ヴェローナとは? わかりやすく解説

ベローナ【Verona】


ヴェローナ

名前 Verona

ヴェローナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/05 09:57 UTC 版)

ヴェローナ
Verona
行政
イタリア
ヴェネト
県/大都市 ヴェローナ
CAP(郵便番号) 37100 (都市部は37121 ~ 37139)
市外局番 045
ISTATコード 023091
識別コード L781
分離集落 #行政区画参照
隣接コムーネ #隣接コムーネ参照
公式サイト リンク
人口
人口 257,274 [1](2022-01-01)
人口密度 1,245 人/km2
文化
住民の呼称 ヴェロネージ (veronesi)
守護聖人 ヴェローナの聖ゼノ(en)-副守護聖人 San Pietro martire
祝祭日 5月21日(2004年から。以前は4月12日)
地理
座標 北緯45度26分17.37秒 東経10度59分37.47秒 / 北緯45.4381583度 東経10.9937417度 / 45.4381583; 10.9937417座標: 北緯45度26分17.37秒 東経10度59分37.47秒 / 北緯45.4381583度 東経10.9937417度 / 45.4381583; 10.9937417
標高 59 (34 - 756) [2] m
面積 206.64 [3] km2
ヴェローナの位置

ヴェローナ県におけるコムーネの領域
ポータル イタリア
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ヴェローナ: Verona ( 音声ファイル))は、イタリア共和国ヴェネト州西部にある都市で、その周辺地域を含む人口約26万人の基礎自治体コムーネ)。ヴェローナ県の県都である。

街の中心部には古代ローマ時代円形競技場跡があり、街の象徴となっているほか、中世の町並みがよく残っており、2000年には「ヴェローナ市街」としてユネスコ世界遺産文化遺産)に登録された。シェイクスピアの戯曲『ヴェローナの二紳士』『ロミオとジュリエット』の舞台としても知られる[4][5]

名称

Verona[veˈrona] [6]と発音される。日本語文献ではヴェローナのほか、ベローナ[7][8][9]ヴェロナなどとも記される。

標準イタリア語以外では以下の名称を持つ。

地理

位置・広がり

ヴェローナ県の中部に位置する、アディジェ川沿いの都市である。マントヴァから北東へ35km、ヴィチェンツァから西南西へ45km、ブレシアから西南西へ61km、トレントから南南西へ71km、州都ヴェネツィアから西へ105kmの距離にある。また、ガルダ湖の約30km東に位置する。

ヴェローナ県概略図

隣接コムーネ

隣接するコムーネは以下の通り。

気候

ケッペンの気候区分では、温暖湿潤気候に区分される。降水量が多い季節は春から秋にかけてであるが、真夏に当たる7月は日照が多く降水量が少ない。イタリアの中では夏場は涼しい気候であるものの、乾燥した暑さが続き、30℃を超える日も多い。冬は氷点下まで冷え込む日も多く、日照時間も少ないため比較的寒冷である。

