されたが、「旭橋」は天誅組の上陸地であり、もとの架橋地点に「堺事件」の碑と「天誅組上陸地」の碑に並んで「旭橋」の橋柱一対が保存されている。また、鳥井の生家跡から北東に進んだ場所にある「ザビエル公園」内に「旭橋」のもう一対の橋柱が保存されている。
小西儀助からの譲渡説
明治17年からビールを製造していた、小西儀助商店からブランド名を譲ってもらったとの説もある。
大阪麦酒のブランド名「旭」は、1884年(明治17年)から大阪で朝日ビールを発売していた薬種問屋の小西儀助が、1888年(明治21年)に鳥井駒吉らの計画を知ると、自らビール事業から手を引くことを決め、そのブランド「朝日」を設立予定の大阪麦酒に譲り、同社はこれを「旭」として引き継いだ、ともいわれている。[21]
また、小西儀助が大阪麦酒の役人に「もし御入用やったらうちの商標を使うておくれやす」と言ったという、大日本麦酒大阪支店の大森寅之進の聞書による記録もある。[22]

主な商品

オリオンブランドの製品についてはオリオンビールの項も参照。

ビール

アサヒスーパードライ:画像は2000年 - 2013年末までの缶製品の意匠。なお、2014年 - 2021年末まで製造・出荷された缶製品の意匠はレッテルの右下部分に「お酒」と丸で囲ったマークが追記され、「KARAKUCHI」は「KARA辛口KUCHI」に、レッテルの上部分の英字は「THE JAPAN BRAND」とそれぞれ改められ、さらに「Asahi」ロゴの枠線が取り除かれた。
アサヒスーパードライ
1987年3月発売。「辛口(KARAKUCHI)」を前面に出し、日本のビールの味を変えた製品とも言われる。日本のビール類で、唯一年間販売量1億箱(1箱=ビール大びん20本=12.66リットル換算)を超え、2008年には350ミリリットル (ml)缶に換算して発売からの累計出荷総数が1000億本を突破した最大のブランド。競合他社が発泡酒や、いわゆる新ジャンルなどの分野にシフトしたこともあり、税法上のビールでは、過半数のシェアを占めている。使用酵母・発酵技術を改良して発酵度合いを高め、糖度を低くし、麦芽以外の副原料(コーンスターチ)の比重を比較的多めにし、更にアルコール度数を当時主流の4.5%前後よりやや高い5.0%としたことで、いわゆる「ドライ・辛口」な味に仕上げた。
スーパードライがヒットした後、1988年に競合他社も一斉にドライビールを発売し、当時の通常新商品と比べ高い売上を記録したが、自社内の他商品と競合状態となったことや「ドライビール=アサヒスーパードライ」のイメージが消費者にて形成されていたことで、他社がドライビールを宣伝しても客は元祖のアサヒに流れてしまい、逆にスーパードライの躍進に拍車をかける結果となった[4]
生ビールNO.1アサヒスーパードライ」のコピーが影響し、キリンラガーは1996年に非熱処理化(生ビール化)が行われたが、翌年の1997年にはキリンラガーが前年まで45年間保ってきた年間首位銘柄から転落し、新たにスーパードライが年間首位銘柄となった[23]
1990年代以降モルソン(カナダ)・青島ビール(中国)などとの合弁で日本国外展開も進められている(詳細はアサヒスーパードライ#日本国外展開を参照)。
1998年には小型瓶ビール「アサヒスーパードライスタイニー」が発売。2007年には「スーパードライ」発売20周年を記念して、350mlのスリムボトルも期間限定で発売された。沖縄県・鹿児島県奄美群島向けの一部は2003年5月よりオリオンビール株式会社に製造・販売を委託している。
アサヒスーパードライ -ドライブラック- (黒ビール
2012年4月3日発売。これまでになかったドライビールの黒ビール版として登場した。また同社での「スーパードライ」ブランドの横展開商品第1号になった。
2022年4月時点では『アサヒ生ビール 黒生』の復活と入れ替わる形で缶製品が終売し、業務用樽詰のみ販売を継続している。
アサヒスーパードライ -ドライプレミアム-
2013年6月にギフト専用商品として販売して好評だったことから、2014年2月18日から通年での販売を開始。アルコール度数は当初は5.5%だったが、通年販売になってからは6%に引き上げた。醸造工程でひと手間かけた“贅沢醸造”に“スーパードライ酵母”を 採用。深い味わいと爽快で澄み切ったキレ味が特徴。スーパードライシリーズでは初となるプレミアム級の生ビール。
アサヒスーパードライ -ドライプレミアム 香りの琥珀-
2014年11月5日に歳暮ギフト専用商品として発売。「ドライプレミアム」の持つ贅沢な“コク”と“キレ”という特長はそのままに、7種類の厳選したホップと黒麦芽由来の麦芽エキスを原材料の一部に使用することで、奥行きのある芳醇な香りを実現したプレミアムビール。アルコール度数は5.5%。
アサヒドライプレミアム豊醸
2016年4月12日発売。スーパードライ -ドライプレミアム-シリーズの実質的な後継商品で、アルコール度数は6.5%。
アサヒスーパードライ -ドライクリスタル-
2023年10月11日発売。日本国内のビール類市場における酒税改正に伴うビール減税によりビールへの回帰が進んでいることや、その一方で1990年代後半以降に生まれた若年の大人を中核としたアルコール飲料離れなどの風潮を背景に開発されたスーパードライシリーズ史上初のライトビール。冷涼感が特長のドイツ産ホップ「ポラリス」を一部使用するとともにオリジナルのスーパードライよりも発酵度を上げることで、透明感のある味わいと本格的な飲みごたえを実現した。アルコール度数は3.5%[24]
アサヒ生ビール〈マルエフ〉(1期:1900年 - 1941年、2期:1959年 - 1985年、3期:1986年 - 2021年、4期:2021年 - )
1950年代後半以降に復活し、発売当初は「アサヒ本生」と称していた。
