エア・ドロミティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/21 09:12 UTC 版)
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設立 | 1989年 | |||
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ハブ空港 | ミュンヘン国際空港 フランクフルト空港 ウィーン国際空港 |
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マイレージサービス | Miles & More | |||
会員ラウンジ | Senator Lounge | |||
航空連合 | スターアライアンス (ルフトハンザドイツ航空の協賛会社として) | |||
保有機材数 | 17機 | |||
就航地 | 22都市 | |||
本拠地 | イタリア共和国ヴェネト州ヴェローナ | |||
外部リンク | http://www.airdolomiti.it/ |


エア・ドロミティ (Air Dolomiti) はイタリアのヴェローナに本拠を置く地域航空会社である。
概要
ルフトハンザの地域航空会社[1]の1つであり、約550名の従業員が働いている。主に、ルフトハンザのミュンヘン、フランクフルト及びウィーンのハブ空港と、他のヨーロッパ都市とを結ぶ路線で運航している。多くのルフトハンザの地域子会社は、ルフトハンザの名称と機体色で運航されているが、エア・ドロミティは独自性を維持している。機内誌はSpazio Italia MagazineとLufthansa Magazin(機内プログラム欄はない)である。この会社の名称は、ドロミテ地方として知られるイタリア北部アルプス山脈の高原山岳地域に由来している。
コードデータ
- IATA航空会社コード:EN
- ICAO航空会社コード:DLA
- コールサイン:Dolomiti
歴史
エア・ドロミティは、欧州航空業界の自由化の動きを受け、Leali Steel Group によって1989年に設立された。1991年に、中規模都市を中心とした運航をはじめ、1992年にはヴェローナからミュンヘンへの国際線サービスを始めた。2003年4月以来、エア・ドロミティはルフトハンザの地域航空会社の一員となっている。2014年7月からは、全日本空輸がフランクフルト=ヴェローナ線など6路線でコードシェアを開始した[1]。
就航路線
国 | 都市 | 空港 | 備考 |
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フランクフルト | フランクフルト空港 | ハブ空港 |
ミュンヘン | ミュンヘン空港 | ハブ空港 | |
ベルリン | ベルリン空港 | ||
デュッセルドルフ | デュッセルドルフ空港 | ||
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ヴェローナ | ヴェローナ=ヴィッラフランカ空港 | 焦点空港 |
フィレンツェ | フィレンツェ空港 | 焦点空港 | |
ボローニャ | ボローニャ・ボルゴ・パニゴーレ空港 | ||
ミラノ | ミラノ・マルペンサ空港 | ||
ミラノ・リナーテ空港 | |||
ヴェネツィア | ヴェネツィア・テッセラ空港 | ||
トリノ | トリノ空港 | ||
トリエステ | トリエステ=ロンキ・デイ・レジョナーリ空港 | ||
オルビア | オルビア・コスタ・スメラルダ空港 | ||
アンコーナ | マルケ空港 | ||
ピサ | ピサ空港 | ||
パレルモ | ファルコーネ・ボルセリーノ国際空港 | ||
ジェノヴァ | ジェノヴァ=セストリ空港 | ||
フォルリ | フォルリ空港 | ||
クーネオ | クーネオ国際空港 | ||
バーリ | バーリ空港 | ||
カリャリ | カリャリ・エルマス空港 | ||
カターニア | カターニア=フォンターナロッサ空港 | ||
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ビアリッツ | ビアリッツ=アングレット=バイヨンヌ空港 | 季節運航 |
ボルドー | ボルドー・メリニャック空港 | ||
フィガリ | フィガリ=シュド・コルス空港 | ||
ミュールーズ | ユーロエアポート・バーゼル=ミュールーズ空港 | ||
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グラーツ | グラーツ空港 | |
リンツ | リンツ空港 | ||
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リエカ | リエカ空港 | 季節運航 |
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プラハ | ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港 | 2025年10月26日より運航開始予定 |
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ビルン | ビルン空港 | |
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チューリッヒ | チューリッヒ空港 | |
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ロンドン | ロンドン・シティ空港 | |
バーミンガム | バーミンガム空港 | 2025年10月27日より運航開始予定 | |
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アムステルダム | アムステルダム・スキポール空港 | 2025年10月26日より運航開始予定 |
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ルクセンブルク=フィンデル空港 | 2025年10月27日より運航開始予定 | |
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リュブリャナ | リュブリャナ空港 | 2025年10月27日より運航開始予定 |
機内サービス
ビジネスクラスでは時間帯に合わせた食事または軽食、ワイン、ドリンクが提供される。エコノミークラスではペットボトルのミネラルウォーターとクッキーが提供されるほか、60分以上のフライトではサンドイッチやエスプレッソコーヒー、ティラミスなどの有料食事メニューを注文できる。[2]
ビジネスクラスとエコノミークラスのシート自体は同一のため、需要により座席数を変更できる。
保有機材
運航機材
2022年12月現在、エア・ドロミティの機材は以下の通りである。
機材 | 運用機数 | 発注機数 | 座席数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
エンブラエル195 | 17 | 0 | 120 | うち1機はスターアライアンス特別塗装機 |
計 | 17 | 0 |
エア・ドロミティの平均的な機材年齢は2019年9月時点で9.2年である。
退役済機材
-
ATR72-500
-
BAe 146
外部リンク
- Air Dolomiti(イタリア語/英語/ドイツ語版)
- Air Dolomiti official (@airdolomitispa) - Instagram
脚注
- ^ “エア ドロミティとのコードシェア開始について”. 2014年8月31日閲覧。
- ^ “Air Dolomiti inflight service”. 2022年12月13日閲覧。
- ^ “Air Dolomiti Fleet: guide to Embraer 195 aircrafts” (英語). www.airdolomiti.eu. 2019年10月5日閲覧。
固有名詞の分類
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