主人公の両親
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 14:31 UTC 版)
レオン・エウゼビオ 第63代フロンテーラ惣領。サラディナーサの最愛の父。独眼の黒獅子/アンダルシアの黒獅子と呼ばれる。コンデス・パラシオの三男であり、長兄・次兄ともに優れた人物だったので、本来は家督相続には無縁であるとして、母・姉に盛大に甘やかされ、我儘いっぱいに育った(本人談)。気性の激しさは生来のものである。1546年生の蠍座B型(星座からは、サラディナーサ誕生時は満14歳と思われるが、作中では妻であるマリア・ルイーサの妊娠発覚時、「俺は15になったばかりだった」とある)。 13歳の時、スペイン王フェリペ2世の命により、17歳のマリア・ルイーサと政略結婚。始まりは政略結婚ではあったが、相愛になった。ルイーサが命と引き換えに生んだサラディナーサを溺愛している。 最終的に公爵位を放棄し、スペインからの離脱を宣言するが、フェリペ2世に捕らえられ、獄に入れられる。マシューの手によって脱獄し、王の執務室へ乗り込みフェリペ2世と刺し違えようとしたところを衛兵に撃たれ、止めを刺される前に自決する。独眼設定は、作者が当時「独眼竜政宗」を見ていた為。 マリア・ルイーサ・アンナ・シャルロッテ サラディナーサの母。ハプスブルク家の姫(架空の人物)で、神聖ローマ皇帝とスペイン王を従兄に持つ「箱入りのお姫様」。スペイン王家の政略の駒となる為、幼少時にドイツからスペインに移された薄幸の佳人。1542年生の蟹座O型。 フェリペ2世の従妹で愛人だったが、彼の政略(フロンテーラ一族を王家に取り込む)によりレオンに嫁ぎ、サラディナーサを産む。レオンに対し「わたくしが自分自身で選んだただ一人の方」と言い残して死去する。レオンの最愛の妻にして、初恋の女性。 作中ではドン・ファンの初恋の相手でもある。
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