1986年1月21日発表、アサヒ生ビールの味とラベルをリニューアル、2月発売開始。市場調査を元に「コク・キレ」を特徴とした味わいに変更し、当時の開発コードは「まるえふ(まるの中にF)[25]」で、通称は「コクキレビール」だった[26]プロゴルファー青木功尾崎将司を起用したテレビCMの宣伝文句「コクがあるのに、キレがある」でヒット。翌年に発売された「スーパードライ」のヒットに繋がったが、1990年以降からは「スーパードライ」に経営資源を集中する方針に伴い、1993年に一般消費者向けを含む小売量目の生産を中止。一部の料飲店向け樽生製品(いわゆる業務用)として長らく吹田工場において生産が続いていた(北海道九州では販売終了)が、扱う店舗は東京都内でも BIER REISE'98 など数店舗[25] となっており、他の地域でも見かけることは非常に少なかった。以前はウェブサイトでは紹介されていなかったが、2012年3月頃より、商品情報の「樽詰商品」に掲載され、2012年6月に再び掲載されなくなっていた。2018年に ブランドサイト が開設され、販売を再び全国に拡大することになり、生産は福島工場と四国工場が行うことになった(プレスリリース・2018年3月13日)。また2018年5月には一般消費者向けに350ml・500ml缶を限定発売した(同年7月末までの限定発売)。また同年10月には完全受注予約制で再度350ml・500ml缶の一般発売が行われた。
2021年9月14日には、再々度350ml・500ml缶が一般発売され、併せて開発コード名の「マルエフ」を表記の上で缶のデザインが変更されたが、今回は受注予約なしで購入可能になっている。CMキャラクターには新垣結衣を起用。2023年2月より中瓶500mlの一般販売も再開し、芳根京子松下洸平が新CMキャラクターに就任[27][28]、更に2023年10月17日より大瓶633mlの一般販売も再開し事実上、マルエフのラインアップが完成した形となった。2025年1月の製造・出荷分より再度リニューアル。パッケージの意匠が若干変更された(主に「マルエフ」の文字が大きく強調)ほか、39年ぶりにビールそのものの味を全面改良。これに伴いアルコール度数もこれまでの4.5%から5%に引き上げられた。
アサヒ生ビール黒生(アサヒ黒生)
1995年10月に発売開始。いままでの黒ビールは「苦味が重い」イメージがあったが、独自の製法で黒ビールとしてはすっきりと軽くて飲みやすく、なおかつキレのあるタイプの黒ビールに一新、「アフター9のビールです」の宣伝文句でベストセラー商品になった。
ドライブラックの販売開始と同時期に一般消費者向けを含む小売量目の生産を中止していたが、2022年2月15日に、缶のデザインを「アサヒ生ビール」と揃える形で小売量目の販売を再開した。
アサヒプレミアム生ビール熟撰
こだわりの素材を丁寧に仕込み、長期熟成させた。深い味わいと上質な香りが堪能できる。キャッチコピーは『お店でしか、出会えないビールです。』、2008年からは『一杯目の感動が、二杯目も色あせない。』。飲食店などの店舗を中心に、一部酒類取り扱い店舗でも販売されている。味の幅に広がりをもたせるため、米とスターチを副原料として使用している[26]。このようなことはプレミアムビールでは珍しい。これまでは市販商品に中瓶(500ml)・小瓶(334ml)・業務用樽生(5L/10L/19L)とギフト用に限り缶ビール(350ml)の設定が行われたが、2008年3月11日には一般向けに缶(250ml・350ml・500ml)の発売が開始された。ただしその後は売り上げが減少し、250ml缶は2010年10月下旬に、500ml缶は2011年夏頃に、350ml缶は2013年3月頃に製造を終了して、再び瓶と樽生のみの販売に戻っていた。2015年12月にはセブン&アイグループ限定商品として500ml缶と350ml缶が発売され、2022年4月にはファミリーマート限定商品として500ml缶と350ml缶が発売された。現在は吹田工場で製造されている。
アサヒ ザ・ビタリスト
2025年4月1日発売。その名の通り、ビールの苦味にこだわった生ビールであり、「タラス」と「ヘルスブルッカー」という2種類のホップとスーパードライと共通の「アサヒ318号酵母」を使用し、グラッシーで柑橘の皮を思わせるような苦味と香味が特徴。アルコール度数は6%[29]
アサヒ ゴールド(1期〈熱処理ビール〉:1957年 - 1965年、2期〈CVS限定販売生ビール〉:2009年、3期〈麦芽100%生ビール〉:2026年 - )
正式名称は『特製アサヒビール』。当初は瓶ビールで発売し、翌年の1958年に日本で初めての缶入りビールを発売し話題になった。1965年以降よりラベルデザインはそのままに、販売上は後述のアサヒラガービールに事実上統合された扱いとなった。2009年9月29日に「アサヒビール」を生ビール化(1995年末に全面改良を実施し、更に非熱処理化したキリンラガービールとほぼ同じ製法)した「アサヒゴールド復刻版」を缶入り(350mlと500ml)でCVS限定での数量限定発売を経て、2026年4月14日にレギュラー商品として約61年ぶりに「アサヒ ゴールド」の商標が復活、スーパードライと共通の「アサヒ318号酵母」を使用し、コク深い麦の旨味とすっきりとした後味を表現した麦芽100%生ビールとして発売された[30]

地域限定

アサヒスタウト(スタウトビール、1期:1935年 - 1941年、2期:1951年 - )
1935年から発売(戦時中は一時中断し、1951年より10年ぶりに販売を再開)されている既存の現行商品としては非常に息の長い商品であり、現在のラインアップは334ml入りの小瓶のみ。同社商品において後述するアサヒホワイトビール同様、数少ない熱処理製法を採用している。吹田工場(アサヒビール発祥の地)のみの生産で、関東関西を中心に販売。2024年5月現在では、日本国内の大手メーカーで製造されている通年販売の上面発酵ビールは同社のアサヒスタウトとキリンビールが発売する一番搾り〈黒生〉、そしてサッポロビールが発売するヱビスプレミアムエールの3種類のみとなっている。