ヴェローナ (1971–2000, 極値 1946–)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 19.8
(67.6)
22.1
(71.8)
27.2
(81)
31.8
(89.2)
36.6
(97.9)
36.4
(97.5)
38.2
(100.8)
39.0
(102.2)
33.2
(91.8)
29.2
(84.6)
23.6
(74.5)
18.8
(65.8)
39.0
(102.2)
平均最高気温 °C°F 6.1
(43)
8.9
(48)
13.4
(56.1)
17.2
(63)
22.7
(72.9)
26.3
(79.3)
29.2
(84.6)
28.8
(83.8)
24.4
(75.9)
18.0
(64.4)
11.0
(51.8)
6.7
(44.1)
17.7
(63.9)
日平均気温 °C°F 2.5
(36.5)
4.5
(40.1)
8.4
(47.1)
12.0
(53.6)
17.2
(63)
20.8
(69.4)
23.6
(74.5)
23.3
(73.9)
19.0
(66.2)
13.3
(55.9)
7.1
(44.8)
3.1
(37.6)
12.9
(55.2)
平均最低気温 °C°F −1.2
(29.8)
0.1
(32.2)
3.4
(38.1)
6.8
(44.2)
11.7
(53.1)
15.4
(59.7)
18.0
(64.4)
17.8
(64)
13.7
(56.7)
8.7
(47.7)
3.2
(37.8)
−0.4
(31.3)
8.1
(46.6)
最低気温記録 °C°F −18.4
(−1.1)
−18.4
(−1.1)
−10.4
(13.3)
−2.2
(28)
0.0
(32)
3.8
(38.8)
7.3
(45.1)
8.1
(46.6)
2.0
(35.6)
−4.6
(23.7)
−7.9
(17.8)
−15.5
(4.1)
−18.4
(−1.1)
降水量 mm (inch) 50.9
(2.004)
43.3
(1.705)
48.7
(1.917)
70.4
(2.772)
74.2
(2.921)
87.2
(3.433)
62.6
(2.465)
81.7
(3.217)
76.2
(3)
91.0
(3.583)
64.8
(2.551)
52.5
(2.067)
803.5
(31.634)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 6.8 5.1 6.0 8.9 8.6 8.6 5.5 5.8 6.0 7.4 7.1 6.2 82.0
湿度 85 78 73 75 73 73 73 74 76 81 84 84 77
平均月間日照時間 94 102 156 180 241 255 304 262 199 158 72 81 2,104
出典1:Servizio Meteorologico (humidity 1961–1990)[10][11][12]
出典2:Danish Meteorological Institute (sun, 1931–1960)[13]

歴史

古代

ヴェローナ円形闘技場

ヴェローナの歴史は先史時代に遡る。先史時代末期にはすでに集落が作られていた。ラエティー人、エトルリア人、ガリア人、ローマ人と交流があったことが出土品からわかっている。紀元前3世紀には共和政ローマとの同盟関係に入った。ガリア人のローマへの進攻、カルタゴとのカンナエの戦いにおいてはともにローマの同盟都市としてローマ側で戦った。また紀元前1世紀のゲルマン人、テウクニー族やキンブリー族との戦いにも参加した。

ヴェローナは紀元前1世紀頃には既に共和政ローマの支配下にあり、紀元前49年ムニキピウムの都市格を得た[14]。古代ローマの詩人カトゥルス前84年頃 - 前54年頃)によれば、紀元前1世紀にラテン植民市の都市格を得ていたとする説[14]もある。街の基軸通りのデクマヌス・マクシムス(現 Corso Porta Borsari)とカルド・マクシムス(現 Via Cappello)の交点には市民の集会所であるフォルム(現 エルベ広場)が、都市の入口にはボルサーリ門[15]レオーニ門[16]等が造られ現在でも残っている。また、ポストゥミア街道に建てられていたガビ門は隣接地に移設[17]され現在でもその姿を留めている。基軸通りを中心に碁盤の目状に造られた街路は現在でもヴェローナ旧市街の街路にその姿を見ることが出来る。その他に円形闘技場ローマ劇場などの基幹施設が建てられた。アディジェ川の渡河点であるヴェローナは、ローマと北方および東方属州への連絡点として、ポストゥミア街道クラウディア・アウグスタ街道ガリカ街道など[18]ローマ街道が交わる交通の要衝にあり、たびたびローマの覇権を争う戦いの舞台となった。例としてウェスパシアヌスウィテリウス (69年)、フィリップス・アラブスデキウス (249年)、コンスタンティヌス1世ルリキウス (312年) がある。ヴェローナはガッリエヌス帝によって築かれた城壁をもっており、ルリキウスはこれによって篭城したが、敗れた。ガッリエヌス帝は、ヴェローナをコロニア・アウグスタ・ヴェローナ・ノヴァ・ガッリエニアナと改名したことが凱旋門等の碑文から分かっている[19]。キリスト教の公認後、ヴェローナはゆっくりとキリスト教に改宗していった。その一方でたびたびアリウス派、シルミウスのフォティノス、エルウィディウスなど主要な異端の影響を受けた。正統教義を維持したのはサン・ゼノ聖堂(en)の司教であった。5世紀にはヴェローナは東ローマ帝国のかわりに蛮族の支配者をもつことになった。

