スッポンとは? わかりやすく解説

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すっぽん【×鼈】

読み方:すっぽん

カメ目スッポン科爬虫(はちゅう)類。淡水産カメ甲長35センチ。甲はほぼ円形軟らかく、暗青灰色。くびが長く、吻(ふん)部は管状。あごの力が強く、よくかみつく北海道を除く日本各地朝鮮半島中国インドシナ北部河川にすむ。食用民間薬用にする。かわがめ。どろがめ。まる。

歌舞伎劇場で、本花道七三(しちさん)にある方形切り穴床板上下し多く妖怪変化などに扮(ふん)した役者出入り使用される

和船船底くみ取るためのポンプ


スッポン

作者大道珠貴

収載図書
出版社文藝春秋
刊行年月2002.10

収載図書
出版社文藝春秋
刊行年月2005.5
シリーズ名文春文庫


スッポン

作者田口ランディ

収載図書短篇ベストコレクション現代小説 2006
出版社徳間書店
刊行年月2006.6
シリーズ名徳間文庫


読み方:スッポン(suppon)

スッポン科属すカメ総称


スッポン

読み方:すっぽん

  1. 花道七三にある切穴きりあな)のこと。『千代萩』の仁木(につき)がここから現れる。〔歌舞伎
  2. 花道切穴

分類 歌舞伎演劇

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読み方:スッポン(suppon)

作者 林芙美子

初出 昭和12年

ジャンル 小説


スッポン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/27 13:39 UTC 版)

スッポン(鼈・龞・鱉、丸魚、Pelodiscus japonicus[1])は、爬虫綱カメ目スッポン科スッポン属に分類されるカメ。「キョクトウスッポン」「アジアスッポン」「ヒガシアジアスッポン」の名で呼ばれることもある。


  1. ^ a b 日本産爬虫両生類標準和名リスト(2024年3月11日版)”. 2024年6月19日閲覧。
  2. ^ a b c 岡本 卓、竹内 寛彦、鈴木大「2013年以降の日本産爬虫類の分類の変更および関連する話について」『爬虫両棲類学会報』第2019巻第2号、日本爬虫両棲類学会、202-207、2019-11頁。 
  3. ^ 肉類/<その他>/すっぽん/肉/生 - 一般成分-無機質-ビタミン類-アミノ酸-脂肪酸-炭水化物-有機酸等”. 食品成分データベース. 文部科学省. 2021年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月12日閲覧。
  4. ^ a b スッポン”. e食材辞典. 第一三共株式会社. 2021年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月12日閲覧。
  5. ^ a b c “日本で初めてスッポンの養殖を開始。カレーやサプリなど新商品を次々と開発”. しんきん経営情報-トップインタビュー (ダイヤモンド・オンライン). (2021年10月1日). オリジナルの2021年9月30日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210930234439/https://diamond.jp/articles/-/283064 
  6. ^ 伊庭, 功「粟津湖底遺跡の発掘調査(湖底に沈んだ縄文時代中期の貝塚)」『滋賀考古』第5号、1990年、50-51頁。 
  7. ^ a b 新美倫子「鳥獣類相の変遷」『縄文時代の考古学4 人と動物の関わりあい』(同成社、2010年)、pp.146 - 147
  8. ^ 樋泉岳二「漁撈活動の変遷」西本豊弘編『人と動物の日本史1 動物の考古学』(吉川弘文館、2008年)、p.143
  9. ^ 楊貴妃も愛した?!旬の「スッポン」”. 一般財団法人 日本educe食育総合研究所. 2021年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月11日閲覧。
  10. ^ “名料理を新たに登録/スッポン丸煮、チョウザメ冷製煮物など”. 朝鮮新報. (2021年6月7日). オリジナルの2021年12月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20211212010512/https://www.chosonsinbo.com/jp/2021/06/07-33/ 
  11. ^ 土別甲 生薬学術情報”. 伝統医薬データベース. 富山大学和漢医薬学総合研究所. 2021年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月12日閲覧。
  12. ^ a b 相田洋『中国生活図譜 : 末の絵入雑誌『点石斎画報』で読む庶民の“くらし”』集広舎、2024年、114頁。ISBN 9784867350423 
  13. ^ a b 京極夏彦他編著『北斎妖怪百景』国書刊行会、2004年、131頁。ISBN 978-4-336-04636-9 
  14. ^ 村上健司編著『妖怪事典』毎日新聞社、2000年、198頁。ISBN 978-4-620-31428-0 
  15. ^ a b 水木しげる妖鬼化』 2巻、Softgarage、2004年、84頁。ISBN 978-4-86133-005-6 
  16. ^ 江馬務『日本妖怪変化史』中央公論新社中公文庫〉、1976年、37頁。ISBN 978-4-12-200349-1 


「スッポン」の続きの解説一覧

スッポン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/08 15:24 UTC 版)

精力剤」の記事における「スッポン」の解説

古代中国では階級者たちの食膳として用いられ古くから滋養強壮疲労回復効果謳われてきた。亜鉛カリウム、、セレンリンマンガンなどミネラル類を多く含む。

※この「スッポン」の解説は、「精力剤」の解説の一部です。
「スッポン」を含む「精力剤」の記事については、「精力剤」の概要を参照ください。

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スッポン

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 04:52 UTC 版)

名詞

すっぽん【鼇、

  1. 爬虫綱カメ目スッポン科属す総称
  2. 爬虫綱カメ目スッポン科キョクトウスッポン属に分類される亀。
  3. 食いついて離れないものの比喩
  4. 歌舞伎劇場七三にある切り穴
  5. 和船船底淦水汲み取るための水鉄砲式のポンプ
  6. (スッポン)排水設備詰まり直すために用い清掃用具俗称ラバーカップのこと。

関連語

翻訳


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