販路限定

アサヒオリオンドラフト
アサヒとオリオンの提携により、沖縄・奄美群島以外の地域での販売を受託。発売開始時は缶の上部に小さく「Asahi」のロゴが印刷されていたが、2014年春季生産分より下部に移動。
アサヒオリオンいちばん桜
オリオンビールが沖縄で毎年年末に発売している麦芽100%の限定ビールを、アサヒビールも2009年より全国のコンビニエンスストアにて季節限定販売。
アサヒオリオン夏いちばん
オリオンビールが沖縄で初夏に発売している限定ビールを、アサヒビールも2014年より全国のコンビニエンスストアにて季節限定販売。
アサヒ ザ・エクストラ
セブン&アイグループ限定商品。2012年9月25日に350ml缶のみで数量限定発売された。好評だったことから、2013年2月19日に500ml缶を加えて通年販売。厳選された麦芽を当社比で約1.8倍使用し、高濃度醸造と高アルコール(アルコール度数:6.5%)で仕込んだ「最初の一口から広がる味わい深いコク」が特長の麦芽100%ビール。アロマホップによる「華やかな香り」や厳選酵母による「上質なキレ」を実現。名古屋工場のみの生産された。
アサヒだらだらエール
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県・セブンイレブン限定商品。2024年7月9日に350ml缶のみで数量限定発売された。エールビールであり、熱処理による醸造法が用いられる。オーツ麦芽によるなめらかな口当たりと4種のホップからもたらされたさわやかな香りが、くつろぎの飲み心地を演出する。アルコール度数は3.5%。
アサヒ 贅濁(ぜいだく)
同社の新商品テスト販売サイト「アサヒ空想開発局」限定商品。2026年3月23日に350ml缶×6本セットのみの数量限定発売[31]。麦芽100%の熱処理ビールであり、無ろ過製法を採用することでしっかりとしたコクや深みのあるうま味ときめ細かな濁りを実現した。

業務用限定

アサヒ琥珀の時間(こはくのとき)
限定プレミアムビール。ドイツ伝統のデュンケルタイプだが、アサヒスーパードライやアサヒ 食彩などと同様に・コーン・スターチの副原料が使用されている。福島工場で製造している。

発泡酒

アサヒスタイルフリー
2007年3月27日発売。糖質は0%。ブランド別ビール類販売数量順位において、2008年第11位、2009年上半期第10位[32]。過去に存在した「本生オフタイム」の実質的な後継商品。糖質0%をうたいつつ旨味を残すことに成功し、発泡酒での定番商品としての地位を確保することに成功している。発売当初は350ml缶と500ml缶だけだったが、好評のため2008年1月22日には250ml缶が追加された。
アサヒスタイルフリー パーフェクト
2016年5月31日発売。「スタイルフリー[プリン体ゼロ]」の後継商品で、糖質0%・プリン体0.00mgに加え、人工甘味料0も実現。アルコールは6%。
アサヒ本生シリーズ
アサヒ本生ドラフト
赤ラベル・スタンダードタイプ、2007年に「アサヒ本生」の後継商品として発売。製造終了。
アサヒ本生アクアブルー
青ラベル・糖質50%オフタイプ、唯一発売当初からの商品。
スーパードライ売り上げの減少を受けて2001年から発売された。富山湾の海洋深層水を使用した発泡酒シリーズ。製造終了。
アサヒレッドアイ
2012年6月12日発売。ビール類とトマトジュースを割ったカクテル「レッドアイ」をベースに、麦芽とトマト果汁を原料に加えた発泡酒。
アサヒビアスプリッツァー
2014年9月9日より限定発売。シャルドネ果汁を使用した白ワインのビアカクテル。
アサヒオリオンビアカクテル
「シークヮーサーのビアカクテル」、2018年より新たに発売された「パイナップルのビアカクテル」に続いて発売された、期間・数量限定販売の商品。アサヒビールとオリオンビールの共同開発商品で沖縄産マンゴーピューレを使用している。
アサヒオフ
2009年2月24日発売。発売当初は新ジャンル(リキュール〈発泡性①〉)のビールテイストアルコール飲料として発売されていたが、発売開始から16年目の2024年2月20日に実施された全面改良に併せる形で、これまでのリキュール(発泡性)①(後の発泡酒②)から発泡酒に仕様変更された(プレスリリース・2024年1月31日)。「2つのオフ」をキーワードに、メタボリックシンドロームなどに代表される生活習慣病問題を危惧するユーザーを対象にした低カロリー・機能性重視の「麦の新ジャンル」である。原料の一部に食物繊維と大豆ペプチド、グルタミン由来のアミノ酸などが含まれており、プリン体85%オフと糖質70%オフをそれぞれ実現。そのコンセプト上、当初は同社の発泡酒である「スタイルフリー」の麦の新ジャンル版との見方もあった。アルコール度数は発売開始から2014年1月のリニューアルまでは3.5%以上4.5%未満(実質約4%)[注釈 4] だったが2015年1月のリニューアルより4%以上5%未満(実質約4.5%)に変更となったが、早くも同年6月30日のリニューアルより3%以上4%未満(実質約3.5%)に変更(更に発泡酒へ仕様変更後は3.5%)となり、これと同時にプリン体ゼロ・糖質ゼロ化し、100mlあたりのカロリーも大幅に引き下げられた(リニューアル前:27kcal → リニューアル後:22kcal → リキュール〈発泡性①〉から発泡酒への区分変更後:20kcal)。
リニューアル
    • 2009年9月下旬の出荷分- ラベルデザインの小変更。「おいしいオフ」表記の追加。
    • 2010年1月下旬の出荷分- 再びラベルデザインがリニューアル(現在と同様に、緑色の大きい「Asahi」ロゴに変更)、味自体も若干ブラッシュアップされた。
    • 2011年2月下旬の出荷分- ラベルデザイン・味の更なるブラッシュアップ。ホップ使用比率を見直し、さらに充実感のある味のバランスへ。
    • 2012年1月下旬の出荷分- 味わい・パッケージのクオリティアップ。原料のバランスを整えることで、さらに飲みごたえのある味わいに。
    • 2013年2月上旬の出荷分- 味わい・パッケージのクオリティアップ。原料のバランスを整えることで、さらに飲みごたえのある味わいに。このほか、「旨みのこし発酵」を新たに採用した。
    • 2014年1月下旬の出荷分- “2つのオフ”はそのままに、麦芽由来原料(麦芽エキス)の使用量を増量(従来品比)し、さらに飲みごたえのある味わいに。このほか、ラベルデザインについてはクオリティアップの内容を明確に訴求するため、「麦増量でのみごたえアップ」の文字を左上に大きく記載し、ベースとなる液色を濃色に変更。
    • 2015年1月中旬の出荷分- 先述の通りアルコール度数を変更し、従来品以上に飲みごたえのある味わいに。このほか、ラベルデザインについてはクオリティアップの内容を明確に訴求するため、「アルコール分UP(アップ)でのみごたえUP!」の文字を左上部分に帯状に記載。
    • 2015年6月下旬の出荷分- 先述の通りプリン体ゼロ(0.5mg未満)・糖質ゼロ(0.5g未満)に刷新。アルコール度数も再度変更し、3%以上4%未満(実質約3.5%)となり、原材料の一部に最高級ホップ[注釈 5] が使用されるようになった。このほか、ラベルデザインについては「プリン体
      アサヒもぎたてマーケティングイベント
      • Slat(すらっと)
        • すっきり梅(2010年9月〜 東日本大震災に伴う終売) ※レモン果肉入り
        • すっきり巨峰(2011年2月〜東日本大震災に伴う終売) ※オレンジ果肉入り
        • すっきりブラッドオレンジ(2010年5月〜2013年2月) ※オレンジ果肉入り
      • アサヒSPARX(スパークス) - アルコール度数9%、糖質70%オフの缶入りチューハイ。2010年7月6日にコンビニエンスストア限定で発売開始。2011年2月22日にリニューアル。