中世初期

403年、西ゴート族の王アラリック1世はダルマティアからポー平原へ出て、ヴェローナに立てこもった。これは西ローマ帝国軍の司令官スティリコにより撃退されたが、452年、フン族の王アッティラが50万の軍勢を率いて、破壊を行いながらヴェローナの近くまで来襲した。軍勢の移動は教皇レオ1世と皇帝の使節により説得されて止まった。これにはレオ1世の説得の言葉と多額の貢納金が功を奏したと考えられる。帝国が東西に分裂した後、476年、ゴート人のオドアケルに西ローマ皇帝ロムルス・アウグストゥスは追放された。イタリア王を称したオドアケルはローマ式の統治を行い、社会は安定し、農業と経済に好影響を与えた。しかしオドアケルの統治は東ゴート族の王テオドリックによって終わった。オドアケルはヴェローナを要塞化し、ヴェローナでテオドリックと戦った(ヴェローナの戦い (489年))。しかし敗れてラヴェンナへ敗走、のちに殺害された。

テオドリックはヴェローナに軍隊を集め、自らも好んで滞在した。このためヴェローナは事実上の都の様相を見せた。テオドリックはまたゲルマン人の来寇により破壊されたヴェローナの城壁を修復した。東ローマ帝国に敗れ、東ゴート王国が滅びるとヴェローナは東ローマ帝国の版図に入ったが、その時期は短く、6世紀半ばに終わった。568年、ランゴバルト族の王アルボイノはヴェローナ、ラヴェンナ、イタリアの他の都市に進攻した。ランゴバルト族は数年の間、街や教会を破壊し、掠奪や殺戮を行ったが、キリスト教に改宗して穏やかな態度を取るように変化した。774年、シャルルマーニュはヴェローナでランゴバルトの最後の王デジデリウスを破り、ランゴバルト王国を滅ぼした。のちにヴェローナに葬られる、シャルルマーニュの息子ピピンは、ヴェローナに発展の基盤をもたらすことになった。教会に寄進がなされ、記念のためにサン・ゼノ聖堂が建てられた。カロリング朝の没落はヴェローナの非イタリア人支配の時代の終わりの始まりを告げることになる。ヴェローナはバイエルン辺境伯、次いでケルンテン辺境伯(ケルンテンは現オーストリア西部)の領地になった。この時期、中世初期イタリアを代表する学者である司教ラテリウスが、たびたび領主代理と市の関係が悪化するたびに登場している。950年、ヴェローナ辺境伯領が設けられ、サンボニフィチオ家がはじめて史料に現れる。961年、ドイツとイタリアが一つの王冠のもとに結ばれると、ヴェローナは、サン・ゼノ修道院長のもと、ドイツ人の王が滞在する唯一のイタリア都市となった。イタリア統治のための議会や協定が数々ヴェローナで行われた。

中世盛期からルネサンス

ジュリエットの銅像(左)とバルコニー

1117年にヴェローナ近郊を震央とするM6.9の地震イタリア語版が発生した。この地震によって全体で約3万人が死亡、ヴェローナでは円形闘技場や聖堂・教会などほぼすべての建築物がダメージを受け、ロマネスク様式以前の建築物イタリア語版がほぼ一掃された。

