賛成派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 10:56 UTC 版)
大久保博元(現役時代途中で消極的肯定派から否定派に転向) 大久保はセ・リーグのDH制導入に賛成している。その理由として「投手は打つ練習なんかやってる暇は無かったので、投手が打席に立たなくても良いDH制には選手を育てるという意味において本当に助かった」と楽天二軍監督時代の経験に基づき語っている。また「DH制があると代打などでどんどん野手が打席に立てる」「肩が痛くて守れない子も振るのが大丈夫なら打席に立たせることができる」と利点を挙げている。西武の選手時代は日本シリーズのDH制なしの試合においてバントでもできれば役に立つということで投手が打席に立つことに対して肯定的であったが、結局中継ぎには代打を出されるのを目の当たりにしたため投手が打席に立つこと、投手が打撃練習をすることを否定する立場に転じた。 清水直行 自身の大学入学後の1994年秋季から自身の出身大学の日本大学の所属する東都大学野球連盟がDH制を導入しており、大学時代に既にDH制なしDH制ありのルール両方を経験したことを踏まえつつ、セ・リーグには今後あっても良いと肯定している。その上で、野球選手の発達途上においては様々な役割・ポジションを経験すべきだと主張しており、高卒1年目の若手などがいきなりDH専門になるという話はまだ(2022年6月時点)考えられないのではないか私見を述べている。また、DH制なしにおいて投手が打つ気無しで打席に立つぐらいなら申告敬遠ならぬ「申告三振」で良いのではないか、投手が勝負の打席で振っている1打席は負担どうこうという問題ではなく悪くないことではないか、との考えを示している
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