      他社から引き継いだチューハイ・カクテルブランド

      • 下町風味酎ハイ(協和醱酵工業[現 協和発酵キリン]からブランドを引き継いだが、後に全品生産中止になった)
      • 果汁泥棒のお酒(協和醱酵工業からブランドを引き継いだが、その直後に全品生産中止になった)
      • はちみつ黒酢ダイエットのお酒旭化成からブランドを引き継いだが、その直後に生産中止になった)
      • サンシャワー(協和醱酵工業からブランドを引き継いだが、後に生産中止になった)

      カクテルテイスト飲料

      • アサヒダブルゼロカクテル - アルコール分0.00%でカロリーゼロのカクテルテイスト飲料。2011年10月製造分より糖類ゼロ(栄養表示基準に基づく)仕様とするとともに、「ジントニックテイスト」と「カシスオレンジテイスト」は味わいをブラッシュアップされた。なお、店頭販売は350ml缶のみだが、業務用として、飲食店でグラスに移し替えてノンアルコールカクテルとして提供できるグラスサイズに最適な200ml缶(2011年9月6日発売)も設定されていた。2012年9月19日に「アサヒゼロカク」に全面刷新されたのに伴い生産終了。
        • ジントニックテイスト(2010年9月21日発売)
        • カシスオレンジテイスト(2010年11月2日発売)
        • シャルドネスパークリングテイスト(2011年4月26日発売)

      甲類焼酎

      • すばる(ペットボトル) - ベトナムから輸入されていた。2002年に協和醱酵工業と旭化成の酒類部門を譲り受ける以前からニッカウヰスキーから発売されていたが、2011年に甲類焼酎の銘柄整理を行い、大五郎に統合される形で輸入を終了した。
      • 大ちゃん(ペットボトル/1.8L紙パック) - 協和醱酵工業から販売を引き継いだ甲類焼酎。2011年に甲類焼酎の銘柄整理を行い、ペットボトルは大五郎に、1.8L紙パックはダイヤに統合される形で販売を終了した(ストレートで飲めるように水割りにした、ブリックパックの居酒屋大ちゃんのみ販売を継続している)。
      • 源氏(20%は一升瓶/18Lバッグ・イン・ボックス、25%は一升瓶/1.8Lリキパック/18Lバッグ・イン・ボックス、ホワイトリカー35%は1.8L紙パック) - 旭化成から販売を引き継いだ甲類焼酎。2011年に甲類焼酎の銘柄整理を行い、瓶と紙パックはダイヤに、バッグ・イン・ボックスは酎五郎に統合される形で販売を終了した(35%の18Lバッグ・イン・ボックスのみ販売を継続している)。
      • どんなもん大(ペットボトル) - 旭化成から販売を引き継いだ甲類焼酎。2011年に甲類焼酎の銘柄整理を行い、大五郎に統合される形で販売を終了した。
      • ゴールドスカイ(600ml瓶) - 旭化成から販売を引き継いだ純金箔入りの甲類焼酎。麦焼酎をブレンドしていた。2011年に甲類焼酎の銘柄整理を行い、販売を終了した。
      • ゲンジロック(700ml瓶) - 旭化成から販売を引き継いだオン・ザ・ロック向けの甲類焼酎。麦焼酎をブレンドしていた。2011年に甲類焼酎の銘柄整理を行い、SUNに統合される形で販売を終了した。

スポーツドリンク

  • プリップス Pripps(1986年, スウェーデンのスポーツ飲料)

文化・スポーツ事業

文化事業・メセナ活動

美術音楽を中心とした展覧会や演奏会への支援、評価の定まらない若手芸術家の発表支援、地域づくりNPOへの支援など、日本で企業メセナ活動をもっとも活発に行っている企業の一つである[42]