1136年、ヴェローナは都市特許状を得、コムーネとなった。封建時代のヴェローナは寡頭制を取り、幾つかの有力な貴族によって統治されていた。13世紀には、神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世の協力を得て、パドヴァヴィチェンツァトレントを征服した。13世紀以降のローマ教皇と皇帝の争いでは、ヴェローナの支配者はエッチェリーノ3世・ダ・ロマーノのように概して皇帝派(ギベリン)についた。ヴェローナの支配者はスカリジェリ家(デッラ・スカラ家)、ヴィスコンティ家、パドヴァのカッラーラ家と変わっていき、ヴェローナの支配層の間には憎しみを帯びた熾烈な闘争があった。その模様はシェイクスピアの戯曲の中にも描かれている。パドヴァのカッラーラ家はヴェローナの同盟者のひとりであったが、1402年にヴィスコンティが死ぬと、ヴェローナの支配権を手中に納めた。しかし3年後にはカッラーラ家は滅び、ヴェローナとパドヴァの両方を失うことになった。おそらくはカッラーラ家とともに、ヴェローナを蔽った闘争の時代は終わったのであろう。

1405年にヴェローナはヴェネツィア共和国の支配下に入った。ルネサンス期のヴェローナは商業また文化の中心として発展した。この世紀における人口には振幅が激しく、1511年に38,000人だった人口は1512年には25,000人に減少し、1526年には55,000人に上るが、1530年にはペストのため20,000人に減少している。数多くの学校が生まれ、ヨーロッパ規模の文化的な活動が展開された。ヴェネツィア共和国の支配は、1797年の共和国の終焉まで続いた。

近現代

ナポレオン・ボナパルトがイタリアに進攻し、ヴェネツィア共和国が滅びると、ヴェローナはフランスの支配下におかれることになった。 1797年よりオーストリア領となり、ウィーン体制下でもオーストリアの支配が続いた。1822年にはこの都市で五国同盟の会議が開催され、スペイン立憲革命に対する軍事介入が確認された。(イギリスは反対。)1866年イタリア王国領となった。

行政

行政区画

ヴェローナの行政区画

クアルティエーレとフラツィオーネ

市街地ではクアルティエーレ(quartiere、区)、郊外ではフラツィオーネ(分離集落)の、あわせて23の地区(zone amministrative)に分けられる。

行政区

ヴェローナ市は、以下の8つの行政区(Circoscrizione)に分けられている。

  • Circoscrizione 1: Città Antica, Veronetta, Cittadella, San Zeno
  • Circoscrizione 2: Borgo Trento, Avesa, Quinzano, Parona, Valdonega, P.te Crencano
  • Circoscrizione 3: Borgo Milano, Stadio, Chievo, San Massimo, Basson, Borgo Nuovo, Saval
  • Circoscrizione 4: Santa Lucia, Golosine, Madonna di Dossobuono
  • Circoscrizione 5: Borgo Roma, Cadidavid
  • Circoscrizione 6: Borgo Venezia, Borgo Trieste, San Felice
  • Circoscrizione 7: Porto San Pancrazio, San Michele Extra, Madonna di Campagna
  • Circoscrizione 8: Montorio, Mizzole, Quinto, Poiano, Marzana, S. Maria in Stelle

文化・観光

Castel San Pietroより

ヴェローナ市街

エルベ広場シニョーリ広場を中心とする旧市街一帯は、世界遺産に「ヴェローナ市街」として登録されている。 中世の町並みにローマ遺跡が残り、ヴェローナ円形闘技場が代表格である。この円形闘技場では毎年7月~9月にかけ野外オペラアレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭)が上演される。 また、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の舞台であり、映画や舞台でおなじみのバルコニーは観光名所となっている。ここは「ジュリエッタの家イタリア語版」と呼ばれており、館内には当時の家具や日用品が展示されている。前庭にはジュリエッタの像もある。

他にはカステルヴェッキオ (ベローナ)英語版、スカラ家の廟(英語版)、ジュリエッタの墓、ローマ劇場、考古学博物館(イタリア語版)などがある。

主な観光名所

アレーナ

ベローナで最も有名な観光名所は、古代ローマ時代の円形闘技場である。1世紀に建設され、約3万人を収容できた。現在は夏季にオペラの野外公演などが行われている[20]

