デクマヌス・マクシムスとは? わかりやすく解説

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デクマヌス・マクシムス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/17 06:30 UTC 版)

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1:フォルム, 2:カルド・マクシムス, 3:デクマヌス・マクシムス (※ 図の上を北とする)

デクマヌス・マクシムスラテン語: Decumanus Maximus)は、古代ローマ都市の中心部を東西に貫く基幹道路[1]のことを指す。カストラコロニアなどでは、デクマヌス・マクシムスの敵に近い方向の市街地境界の門をプラエトリア門、反対側の門をデクマナ門と呼ぶこともあった。「デクマヌス」は、「デクマーヌス」[2]とも表記する。

都市の中心付近で、南北方向の基幹道路であるカルド・マクシムス[1]と交差しており、フォルム(公共広場)がその付近に造られることが多かった。

また、東西の通りのことを単にデクマヌスとも呼んでいた。

関連項目

参考文献

  1. ^ a b アルベルト・アンジェラ著 ローマ帝国1万5千キロの旅 p.483 ISBN 978-4-309-22589-0
  2. ^ 亀長洋子 『イタリアの中世都市』 山川出版社2011年、5頁。ISBN 978-4-634-34944-5



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