コンベア440とは? わかりやすく解説

コンベア440

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/24 04:59 UTC 版)

Convair-440
要目一覧
運航乗員 2
乗客 50(最大)
初飛行日 1955年10月6日
全長 24.84m
全幅 32,12m
高さ 8.58m
翼面積 85.5 m2
エンジン プラット・アンド・ホイットニーR-2800-CB-16双発
推進力 1,864 kW (2,500 hp)X2
機体重量 14.200 kg
最大離陸重量 22.540 kg
最大速度 504 km/h
巡航速度 465 km/h
航続距離 2800km
総生産数 153機

コンベア440(Convair 440もしくはCV-440)は、アメリカ合衆国コンベア社が開発したレシプロ双発旅客機である。

概要

コンベア340のストレッチ型であり、胴体をさらに0.83m延長した機体である。また他にもエンジンの強化や気象レーダの搭載など多岐にわたって改良されている。そのため、コンベア240の一連のシリーズとしてコンベア240/340/440といった呼ばれかたをする場合もある。またそれぞれをターボプロップ化したコンベア580/600/640もある。全部で153機が生産された。また愛称をメトロポリタン(CV-440 Metropolitan)とされている 。

なお、発展型としてエンジンをイーランド社のターボプロップに変更したものが、カナデアCV-540(コンベア540)であり、カナダ空軍ではCL-66として使われた。

日本のコンベア440

日本では全日空がコンベア440の新造機2機を1959年から導入した。与圧装置が装備されていたため「離着陸時に耳が痛くならない」との評判だった。

主に幹線に投入して日本航空のダグラス DC-4のライバルとして活躍することを目論んだが、1960年には日本航空がDC-8の導入で余剰となった大型国際線専用機のDC-6や、日本初のジェット旅客機であるコンベア880を導入したため、やむなくローカル線に回され1965年まで運用した。





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