ジュリエットの家

シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』のヒロイン、ジュリエットのモデルとされる実在の女性が暮らしていたとされる建物。13世紀頃に建てられたゴシック様式の建物で、中庭にはジュリエットの銅像がある。

エルベ広場

中世から市の中心となってきた広場で、周囲には歴史的建造物が立ち並ぶ。広場の中央には、ヴェローナ出身の詩人ダンテ・アリギエーリの銅像がある。

スカリジェーリ城

14世紀、スカリジェーリ家の権力の象徴として建設された城。アディジェ川を見下ろす小高い丘の上に位置し、赤レンガ造りの威容を誇る。

スポーツ

サッカー

古豪エラス・ヴェローナFCと、ACキエーヴォ・ヴェローナが、小規模のクラブながら同じ地域に2つのサッカークラブが存在する。スタジアムは両チームともスタディオ・マルカントニオ・ベンテゴディを使用している。

1903年に創設されたエラス・ヴェローナは、昇格と降格を繰り返しているが、1984-1985シーズンにセリエA優勝を果たしている。

1929年に創設されたキエーヴォ・ヴェローナは、2000年代まではセリエBより下のカテゴリーで活動していたが、それ以降はセリエAに定着し、2004-2005シーズンにおいてUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得するなどの好成績を挙げた[21]

自転車

1999年と2004年の2回に渡って自転車ロードレース世界選手権が開催されている。

姉妹都市

以下の都市と姉妹都市協定を結んでいる。

長浜に工場、ヴェローナに販売会社を持つキヤノンの仲介により、1988年より交流を開始。

交通

道路

高速道路

空港

ヴェローナ・ヴィッラフランカ空港が市街の約12km南西にある。空港の主要部はヴィッラフランカ・ディ・ヴェローナにあり、敷地の一部がヴェローナ市域に含まれる。

鉄道

人物

著名な出身者

脚注

※この記事は、イタリア語版からの翻訳文を含み、「履歴」の補足があります。
  1. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Resident population on 1st January : Lombardia” (英語). 2022年4月18日閲覧。左側メニューのPopulation and Households > Population > Resident population on 1st January > Regions and municipalities より州を選択
  2. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Popolazione residente - Verona (dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年3月29日閲覧。
  3. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Superficie territoriale (Kmq) - Verona (dettaglio comunale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年3月4日閲覧。
  4. ^ 亀長洋子『イタリアの中世都市』山川出版社、2011年、19頁。ISBN 978-4-634-34944-5 
  5. ^ 大矢麻里『イタリアの小さな工房めぐり』新潮社、2015年、89頁。 ISBN 978-4-10-602260-9 
  6. ^ DiPI Online - Dizionario di Pronuncia Italiana”. 2013年3月29日閲覧。
  7. ^ ベローナ”. 世界大百科事典 第2版. コトバンク. 2012年3月29日閲覧。
  8. ^ ベローナ”. デジタル大辞泉. コトバンク. 2012年3月29日閲覧。
  9. ^ google map”. 2013年3月29日閲覧。
  10. ^ Verona/Villafranca (VR)”. Atlante climatico. Servizio Meteorologico. 2014年12月11日閲覧。
  11. ^ STAZIONE 090-VERONA VILLAFRANCA: medie mensili periodo 61 - 90”. Servizio Meteorologico. 2014年12月5日閲覧。
  12. ^ Verona Villafranca: Record mensili dal 1946” (Italian). Servizio Meteorologico dell’Aeronautica Militare. 2014年12月11日閲覧。
  13. ^ Italien - Verona” (Danish). Climate Data for Selected Stations (1931-1960). Danish Meteorological Institute. p. 148. 2013年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月7日閲覧。
  14. ^ a b Roman Cities, 著者: Pierre Grimal、G. Michael Woloch, p280 https://books.google.co.jp/books?id=polg8REJ7bAC&pg=PA280&lpg=PA280
  15. ^ Comune di Verona, porta Borsari (Borsari Gate) http://www.turismoverona.eu/nqcontent.cfm?a_id=35663
  16. ^ Comune di Verona, porta Leoni (Lions gate) http://www.turismoverona.eu/nqcontent.cfm?a_id=35891
  17. ^ Comune di Verona, Arco dei Gavi (Gavi's arch) http://www.turismoverona.eu/nqcontent.cfm?a_id=35662
  18. ^ veronissima.com, Roman Verona http://www.veronissima.com/sito_inglese/html/tour-didactic-roman-verona.html
  19. ^ University of St. Andrews, Mark Humphries, Zeno and Gallienus, Two Gentlemen of Verona http://www.ucd.ie/cai/classics-ireland/1997/Humphries97.html
  20. ^ 狂熱のヴェローナ 野外オペラの楽しみ方 | イタリア旅行専門店トゥッタ・イタリア”. 2024年5月19日閲覧。
  21. ^ キエーボ、チャンピオンズリーグで“ミラクル”なるか
  22. ^ 姉妹(友好)提携情報”. 自治体国際化協会. 2012年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年3月29日閲覧。
  23. ^ 姉妹都市ヴェローナ市”. 長浜市. 2013年3月29日閲覧。

