都市の城壁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 05:01 UTC 版)
「ニコポリス・アド・イストルム」の記事における「都市の城壁」の解説
都市計画は方格設計に従って行われた。都市には、都市の中心部を東西に貫く基幹道路のデクマヌス・マクシムスと都市の中心部を南北に貫く基幹道路のカルド・マクシムスを交差させる典型的なローマ時代の四角いレイアウトが用いられている。 豊かな建築と彫刻は、小アジアの古代の町と類似している。 都市は、後の都市の拡張に伴って追加で造られた複数の通水溝と高い城壁によって防衛されていた。城壁は正方形の市街区域を囲み、両側に城門 (Porta) があった。4つの城門のうち、西側の城門が (opus quadratum と呼ばれる技術で造られた) 2つの門が互いに背後に連なるような造りがされている正門であった。門の外側には2門の木戸があり、門の内側には落とし戸 (Cataracta) があった。 都市の北側には陶器の工房があった。
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