インスパイア
インスパイアとは、他者の作品やアイデアから刺激を受け、新たな創造物や考え方を生み出すことである。インスパイアは、芸術やデザイン、音楽、文学などの分野でよく用いられる言葉であり、創作活動において重要な要素とされる。インスパイアの過程では、既存の作品やアイデアを参考にしながら、独自の解釈やアプローチを加えることで、新しい価値を生み出すことが求められる。
インスパイアの成果は、オリジナリティと独創性を持つことが重要であり、単なる模倣やコピーではない。インスパイアされた作品は、参考にした元の作品とは異なる独自の魅力や特徴を持ち、観る者や聴く者に新たな感動や発見を提供することが期待される。インスパイアは、創作活動において新たなアイデアや技法を生み出すための重要な手段であり、創作者同士の交流や共感を通じて、文化や芸術の発展に寄与するとされる。
インスパイアを行う際には、参考にする作品やアイデアに対する理解やリスペクトが不可欠である。また、インスパイアの対象となる作品やアイデアは、著作権や知的財産権の観点から適切に扱われるべきであり、無断での使用や盗用は避けるべきである。インスパイアを通じて、創作者は自身の感性や技術を磨き、新たな表現方法やアイデアを追求することができる。
inspire
「inspire」とは・「inspire」の意味
「inspire」とは、他人に感動や興味を与え、何らかの行動や創造力を引き出すことを意味する英単語である。主に、人や物事が他者に影響を与え、新たなアイデアや情熱を生み出す力を持つことを指す。例えば、偉大な芸術家や指導者が、後世の人々に影響を与えることが「inspire」の典型的な用例である。「i'm inspired」
「i'm inspired」とは、「私は感動している」という意味である。この表現は、何か素晴らしいものや出来事に触れた際に、感銘を受けたり、新たなアイデアや行動を起こしたいと思う気持ちを表す。「Inspire me.」
「Inspire me.」は、「私にインスピレーションを与えてください」という要求を表す。この表現は、相手に何らかのアイデアや情報を提供してもらい、自分自身の創造力や行動を刺激してほしいと願う際に使用される。「Be inspired」
「Be inspired」とは、「感動しろ」という意味である。この表現は、他人に対して、何かに触れて感動を覚えるよう促す際に用いられる。「You inspire me」
「You inspire me」とは、「あなたは私にインスピレーションを与える」という意味である。この表現は、相手が自分にとって大きな影響を与え、新たなアイデアや行動を引き出す存在であることを伝える際に使用される。「inspire」の語源
「inspire」の語源は、ラテン語の「inspirare」である。これは、「息を吹き込む」という意味を持ち、古代ローマ時代には神々が人間に知識や情熱を与える際に、息を吹き込むとされていた。そのため、「inspire」は、他者に影響を与えることを表す言葉として受け継がれている。「inspire」の発音・読み方
「inspire」の発音は、/ɪnspáɪər/で「インスパイア」と読む。アクセントは「ス」の部分に置かれる。「inspire」の覚え方
「inspire」の覚え方は、「in」と「spire」に分けて考えることができる。「in」は「中に」という意味で、「spire」は「息を吹き込む」という意味である。これらを組み合わせることで、「中に息を吹き込む」という意味が生まれ、他者に影響を与えることを表す言葉となる。「inspire」の使い方・例文
1. His speech inspired the audience.(彼のスピーチは聴衆に感動を与えた。)2. The beautiful scenery inspired her to write a poem.(美しい景色に触れて、彼女は詩を書くインスピレーションを得た。)
3. The teacher's dedication to his students inspired them to work harder.(先生の生徒への献身が、彼らにもっと努力する気持ちを引き出した。)
4. The success story of the entrepreneur inspired many young people.(その起業家の成功物語は、多くの若者に影響を与えた。)
5. The novel was inspired by a true story.(その小説は実話に基づいてインスパイアされた。)
6. The movie inspired him to become a filmmaker.(その映画によって、彼は映画監督になるインスピレーションを得た。)
