主人公の一行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/04 07:41 UTC 版)
ペッパー 主人公。左頬に傷跡のある若い男。「ハンガー・タウン」随一の評価をもつ賞金稼ぎ。 記憶喪失であり、自分の過去に関する記憶を完全に失っている。唯一の手がかりといえる所持品の拳銃ペッパーボックスから、「ペッパー」と名乗っている。正体不明の男ゴールドと出会った事により、失われた記憶を取り戻すための旅に出る。 コルト・SAAをメインで使用。偶然か無意識か、愛馬に「キング」と命名している。 彫刻銃「リード・ナックル・ダスター」(ペッパーボックス)を所持。この銃は実弾の射撃に使用されている。 ゴールド 主人公の相棒となる伊達男。ハンガー・タウンにやって来た凄腕の賞金稼ぎだが素性は不明。 ペッパーにキャシディ一味と彫刻銃の関係を教え、記憶を取り戻す旅に出るきっかけを作った。自身の目的は彫刻銃の蒐集という事にしているが、ペッパーが追い詰めたキャシディの残党を、偶然を装って次々と抹殺していく。 エンフィールド・リボルバーを愛用。上着の肩章と下襟、帽子のリボンは飾り模様のある物で、襞胸のYシャツにベストを着用と、洒落者ぶりを見せる。ペッパー曰く「ヤケに金ピカの服着てる奴」。酒が飲めずミルクを愛飲する。 彫刻銃「コルト・ウォーカー(英語版)」を所持。 正体はキャシディ一味のクラウン。 その経歴は、20年前のエル・エラミス襲撃事件で生き残った事から始まる(当時7歳)。復讐のために襲撃者「DEBIL」の面々を探しつづけ、11歳の時にキャシディを発見して、その仲間に潜り込む。以後の通称は「クラウン」。15年前(当時12歳)のレスリー一家虐殺に関しては、見張り役程度での参加であり、キングの存在はほとんど覚えていないとの事。 エル・エラミスの経緯から財宝の件を知っており、復讐のためビル・キャシディを暗殺し、キャシディの持つ彫刻銃「コルト・M1877(英語版)」を密かに所持している。 アーシュラ・シモンズ。 「ダオバブ」の町長の娘。故郷を捨てて、ペッパーたちに同行する。 13年前に「ドラゴンズ・ウェル」の街を襲撃した事件の犯人である「キャシディ一味」に復讐を誓う。そもそもダオバブの街自体が、キャシディ一味をおびき寄せる為にドラゴンズ・ウェルの跡地に再建された、一種の壮大な罠である。 マッド・ドクとビッグ・ラストンの抹殺に成功し、その賞金を山分けして街の住人が解散した後も、キャシディ一味の壊滅のために復讐行を続ける。 ダオバブの前身であるドラゴンズ・ウェルの街だが、実は更に過去にさかのぼれば「エル・エラミス」の街であった。 強盗団「DEBIL」の一員だったレスリーは、奪った財宝をその跡地に隠している。ゴールドおよびエミリーの探している財宝(の一部である宝石)は、幼少期に見つけたアーシュラが、そうとは知らずガラス玉という認識で常に所持していた。
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