  • アサヒビール大山崎山荘美術館
  • アサヒビールロビーコンサート
  • アサヒビール芸術賞
  • MTV THE SUPER DRY LIVE
  • 多目的な空間「アサヒ・アートスクエア」
  • アサヒ・アート・フェスティバル
  • 「アサヒ・エコアート・シリーズ」
  • カルチャーセミナー
  • 「すみだ川アートプロジェクト」
  • Zepp(ライブハウス)- 特別協賛

CSR活動

スポーツ事業

スポーツ関連では、社会人アメリカンフットボールXリーグの「アサヒビールシルバースター」の展開をはじめ、2001年より野球日本代表のオフィシャルサプライヤーも務めている。

  • アサヒビール・シルバースター[43]
グループ企業のアサヒ飲料アサヒ飲料チャレンジャーズを保有し、グループ内にアメフトチームが2つ存在している。

本社

  • 本社事務所 東京都墨田区吾妻橋1丁目23-1
    • 1989年竣工。通称「アサヒビールタワー」。琥珀色の壁面ガラスと頂部の白い外壁はビールジョッキをイメージしている。2008年に登記上本店も中央区京橋3から移転し、名実共に本社となった。
    • 本部ビル横スーパードライホールフィリップ・スタルクによるオブジェ「フラムドール」(金の炎)はランドマークにもなっており有名。燃え盛る炎を形にすることにより、アサヒビールが持っている情熱を表現している。しかし、その特異な形状から「うんこビル」という俗称で呼ばれる事もあるほか、ビールの「泡」と勘違いされやすいこともある。尚、フラムドール下部の「スーパードライホール」は聖火台をイメージして建築されている[49]

工場

  • 吹田工場(1891年操業:大阪府吹田市西の庄町1-45 前身である大阪麦酒会社の「吹田村醸造所」として操業開始。“アサヒビール発祥の地”として知られる)
  • 博多工場(1921年操業:福岡市博多区竹下3-1-1 2026年に近隣の佐賀県鳥栖市に工場を新設して移転予定[50] であったが事業費高騰を理由に3年程度延期[51]
  • 北海道工場(1966年操業:札幌市白石区南郷通4南1-1 以前は地場酒類卸業の北海道酒類販売との合弁による「北海道アサヒビール」として操業していた)
  • 名古屋工場(1973年操業:名古屋市守山区西川原町318)
  • 福島工場(1979年操業:福島県本宮市大字荒井字上前畑1)
  • 茨城工場(1991年操業:茨城県守谷市1-1-1)

ニッカウヰスキー

過去の工場

  • 吾妻橋工場(1901年操業、1985年閉鎖:東京都墨田区
    操業当初は札幌麦酒(現:サッポロビール)の工場だった。1906年に札幌麦酒、日本麦酒、大阪麦酒(アサヒビールの前身)が合併し、大日本麦酒所属の工場となった後、戦後の1949年、大日本麦酒が朝日麦酒と日本麦酒に分割した際に、当地は朝日麦酒の所属となった。現在はアサヒビール本社ビル、リバーピア吾妻橋墨田区役所などが建っている。
  • 東京大森工場(1962年操業、2003年閉鎖:東京都大田区
    現在はイトーヨーカドー大森店などが建つ。
  • 西宮工場(1927年操業、2012年閉鎖:兵庫県西宮市津門大塚町11-52 2012年8月に閉鎖[53]
    当初は2011年閉鎖予定だったが、東日本大震災の影響で1年遅れになっていた。阪神甲子園球場に近いため、製造されたばかりのビールを同球場まで直送していた。
  • 四国工場(1998年操業、2023年1月31日操業終了)[54]愛媛県西条市ひうち2-6)
  • 神奈川工場(2002年操業、2023年1月31日操業終了)[50]神奈川県南足柄市怒田天井1223)

歴代イメージガール

アサヒが後に主力となるビール「スーパードライ」を発売した年と同じ1987年から開催され、山口智子を初代として任期1年で毎年1人が選ばれてきたが、2022年に廃止が発表された[55]

提供・広報

提供番組

また、徳島県ローカルにて阿波踊り期間中ではFM徳島の恒例特番や帯番組のスポット枠を中心に、四国放送ラジオでも独自制作のミニ番組を夕方にそれぞれ放送[注釈 11]

上記番組以外はPT枠で提供クレジットを出さず、スポンサーに入ることも多い。

企業PR誌

  • 企業PR雑誌
    • 「ほろにが通信」(1950年から1955年まで発行)
    • 『うまい樽生 SUCCESS"BOOK"』

新聞広告

  • ビールつくり三代 - 1960年(昭和35年)、戦後初のドキュメントタッチの企業広告(新聞一面広告)として注目を浴び、毎日産業デザイン賞を受賞。吹田工場の前でビール醸造家の祖父・父・子の親子三代が並んで歩く写真が印象的な広告。当時の山本為三郎社長の方針により、競合他社および他業種をふくめた広告活動でアサヒビールが日本をリードしていた。

CM出演者

ニッカウヰスキーのCMもアサヒビールが担当しているため、同社がアサヒビールの完全子会社になった2001年4月以降のCM出演者に関しては便宜上ここで記述する。競合社であるサントリーのCM出演経験者が多いのが特徴。

※基本的にはテレビCMについて記載するが、特筆性の高いものはそれ以外のものも記載する。
※現在の出演者は、過去の出演歴と合わせて記載し、より古い出演歴がある者から順に記載している。一方、過去の出演者は、最後の出演が現在に近いものほど上に記載しており、(※未編集ながら)下に行くほど時代が古い。
※テレビCMの場合、放映の終了は情報が無いのが通例であるため、終了したかどうかも含めて終わりが不明瞭である。ただ、終売した銘柄や、十年近くCM展開を見ない銘柄、および、同じ路線の新たなCM展開が始まっている銘柄は、終了もしくは旧バージョンの終了が明らかで、そういったものには「終了」と記した。一方、動画配信CMは削除されない限り終了しない。また、1キャンペーン、1クール、1シーズンなど、期間の終了が明らかなものは「終了」ではなく「1シーズン」の意に代表させて「1季」と記す。