7. Her courage inspired others to face their fears.(彼女の勇気は、他の人々にも自分の恐怖に立ち向かう気持ちを引き出した。)
8. The athlete's perseverance inspired many people.(その選手の忍耐力は、多くの人々に感動を与えた。)
9. The artist's work inspired a new generation of painters.(その芸術家の作品は、新世代の画家たちに影響を与えた。)
10. The book inspired her to travel the world.(その本によって、彼女は世界を旅するインスピレーションを得た。)
インスパイア
「インスパイア」とは、思想的に感化したり・ひらめきや着想を与えたり・啓発したり・感情的な刺激や影響をを与えたりする幅広い働きと作用のことを意味する表現。英語の「inspire」に由来する言葉である。
インスパイアのビジネスシーンでの意味
インスパイアはビジネスの現場では、アイデアや着想などのインスピレーションを与えるという意味合いで、様々な場面で利用される。ビジネスシーンでは、インスパイアという表現が用いられた場合は奮起させるや鼓舞するといった前向きな意味合いで用いられるのが通例である。他にも、商品名といった固有名詞そのものに見受けられることもある。例えば、Fitbitが発売したFitbit Inspire 3である。富士フイルムビジネスイノベーションのQuadient Inspireもその1つだ。会社全体のスローガンとしてこの単語が活用されている事例もある。日立製作所のキャッチコピーInspire the Nextだ。インスパイアと似たような言葉の1つに、インスピレーションが挙げられる。しかし、インスパイアの方がキャッチフレーズや会社名などでよく使われている。
「インスパイア」の語源・由来
英語の「inspire」は、ラテン語の「inspirare」が語源となっている。「spirare」は「息」「呼吸」という意味合いを持ち、中へという意味をもつinが加わることで、(生命を)吹き込むという意味合いになる。英語の動詞「inspire」の名詞形はinspirationである。「インスパイア」の熟語・言い回し
インスパイアには、以下のような熟語や言い回しが存在している。インスパイアされたとは
インスパイアされたは、他から影響を受けることで、何か思いついたことを意味する。この言葉について、パクリのように感じる方もいるのではないだろうか。だが、ひらめいた側に故意に真似する意図はない。
インスパイアソングとは
インスパイアソングとは、何かしらの作品の影響で作られた曲を指す。例として、Awesome City Clubの楽曲が挙げられる。勿忘と呼ばれる曲は、映画花束みたいな恋をしたに影響を受けて制作された。一方で、アニメのオープニング曲などについてインスパイアソングなのだろうかと考える方もいるだろう。アニメのオープニング曲や映画の劇中歌は、作品に刺激を受けたとは言えない。作品に影響を受けてから、制作に取り掛かるからである。
インスパイアするとは
インスパイアするとは、本人の意志と関係なしに他者へ影響を与えることである。自ら考えや刺激を与える側になるという点がインスパイアされると異なっている。
インスパイア ザ ネクストとは
「インスパイア ザ ネクスト」は、日立製作所が使用しているキャッチコピーの一つで英語表記は「Inspire the Next」。次世代にひらめきを与えようという趣旨で用いられている。このスローガンをCMで耳にしたことがある方も多いだろう。このワードには、これからの日立グループのあるべき姿が示されている。そして、日立の企業ロゴの一部としても使われている。特に、Nextの右上に赤く伸びるラインは、Inspire Flashと呼ばれる。日立がさらに成長していくという姿勢や新時代に進んでいくという意識を表現している。
二郎インスパイアとは
二郎インスパイアとは、ラーメン二郎に似せた料理を出すラーメン店のことである。濃厚で濃い味付けのスープや大量の麺が魅力だ。ヤサイやニンニク、アブラなどのトッピングが豊富に揃えられているのも特徴である。二郎に似せた人気ラーメン店の1つが東京都足立区にある富士丸である。創業者はラーメン二郎の二番弟子であることから、質の高いラーメンを楽しめる。看板メニューの富士丸ラーメンは、アブラの甘味や豚の旨味などが感じられるものだ。
「インスパイア」の使い方・例文
インスパイアは、比較的知名度の高い言葉なので、さまざまな場面で利用されている。日常生活や芸術の分野で使われることがよくある。・この作品は盗作ではなくインスパイアだ。
