全日本空輸株式会社
全日本空輸
全日本空輸(スターアライアンス加盟)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 22:02 UTC 版)
「コードシェア便」の記事における「全日本空輸(スターアライアンス加盟)」の解説
以下の航空会社とコードシェア便運航およびマイレージの提携を行っている(2018年10月現在)。以下に掲げる航空会社は全てスカイチームに属している。下記に掲げる航空会社はANAとのコードシェアを実施している区間に限ってマイレージの加算対象となる。 ベトナム航空 ガルーダ・インドネシア航空 2013年10月30日にワンワールドへ加盟したカタール航空の東京(成田)・大阪(関西) - ドーハ線は、同社のワンワールド加盟当初において、同じくワンワールド加盟であるJALおよび、スターアライアンス加盟であるANAによる日本国内の航空大手二社によるコードシェア便となっていた。JALとANAの便名が同時に付与される例は、成田・関西 - ドーハ線のカタール航空運航便のみであった。なお、2014年6月18日から開設された東京(羽田) - ドーハ線は、JALとの間でのみコードシェアを実施し、ANAとの間ではコードシェアをしなかった。 カタール航空はもともとANAとの間で二社間提携を行っており、カタール航空のワンワールド加盟以前は二社間でのコードシェアであった。同社のワンワールド加盟当初は、ANAとのコードシェアをそのままを継続しJALもコードシェアに加わる形になった。 2014年8月31日をもって、ANAとカタール航空とのマイレージ提携およびコードシェア便運航が終了し、カタール航空の日本での提携先はJALに一本化された。 なお、ワンワールド加盟前にANAとの間でコードシェア便を運航していたマレーシア航空の場合は、同社のワンワールド加盟前の2012年5月31日をもってANAとの間でのコードシェア便運航とマイレージ提携を打ち切り、2012年7月1日から日本側のコードシェア相手をJALに変更している。JALとのマイレージ提携はマレーシア航空のワンワールド加盟日である2013年2月1日から開始された。 TAM航空はかつてスターアライアンスに加盟していた。2014年3月30日にスターアライアンスを脱退し、翌日ワンワールドへ加盟したがANAとのコードシェア便運航とマイレージ提携は継続となった。ただし、同社のスターアライアンス脱退後はANAマイレージクラブにおいて、上級会員になるための基準となっているプレミアムポイントの加算は対象外となった。また、TAM航空の特典航空券も同社区間単独での利用となった。同社のワンワールド加盟日からはJALともマイレージの提携を行っている。後に同社とのコードシェアについても実施されている。ANAとTAM航空との提携は2016年3月26日まで継続されていた。 USエアウェイズはワンワールド加盟であるアメリカン航空との経営統合に伴い、2014年3月30日にスターアライアンスを脱退し、翌日ワンワールドへ加盟したため同社のスターアライアンス脱退日をもってANAとの間でのコードシェア便運航とマイレージ提携を打ち切り、日本側のマイレージの提携相手をJALに変更した。完全統合に先立ち、経営統合相手のアメリカン航空とUSエアウェイズとの間でのコードシェアを2014年に開始。2015年3月にはマイレージをアメリカン航空側に統合した。同年10月をもってアメリカン航空に完全統合され消滅した。なお、マイレージの提携をJALに変更した後、JALとUSエアウェイズとのコードシェアに関しては実施されなかった。 2014年4月25日からはガルーダ・インドネシア航空とANAの間でコードシェア便運航とマイレージ提携が開始された。 2016年1月12日、ANAとベトナム航空の間で、業務・資本提携に関する基本合意書が締結したことが両社より発表された。これに伴い、ANAはベトナム航空株式の約8.8%を2兆4,310億ドン(約130億円)で取得し、同社に対して取締役を派遣する。さらに広範な業務提携を検討することとなる。コードシェア便やマイレージサービスの相互提携は、2016年10月から開始された。なお、ANAとの提携に伴い、JALとのコードシェア便の運航は終了した。 2018年3月23日、ANAとアリタリア航空の間で、包括提携契約を締結したことが両社より発表された。これに伴い2018年10月以降コードシェアとマイレージの提携を開始した。なお、アリタリア航空はCOVID-19等に伴う経営危機により2021年10月14日を最後に運航終了した。
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全日本空輸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 03:22 UTC 版)
全日本空輸は、当初A380導入の是非について、2008年内に結論を出す予定であったが、2008年12月に世界経済の悪化を受け、「ボーイング747-8とともに大型機の導入計画を一時凍結する」と発表した。理由は世界の金融不況に伴うもので、「新大型機検討委員会は廃止されずに時期を見て再開させる」とされていた。 しばらく話の進展がなかったが2014年3月27日、同社は5機種の機材発注を同時決定した。そのうち、大型機として既存のボーイング777-300ERに加え、ボーイング777-9が新たに加わった。2014年3月31日をもって同社からボーイング747が全機退役したにもかかわらず導入話の進展がなかったことに加えて、「新大型機1種」は777-9として選定された。エアバスA380を全日空が導入する話は一旦ここで終了した。 しかし、スカイマークの赤字、およびエアバスへの違約金を全日空が肩代わりすることが決まった後の2016年1月に、ANAの親会社ANAホールディングスが、A380型機を3機導入すると日本経済新聞より報道された。 スカイマークのエアバスへの違約金を全日本空輸が肩代わりすることを条件に、エアバスA380をオーダーしたものであったが、この機体は当初予想されたスカイマーク向けではなく、全日空向けの新規発注機材であった。当時は2018年頃に納入される予定で全日本空輸のハワイ路線に投入され、成功すれば追加発注につながる可能性もあると報じられた。2016年1月29日、ANAホールディングスはA380型機3機導入を正式発表した。その後特別塗装デザインと、愛称「FLYING HONU」を決定。2019年3月21日に1号機を受領、同年5月24日に成田-ホノルル線に同機が週3往復で就航を開始した。また、2019年度第1四半期には2号機を受領、同年7月1日に就航した。座席は、520席と現在日本最大の有償座席数が用意され、2階にファーストクラス8席、ビジネスクラス56席、プレミアム・エコノミー73席とエコノミークラス以外の全てのクラスが導入された。 しかしCOVID-19の影響により全機運航停止となり、定期的に遊覧チャーター飛行などで運航している。さらに2019年10月に初飛行した最終号機である3号機は2020年10月にエアバス書類上は引き渡しが完了しているものの、同社の大幅赤字と多額の借入金のために、引き取りを延期し、仏トゥルーズで約1年整備保管されていたが、2021年10月に引き取り、同月16日に初飛行から2年、引き渡しから1年経過して来日となった。2022年7月より運航再開予定。
