舞台機構
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舞台機構(ぶたいきこう)とは、主にホール・劇場などの舞台部分に設置されている手動・電動・油圧などにより作動させる演出効果用の機器類の総称。
緞帳や反響板、廻り舞台、迫り、移動床などの他、各種幕類などの吊り物を吊る美術バトン、舞台照明器具を吊るサスバトンや、それを操作するための綱元、操作盤などがこれに当たる。個々の舞台照明機器や舞台音響機器などは、それぞれ深く関連しているが通常は舞台機構に含めない。
ホール・劇場に常設されているものと、催事の演目内容に合わせて特化され、専用に製作されるものがある。
関連項目
舞台装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 07:35 UTC 版)
花道 役者が入退場する舞台から鳥屋への道。 ここで役者は見得を切ったり、スッポンから出てきたりする。 鳥屋 場内と入り口の間にある役者が花道を通り入場する際の出番待ちの場所。 場内側に掛けられている揚幕にはのぞき穴が作られている。 入場の際には、勢いよく揚幕が開かれ、付けられている輪が音を立てたそのタイミングで屋号の掛け声が掛かる。 仮花道 切穴(スッポン) 花道の舞台近くにある役者がせり出してくる場所。 4人ほどの人間により上げ下げを行う。 奈落 舞台の地下部分。廻り舞台の廻しやスッポン、セリのあげるからくりがある。 また花道の斜め下に位置する道があり、役者はそこを使用して鳥屋に向かう。 廻り舞台 場面転換などのために舞台が円形状に切られており、その部分が回るようになっている。 舞台下の奈落では4人の人間により廻されている。 迫り(せり、セリ) 廻り舞台にある役者がせり出してくる場所。 6人ほどの人間により上げ下げを行う。 かけすじ:(#平成の大改修の項を参照。) 役者を宙吊りするの為の装置。 花道の上に設置されており、人間の手で移動させる。 宙吊り用に縄を使用するのを警察の指導によりワイヤーへ替える事となり、現在はワイヤーを使用している。このワイヤーのためのモーターが舞台装置の中で電動化されている唯一の箇所である。 空井戸 舞台と花道の交差場所の角にある役者がせり出してくる場所で、井戸などに使用される。 明かり窓 場内の明かりを調整するのに使用され、これも手動。 顔見世提灯 公演時の各出演者の屋号の家紋が入った提灯がブドウ棚の舞台寄りに吊られている。 ブドウ棚:(#平成の大改修の項を参照。) 天井部に格子状に組まれた竹を荒縄で留めたもの。 演出として花吹雪などを舞台と共に観客側にも降らせる事が出来る。 舞台の上にはあるところは多いが、客席の上にもあるのは珍しい。 御囃子部屋 鳴物連中が演奏を行う場所。 観客側との仕切りは暗幕となっていたが、平成の大改修の際に浄瑠璃部分とともに壁で仕切られた。
※この「舞台装置」の解説は、「旧金毘羅大芝居」の解説の一部です。
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「舞台装置」の例文・使い方・用例・文例
- 庭[舞台装置]を設計する.
- 舞台装置といい, 衣装といい, すべてがオペラの音楽とみごとに照応していた.
- 舞台装置に関して
- 舞台装置は、むしろ事務的に設計された
- 舞台または舞台装置の、あるいは、舞台または舞台装置に関する
- 見られるべきではないステージの部分に対する観衆の視点を妨害するのに用いられる舞台装置
- 特定の場所を連想させるための、塗装された舞台装置の構成物
- 舞台装置の部分としてそれだけで立っている道具立ての1つ
- 舞台装置や他の小道具から構成される演出で、劇の演じられる場所を特定するために使用される
- 舞台上演において舞台装置を動かし、小道具を扱う作業班
- (聴衆には見えない)ステージの上の空間で、舞台装置(緞帳)を格納するのに使用される
- 移動舞台という舞台装置
- 舞台装置のうち,役者が手にとらないもの
- 強盗返しという,舞台装置
- 手前に置く舞台装置
- 舞台装置
- 能楽の舞台装置としての作り物
- 舞台装置の見取り図
- スクリーンセットという舞台装置
- テレビで,舞台装置を組んで舞台衣装はつけずに行う下稽古
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