関連項目

外部リンク

公式
観光
  • Arena di Verona - 野外オペラの案内 (イタリア語)(英語)
  • Veronissima - ヴェローナ観光情報 (イタリア語)(英語)(日本語)
  • Verona.com - ヴェローナガイド (イタリア語)(英語)(ドイツ語)

ヴェローナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/10 17:00 UTC 版)

ロミオVSジュリエット」の記事における「ヴェローナ」の解説

大公エスカラスが400年渡って治める国。ヴァンパイアとの攻防歴史長く、その発端建国同様にハッキリていない程に古い。ヴァンパイアハンター達が所属する教会働きによってなんと襲撃凌いでいるような状態で、他国との交易にも手が回らない鎖国状態であり、銃火器以外の文明周辺国より大きく遅れてしまっている。ヴァンパイア恐れ日没後の国内人々行き交いはほぼ皆無で、一部歓楽街があるのみ。 ロレンス=グロブス(Lawrence Globus) 声 - 羽多野渉 教会纏め役で、歴戦ハンター主人公恩師寡黙冷静沈着愛煙家仕事人間教会内の執務室デスクには、いつも書類がうず高く積まれている。エスカラスからの信頼厚く教会についてはほぼ全権委ねられている。左目を傷付けられながらもヴァンパイア撃破した逸話を持つ猛者だが、その際義理の姉リリーその他の項目参照)を亡くし、現在は天涯孤独武器マニアでもある。 「VS」同様に「&」でも引き続き教会纏め役ではあるが、教会の役割大きく変わった事で、更に多忙極めている。その上口下手ありながら演劇上演にも駆り出されてしまい、どうにか逃げられないかと頭を悩ませるうになるパリス=ヴェロナ(Paris Verona) 声 - 木村良平 大公最有力後継者候補主人公婚約者表向きはエスカラスの甥とされているが、実際はエスカラスの弟の子孫で、現ヴェロナ家唯一の男子「VS」冒頭主人公との縁談持ち上がるが、嫁入りよりもキャピュレット領を自分護る事が夢だった主人公にとっては、家格上ほぼ断る権利がなかったのもあって、悩みの種になってしまう。柔和な言動有能さ備え飛び級してハンターとなった以降第一線名を馳せており、周囲人望は厚い。だがその実過去トラウマからヴァンパイア嬲り殺す事に生きがい感じ人間誰一人として信じられないという歪んだ内面貴公子仮面徹底的に隠す、亜麻色の髪に緑の瞳青年。 「&」では「VS」時の功績認められ正式な次期大公として、エスカラスの補佐しながら引き継ぎ受けている。その為、不仲な実父が住む実家屋敷ではなく、エスカラスの屋敷暮らしている。しかし主人公との婚約話は、領主業に専念したいと主人公がエスカラスへ願い出た事で、破談とされている。 エスカラス=ヴェロナ(Escalus Verona) 声 - 井上和彦 ヴァンパイア人間ハーフのヴェローナ大公。 前大公の父とヴァンパイアの母との間に生まれ即位後に成長止まってから400年間もヴェローナの指導者務めてきた人物ヴァンパイア特徴である驚異的身体能力はないものの不老長寿で病に罹らず、ずっと温和な美青年然とした姿のまま生きてきた。だが端々老人発言目立ち政治面以外の事はやや忘れっぽくなってもいるので、自他共におじいちゃん扱いされている。