解離性麻酔薬とは? わかりやすく解説

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解離性麻酔薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/12 15:48 UTC 版)

解離性麻酔薬(かいりせいますいやく : dissociative anesthetics)とは大脳辺縁系に作用せず、大脳皮質に選択的作用を示す麻酔薬の一分類である。一般に、麻酔薬は脳を全体的に抑制するのに対して、解離性麻酔薬は脳の表層部分を抑制して深層部分を興奮させ、両者の機能を乖離させるところから解離性麻酔と呼ばれている。このため、呼吸抑制が弱く、血圧が下がりにくいため、安全な麻酔薬として広く用いられてきたが、ヒトに対して単独で用いられる機会は減っている。しかし、動物に対しては非常に有用である。




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