現在

この銘柄1本のみの契約で10年を超える長期出演となっており、極めて多くのバージョンが製作されてきた。2020年上半期前半時点での最新版は 2020年1月1日放映開始の1本であるが、延期されることが3月下旬に決まった2020年東京オリンピックをPRする内容でもあるため、放映されなくなった。福山自身としても最長最多のCM出演で、長さ・数とも次点はキユーピー(2007年8月20日 - 現在)。出典を含め、詳しくは「福山雅治#CM」を参照のこと。[57]
  • 北川景子 [注釈 21]
    • くつろぎ仕込〈4VG〉(2010年9月 - 2011年)
    • アサヒスーパードライ ジャパンスペシャル(2017年5月 - 2019年4月)
  • 玉山鉄二 - ブラックニッカ(2015年5月 - ? )[注釈 22]
  • 吉田鋼太郎
    • アサヒもぎたて(2016年 - 2017年)
    • クリアアサヒ クリアセブン(2018年6月 - ? )
  • 柴咲コウ
    • アサヒドライプレミアム 豊穣(2016年 - 終了)
    • アサヒスーパードライ ジャパンスペシャル(2017年 - 1季)。松雪泰子と共演。
    • アサヒスーパードライ (2018年 - ? )
    • アサヒゴールド(2026年 - )。後述の佐藤健と共演。
  • 松雪泰子 - アサヒスーパードライ ジャパンスペシャル(2017年 - 1季)。柴咲コウと共演。
  • 相葉雅紀(嵐) - アサヒ贅沢搾り(2018年3月 - ? )
  • 本田翼
    • クリアアサヒ(2015年3月 - 終了)
    • アサヒ贅沢搾り(2018年3月 - ? )
  • 坂口健太郎 - クリアアサヒ クリアセブン(2018年6月 - ? )
  • 菅田将暉
    • アサヒスーパードライ 瞬冷辛口(2018年7月 - 1季)。20-30歳代をターゲットとした当新商品のCMに起用して若者に訴求[57]
    • アサヒスーパードライ(2019年11月 - )
  • 米倉涼子 - アサヒ極上<キレ味>(2019年1月28日 - )[61][62][63][64]
  • 北村一輝 - アサヒ極上<キレ味> 「窓ガラス清掃」篇(2019年4月14日 - )[65]
  • 山口智子 - アサヒもぎたて(2019年4月2日[66] - )
  • 櫻井翔[注釈 23]
    • クリアアサヒ(2019年3月 - )
      • 「とりあえず買ってみます」篇(2019年3月 - 2020年2月 - )[67]。「飲み比べしよう」篇[67]。「櫻井のオススメ」篇(2019年6月7日 - 1季)[67]
      • 「うまいものが好きだ!」篇(2019年11月11日 - 1季)。これ以降、当シリーズで高畑充希との共演が続く。[67][68]
  • 高畑充希
    • クリアアサヒ(2019年5月 - )
      • 「高畑のオススメ」篇(2019年5月18日 - 2020年2月 - )[67]
      • 「うまいものが好きだ!」篇(2019年11月11日 - 1季)。これ以降、当シリーズで櫻井翔との共演が続く。[67][68]
  • 中村倫也
    • アサヒスーパードライ(2019年11月 - )
      • 「2人のトライ」篇(2019年11月22日 - 1季)。先輩サラリーマン役で菅田将暉と共演。[59]
      • 「4月、新たな出会い」篇(2020年4月1日 - 1季)。新シリーズ第5弾。本社サラリーマン役で、工場長役の5代目尾上菊之助と共演。[69][70]
    • アサヒビール 贅沢搾り
      • 『僕だけが会える、贅沢な君です。』篇(2022年2月 - )[71]
  • 小日向文世 - アサヒスーパードライ 「息子の帰省」篇(2019年12月26日 - 1季)。息子役の菅田将暉と共演。[60]
  • 乃木坂46白石麻衣秋元真夏新内眞衣中田花奈) - アサヒスーパードライ (2020年2月12日 - )
乃木坂46としての第1弾は、菅田・小日向の「息子の帰省」篇に続く新シリーズ第3弾「桜の下で、エール」篇[60]。その後、新シリーズ第4弾(乃木坂第2弾)「春、旅立ち」篇に続く[72]
  • 5代目尾上菊之助 - アサヒスーパードライ 「4月、新たな出会い」篇(2020年4月1日 - 1季)。工場長役で、本社サラリーマン役の中村倫也と共演。[70]
  • 竹野内豊 - アサヒ ザ・リッチ(2020年6月25日 - )
  • 長澤まさみ
    • アサヒ ザ・リッチ(2020年6月25日 - 2022年3月末)
    • アサヒスーパードライ(2025年12月上旬 - )
  • 西野七瀬
    • アサヒ ザ・リッチ(2020年9月8日 - )
    • アサヒスーパードライ (2021年1月26日 - )白石麻衣と共演。
  • 飯尾和樹ずん) - アサヒ ザ・リッチ(2020年9月8日 - )
  • 吉川晃司 - アサヒ樽ハイ倶楽部(2021年10月11日 - )
  • 松本人志ダウンタウン) - アサヒ ビアリー(2021年11月10日 - )
  • 芳根京子 - アサヒ生ビール〈マルエフ〉(2023年2月13日 - )
  • 松下洸平 - アサヒ生ビール〈マルエフ〉(2023年2月13日 - )
厳密には「CM」に該当しないが、YouTubeのアサヒビールグループ公式チャンネルで2023年11月24日から配信されている「アサヒ生ビール〈マルエフ〉」のPR動画や、「アサヒ生ビール〈マルエフ〉」の関西エリア向けポスターには平田勝男阪神タイガースの一軍ヘッドコーチ)を起用している(起用に至るまでの経緯は当該項で詳述)。
  • 橋本環奈 - アサヒスーパードライ -ドライクリスタル-「ビールとの新しい付き合い方 橋本環奈」篇(2024年3月24日 - )
  • 横浜流星 - アサヒスーパードライ -ドライクリスタル-「ビールとの新しい付き合い方 横浜流星」篇(2024年3月24日 - )
  • B'z - アサヒスーパードライ(2025年2月上旬 - 12月末)
  • 阿部寛 - アサヒスーパードライ(2026年3月下旬 - )
  • 吉岡里帆 - アサヒ JINON「NON姉ちゃん登場」篇(2026年3月31日 - )
  • 榎木淳弥 - アサヒ贅沢搾りプレミアム「こっち濃いよ。」篇(2026年4月7日 - )
  • 佐藤健 - アサヒゴールド「ティザー」篇(2026年4月9日 - )※先述の柴咲コウと共演。