鎖国状態のヴェローナが他国より大きく遅れている事に危機感抱き主因であるヴァンパイア脅威取り除こうと、融和賛成派筆頭ヴァンパイアのベンヴォーリオ(ヴァンパイアの項目参照)と協力して融和政策打ち出した100年前一度だけ迎えた妻・ロザラインとの間に子供はなかったので、パリスを甥として非常に可愛がっているが、その鋭さ老獪さでパリスにはやや苦手がられている。普段朗ら且つ気さくでやや情けないが、一度決めた事は笑顔ゴリ押し・どんな手段使って貫き通すという遣り手柔らかな癖っ毛で、琥珀色の瞳の右目にだけ片眼鏡をいつも手にしている。ティースタンドを使っての、サイドメニュー豊富なお茶会お気に入り。 「&」では第三国マンチュアがヴァンパイア人間の仲を再び裂き、ヴェローナが力を削がれた所を属国化しよう狙っているのに対抗しようと、演劇上演文化レベルヴァンパイアとの結束アピールするよう提案するウィリアム=シェイクスピアWilliam Shakespeare) 声 - 小野友樹 医師であり薬師。エスカラスとベンヴォーリオの友人。 ヴェローナの街に薬局店を構えながらも、教会救急医師やへの出入りもしている優男。面倒が多いという点からヴァンパイア人間ハーフであるのは、人間達には隠している。何事も研究第一で、医師薬師をするのはその資金稼ぎの為らしく、時折客に怪し振る舞って勝手に被験者にしていたりもする模様狭間の川掛かる程近い小屋を、研究所自宅にしている。匂い整頓をいつも気に掛ける几帳面な性格長い金髪に金の目を持つ美形。 「&」では人間ヴァンパイアとも診られる数少ない医師として多忙極めていたが、その知性見込まれ演劇上演脚本執筆する羽目になる。“ロミオとジュリエット”を書き上げた後は、そのまま演出舞台装置監修担当。 ティボルト=キャピュレット(Tybalt Capulet) 声 - 細谷佳正 主人公次にキュピュレット領後継者を持つ、従弟主人公叔母イザベルその他の項目参照)の息子主人公の両親死後イザベル同居した事から主人公とは実の姉弟同然に育ったので、主人公を『姉さん』と呼ぶ。しかしティボルト自身は、かなり昔から主人公恋慕っており、屋敷の者達にはほぼ周知の事実感情激しく勉強や本嫌いと子供っぽくはあるが、正直者天真爛漫、情に厚い。主人公教会入っていた3年間は、イザベルキャピュレット領を治めるのを補佐してきた為、主人公よりはダンスなど貴族としての教養通じている。ヴァイオリンは好きで、腕前かなりのもの。金髪碧眼整ったやや可愛らしい顔立ちだが、主人公への恋心から子供年下扱いを嫌う。 「&」では融和政策ゴタゴタ心身共に成長し理想的な貴族領主になりつつある。それを見込まれ演劇上演にも参加するが、かつて一悶着あったマキューシオと接するのは複雑な心境

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「ヴェローナ」を含む「ロミオVSジュリエット」の記事については、「ロミオVSジュリエット」の概要を参照ください。

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  • ヴェローナはアディジェ河岸にある
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