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全日本空輸
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1952年(昭和27年)全日本空輸の前身、日本ヘリコプター輸送が設立された際、美土路昌一の呼びかけに応じて、永野ら財界の大物が設立発起人に名を連ねた。若狭得治は「永野さんが朝日の美土路昌一と相談しながら、会社を創るには...、金を造るには...、株主はどこに...、等々一切永野さんと美土路さんの手によって全日本が作られたのだから、社賓になられても当然だった。どういう仕組みになっているのか知らないが、永野さんが空港にお着きになると、イの一番に永野さんのゴルフバッグが出てくるようになっている。私なんぞは、今もってそうはならない。函館の別荘へはよくお出掛けになるので、函館空港に碁盤をお備えしたし、羽田の碁盤はよくないとおっしゃるので、とうとう私の部屋の碁盤が羽田へ行ってしまった。全日空は、本当によく永野さんにお世話になった。ハワイのチャーター便の問題もそうだったが、その後の日本貨物航空の問題でも、多くの政治家に働きかけて頂いた。『今度商工会議所を辞めることになりましたが、今迄通り、何でも言ってきて下さい』と言うお電話が最後になってしまった。(永野さんが亡くなり)私にとって父を失ったような悲しさである」などと述べている。
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全日本空輸
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2番目に発注した全日本空輸は、便器の蓋がバタンと閉まるのは乗客が不愉快に感じることが多いために蓋がゆっくり閉まる機構などの提案を行った。
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全日本空輸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 09:09 UTC 版)
ANAでは1993年に登場した「マリンジャンボ」、1995年末に登場したボーイング777-200の垂直尾翼「777」、1996年冬季と1997年冬季に登場した「スヌーピー号」、1998年春に登場したエアバスA321の「日本の風景」に続き1998年より就航しポケモンブームの象徴として、マスコミなどで注目を浴びた。ポケモンジャンボとも呼ばれる。 座席カバーやカーテンにはピカチュウなどのポケモンキャラクターが描かれ、客室乗務員が着用するエプロンや飲み物が供されるカップも対象機限定のポケモン模様で、搭乗記念に機体イメージ入り絵葉書の配布を行うといったサービスが行われていた。 ボーイング747-400・ボーイング777-300・ボーイング767-300にペイントされ、東京・大阪から札幌・福岡・那覇など国内幹線を中心に運航した。かつては就航予定がANAのウェブサイトや時刻表に掲載されていたが、2012年現在では夏季を中心に不定期に公表されていた。2016年4月15日をもってANAにおけるポケモンジェットの運用はすべて終了した。同日、最後のポケモンジェットとなった「ピース★ジェット」は塗装を終了する予定だった。しかしながら、同年4月14日に発生した熊本地震の影響により、機材不足を懸念し「ピース★ジェット」を急遽継続運用することとなった。 期間限定で、ANAの搭乗券の半券2枚で応募できる「ポケモンジェット就航記念 オリジナル ゴールデンボーディングパス」やANAの機体が描かれた「そらをとぶピカチュウ」のポケモンカードがプレゼントされるキャンペーンも実施された。 ANAによる歴代のポケモンジェットはすべて大阪国際空港(伊丹空港)内の全日空整備株式会社で塗装作業が行われた。 ANAでのポケモンジェットで最も多くペイントされているポケモンキャラクターは全機に描かれたピカチュウ、二番目は1998・ピカチュウ・お花の3機に描かれたミュウである。また、エンジンカウルには必ずモンスターボールがペイントされていた。 また「ポケモンジェット ジェットでゲットだ 2000」キャンペーンでは、ANAの副操縦士5人によるバンド「TOLIP」の曲『コントレール』がCFソングになっていた。
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「全日本空輸」の例文・使い方・用例・文例
- 再建のため,エア・ドゥは全日本空輸(ANA)と提携する予定だ。
- 今までは,全日本空輸(ANA)が日本の国内線事業の半分近くを握っていた。
- 日本航空システムと全日本空輸は,9月,羽田―大阪間のシャトル便の運賃を下げた。
- 全日本空輸(ANA)は11月15日に新しいサービスを開始した。
- 全日本空輸(全日空)が社員の安全意識を高めるための施設を設置した。
- 全日本空輸(全(ぜん)日(にっ)空(くう))の女性パイロットが今月,新しい制服の着用を開始した。
- 8月19日,全日本空輸(全日空)は,2014年4月から客室乗務員を正社員として採用し始めると発表した。
- 3月31日,全日本空輸(ANA)は同社に唯一残るボーイング747型機を沖縄県那(な)覇(は)市(し)から東京へ飛ばした。
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固有名詞の分類
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