過去

  • 上戸彩
    • クリアアサヒ(2011年 - 2018年)
    • アサヒ贅沢搾り(2018年)。“麦の新ジャンルNo.1と「絶対もらえる!」キャンペーン”のシンボルキャラクターとして。[73][注釈 24]
  • 山崎弘也 - アサヒ オフ(2017年)。ナレーションのみ担当。
  • 福原愛
    • 一番麦(2011年2月 - 1季)
    • アサヒスーパードライ「今年一番の感謝を贈ろう篇」(2016年11月10日 - 1季)。江宏傑と夫婦で共演。[74]
  • 江宏傑 - アサヒスーパードライ「今年一番の感謝を贈ろう篇」(2016年11月10日 - 1季)。福原愛と夫婦で共演。[74]
  • 吉田沙保里
    • 一番麦(2011年2月 - 1季)
    • アサヒスーパードライ「今年一番の感謝を贈ろう篇」(2016年11月10日 - 1季)。実母・吉田幸代と親子共演。[74]
  • 石川遼 - アサヒドライゼロ(2013年3月11日 - 2017年)[75][76]
  • 国分太一(TOKIO)- アサヒスーパードライ(2016年9月 - 2011年)
  • 佐藤隆太 - アサヒオフ(2010年 - 2011年4月13日 - 終了)。2011年4月13日始まりのCMでは髙橋大輔と共演[77]
  • 髙橋大輔
    • 企業イメージCM(2009年10月 - 2010年2月19日 - 終了)。
    • アサヒオフ(2011年4月13日 - 終了)。佐藤隆太と共演。[77]
  • 上村愛子 - 企業イメージCM(2009年10月 - 2010年2月19日 - 終了)
  • 皆川賢太郎 - 企業イメージCM(2010年2月19日 - 終了)
  • 落合信彦 - アサヒスーパードライ(1987年3月 - 終了)。当銘柄の発売時からの長期出演者で、往時には当銘柄の商品イメージを形作っていた。2010年以降現在の出演者である福山雅治と比較される。
  • 新垣結衣 - アサヒ生ビール〈マルエフ〉(2021年9月 - 2023年2月)
≪以下は未編集≫
ナレーション担当出演者
コマーシャルソング提供者

コーポレート・スローガン、キャッチコピー

  • アサヒビールはあなたのビールです(1950年代〜1970年代)
  • LIVE BEER(1980年代前半)
  • いつもいいことアサヒから(1980年代前半)
  • LIVE ASAHI FOR LIVE PEOPLE - (1980年代後半〜1990年代前半)
  • クオリティ&チャレンジ - (1990年代後半〜2002年頃)
  • すべては、お客さまの「うまい!」のために。(2002年頃〜2009年)
  • その感動を、わかちあう。(2010年〜)アサヒ飲料でもこのスローガンを使用。

メインロゴはデザイナーの上原昌が製作した。

コーポレート・スローガンやキャッチコピーではないが、2006年10月から、すべての酒類系飲料のCMにおいて、『飲酒運転は法律で禁止されています。』という字幕が出るようになった。

テレビ番組

  • 日経スペシャル ガイアの夜明け(テレビ東京)
    • 「安いガソリン作れ!」 ~サトウキビ畑が油田に変わる~(2006年2月14日)[80] - 国産のバイオエタノール作りを取材。
    • “中国は今” 第2回 食の生産現場の実態(2007年9月4日)[81][82][83] - 日本のビール会社が中国で農業に挑戦。
  • 日経スペシャル カンブリア宮殿(テレビ東京)
    • 第1回 営業の鬼が語る「どん底でも売れる営業力とは」(2009年11月16日)- アサヒビール 社長 荻田伍出演[84]
    • 第2回 ドライを超えろ!常にメガヒットを狙え!(2009年11月23日)- 同上[85]
    • 新時代の幕開け! アサヒビールの戦略に迫る(2021年4月29日)- アサヒビール 社長 塩澤賢一出演[86]

不祥事

酒税法に反する低価格販売

などの業務用ビールについて、酒税法などに違反する形で安値で卸売会社などに販売していたとして、同社が東京国税局から改善指示を受けていたことが、2018年6月の新聞報道で明らかになった。同国税局は2018年5月中旬に、同社が2017年7月に卸売会社に販売した業務用ビールなどの一部取引について、卸価格に諸経費(輸送費・人件費など)を加えた「総販売原価」を下回る価格で販売したと指摘し、取引の改善を指示した上で、改善結果を報告するよう同社に対して求めた模様である。過度な価格競争の防止のため、酒税法が2017年6月に改正されており、それ以降では初の摘発事例となった[87]

商標登録拒否

2007年2月、「イナバウアー」の商標登録を出願したが、特許庁から「便乗行為は公序良俗を乱す、人名でありイナ・バウアー氏の承認を要する」として拒否された[88]

