正統教義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 15:23 UTC 版)
正統教義(せいとうきょうぎ、英語: orthodoxy)・正統主義(せいとうしゅぎ)とは、異端(Heresy)の対義語である。
注釈
- ^ 正教会では多くの場合、「信経」(しんけい)といえばすなわち「ニケア・コンスタンチノポリス信経」のことを指す。「使徒信条」は西方教会の信条であり、東方教会では用いない[1]。
- ^ 「アタナシオス信条」は、実際には聖アタナシオスの真作ではないと推定されている。近年の聖公会では「歴史的文書」として祈祷書の付録に記すのみで、教会では用いなくなった[2]。また、東方教会では用いない。
- ^ 「福音主義」という語は、近現代のいわゆる「福音派」ではなく、16世紀宗教改革の時代に主流派プロテスタントとして確立し、それ以来の伝統を持つ、ルター派および改革派(カルヴァン主義)の教会を指す語としても用いられるので注意。ドイツ語では前者のいわゆる福音派は“evangelikal”、後者の伝統的プロテスタントは“evangelisch”, “Evangelische Kirche”と訳し分ける。詳細は「福音主義」および「福音主義教会」を参照。
出典
- ^ “東方正教会の基本信条”. 2021年8月23日閲覧。
- ^ 『日本聖公会 祈祷書』《1990年版》 日本聖公会管区事務所、1991年、925-931頁。
- ^ “敬虔主義(読み)けいけんしゅぎ - コトバンク”. 2021年8月23日閲覧。
[続きの解説]
- 正統教義のページへのリンク