脚注

注釈

  1. 隣接するスーパードライホールの上にある「炎のオブジェ」はフィリップ・スタルクによってデザインされたもので、“躍進するアサヒビールの心”を象徴している。
  2. 現在は、信託口の次の第3位株主。
  3. 2006年にニッカウヰスキーと合併した。
  4. 本来は3%のアルコール度数で発売する予定だったが、発売直前に現在のアルコール度数に変更されたという経緯があった。
  5. チェコ・ザーツ産ファインアロマホップを一部使用。
  6. 缶入りの元祖は、1984年に宝酒造から発売されたタカラcanチューハイ。
  7. 1992年1月1日、東洋醸造は旭化成と合併して旭化成の酒類事業部となる。
  8. アサヒビールと阪神電気鉄道メインバンクが同じ旧・住友銀行であったことから関係が深く、関西地区限定で阪神タイガースの虎マークをあしらったスーパードライなどを毎年発売している。
  9. 1998年にキリンビールが参入するまでは、阪神甲子園球場で販売されるビール類はアサヒビールの独占供給であった。
  10. 但し、中継・ダイジェスト枠スポンサーリストからは除外。
  11. なお、いずれもアサヒスーパードライの20秒CMが流れる。
  12. 1 2 3 4 TOSを含む、UMKは除く。
  13. TOS・UMKを含む。場合によってはPTか不定期枠への差し替えもある。
  14. 2011年3月4日までは金曜の提供。現在の水曜提供は2011年4月13日から
  15. 一社提供番組及び筆頭スポンサーのみ。複数社提供は従来通り「アサヒビール」の表記を継続。
  16. FNN Live News α』から移動。
  17. 2025年4月24日放送分のみ、同社を含めCM自粛拒否はしなかったものの、諸般の事情により同社以外の提供クレジットはなかった。
  18. 天才!志村どうぶつ園」2時間SP、「全日本仮装大賞」がこの日に放送する場合、提供クレジットを自粛。
  19. 『FNNプライムニュース α』までは隔日の前半ナショナルセールス枠。
  20. NST新潟総合テレビは除く。
  21. 過去、アサヒ飲料「三ツ矢サイダー」のCMにも出演していた。
  22. ただし、2017年5月現在は「ブラックニッカ クリア」のCMのみ出演。なお、玉山は2015年6月から2016年3月まで「ブラックニッカ ディープブレンド」のCMに出演していた。
  23. 過去にアサヒ飲料「三ツ矢サイダー」のCMに出演。
  24. 過去に「クリアアサヒ」、並びにアサヒ飲料「三ツ矢サイダー」「六条麦茶」のCMにも出演していたが妊娠・出産のため一時降板していた。今回のキャンペーンでは発泡酒などの新ジャンルビールにおいてのCMに起用しているトータス、向井、桃井、本田、松下、山口、加藤の7人との共演となっている。
  25. 過去に、アサヒ飲料「缶コーヒー J.O.」のCMにも出演していた。
  26. 過去にサントリー「生ビール」「ビーハイ」「ジョッキ生」、キリン「生ビール」、サッポロ「カロリーハーフ」「黒ラベル」のCMに出演しており、ビール大手4社すべてのビール類のCM出演を達成している。
  27. アサヒ飲料「三ツ矢サイダーALL ZERO」のCMにも出演していた。
  28. かつてはキリンのどごし<生>のCMに長年出演していた。
  29. アサヒ飲料「六甲のおいしい水」のCMにも出演していた。
  30. 並行して伊藤園TULLY’S COFFEE」のCMにも出演中。
  31. 一時期、サントリーザ・プレミアム・モルツのCMにも出演していた。

出典

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    コードネームの「FX」は、永井隆『ビール15年戦争 すべてはドライから始まった』36ページによると当時の日本における次期支援戦闘機FS-X」が由来となっている。
  11. 1 2 永井隆「第1章 消費者が飲みたいビールが日本にはなかった」『ビール15年戦争 すべてはドライから始まった』(第1刷)日本経済新聞社〈日経ビジネス人文庫〉、2002年8月1日、44-47頁。ISBN 4-532-19139-4
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  75. うまっ! 石川遼は、これだ……『アサヒドライゼロ』新TV-CM - エンタメRBB」『RBBTODAY』2013年3月7日。2020年4月17日閲覧。
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  78. アサヒ、7年ぶりビール新ブランド=3月発売、CMに五郎丸選手”. 時事通信社 (2016年1月6日). 2016年1月6日閲覧。
  79. 浅田真央が一人二役でバゲットぱくっ”. ORICON NEWS (2015年6月23日). 2015年6月23日閲覧。
  80. 「安いガソリン作れ!」 ~サトウキビ畑が油田に変わる~ - テレビ東京 2006年2月14日
  81. “中国は今” 第2回 食の生産現場の実態 - テレビ東京 2007年9月4日
  82. 中国経済新聞に学ぶ~アサヒ農業事業はなぜ中国で失敗したのか - NetIB-NEWS 2017年1月26日
  83. アサヒビールによる中国現地による農業事業から撤退 - 植物工場日記 2017年2月2日
  84. 第1回 営業の鬼が語る「どん底でも売れる営業力とは」 - テレビ東京 2009年11月16日
  85. 第2回 ドライを超えろ!常にメガヒットを狙え! - テレビ東京 2009年11月23日
  86. 新時代の幕開け! アサヒビールの戦略に迫る - テレビ東京 2021年4月29日
  87. アサヒビール 業務用原価割れ販売 東京国税局が改善指示 毎日新聞 2018年6月7日
  88. 「イナバウアー」商標登録認めず 日本経済新聞社インターネットアーカイブによるミラー)※文字化けする場合は文字エンコードをシフト JISに変換してください。

参考文献

  • アサヒビール株式会社社史資料室編集 『ASAHI100』 アサヒビール株式会社、1990年8月24日
  • 『国際科学技術博覧会公式ガイドブック』 国際科学技術博覧会協会、1985年3月16日第1刷発行、ISBN 4-06-201979-5

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