・昨日聴いた音楽にインスパイアされて、新曲を作ってみた。
・弟は、数多くの監督をインスパイアする有名な映画監督だ。
・昨日、ラジオで流れたインスパイアソングを聴き逃してしまった。
・日本の有名ブランドにインスパイアされた商品がもうすぐ発売される。
・奇才の画家ダリは、多くの作品をインスパイアした。
・日曜日、二郎インスパイア系の店でラーメンを食べよう。
・母親にインスパイアされて、バスケットボールをはじめた。
・優れた作品が世の中にはたくさんあるので、インスパイアはよく起こる。
・二郎インスパイア系ラーメンは、とても美味しい。
「インスパイア」の類語・対義語
インスパイアという言葉と同じような意味を持つ言葉はたくさん存在している。特に、オマージュやパロディなどは、似たような単語と言える。しかし、意味が完全に一致しているわけではないので、誤って使ってしまう恐れもある。ここでは、インスパイアの類語について詳しくまとめた。インスピレーション
インスピレーションは、着想や瞬間的に浮かぶ考えそのものを表す言葉だ。アイデアや考えより、ぼやけた段階を指している。霊感という意味で用いられることもある。しかし、この意味について、日本で使われることはほとんどない。
パクリ
パクリとは、他人のアイデアや創作物を勝手に盗み出すことである。そして、窃盗や恐喝を意味する動詞パクるについて名詞にしたものである。昔のインターネットは低速だったので、画像などがまともに表示できなかった。しかし、IT技術が進歩してから、情報を容易に手に入れることが可能となった。このことを理由として、他人の著作物についてパクリを行うものが増えている。また、パクリは法律的に違法行為であると言える。なぜなら、盗作は、著作権の複製権や翻案権を侵害することにつながるからだ。複製権とは、著作権法第21条で規定されている権利だ。例えば、ライターが無断で他人の書いた記事をコピーする。そして、記事について自分自身のサイト上で公開してしまうケースは、複製権の侵害であると言える。無断で変形や編曲などを行う翻案権の侵害もパクリに値する迷惑行為だ。
パロディ
パロディーは、広く知られている作品について面白く作りかえたもののことを指す。表現を誇張したり、模倣したりするなどの手段がしばしば用いられる。ギリシャ語のparoidiaに由来している。日本語訳は、真似歌である。江戸時代に盛んだった狂歌や既存の歌の歌詞を変える替え歌もパロディの一種だ。狂歌とは、五七五七七の社会風刺や皮肉などを含めた和歌のことである。特に、狂歌について、出典の歌は、有名な和歌の方がよいとされている。
オマージュ
自分の好きな作家や作品などに似た創作物を作ることは、オマージュと呼ばれる。そしてこの性質を持っている芸術作品のことは、オマージュ作品と言われることもある。オマージュはパクリと同じ意味を持つ言葉ではないのかと感じる方もいるだろう。厳密に言えば、少し違う点が見られる。この2つの言葉の違いは、作品に対して尊敬の念があるかどうかだ。鳥山明が作成したドラゴンボールは西遊記をリスペクトして作られた漫画である。映画荒野の七人も黒澤明監督の七人の侍に対するオマージュと言われている。また、オマージュは、フランス語の単語hommageから作られた。この言葉が使われていたシーンは封建時代において、騎士が領主へ忠誠を誓うときだ。
インスパイア
「インスパイア」とは、外部から何らかの良い影響を受けるという意味の表現である。
「インスパイア」の基本的な意味
「インスパイア」という言葉の基本的な意味は、鼓吹すること・思想や感情を吹き込むことだ。一般的に使用されているのは、なにかに影響を受ける・与えるという使い方である。この言葉は基本的な意味から、多くの意味が派生している。「インスパイア」は、芸術方面で影響関係を示す際に用いられることが多い言葉である。ただパクリやトレースにも使われることがあるなど、他の言葉との線引が難しい概念でもあるので使用する際には注意が必要だ。「インスパイア」の語源・由来
日本語の「インスパイア」は、英語から来た表現である。その英語の「インスパイア」はラテン語を由来とする表現だ。ラテン語の接頭辞inに、息吹を意味するspirareが合成され現在の形となった。「インスパイア」を含む熟語・言い回し
ここでは「インスパイア」を含む熟語や言い回しの解説を行っていく。インスパイアを受けるとは
インスパイアを受けるという言い回しは、自分が影響を受けたものについて語りたい時に用いられる。
インスパイアできる
相手に敬意を表明したい時に、インスパイアできるという表現を使うことができる。
「インスパイア(ホンダ)」とは
「インスパイア(ホンダ)」とは、レコードとアコードの間の車種として1989年にホンダから発売された高級セダンのこと指す。現在までにいくつかマイナーチェンジをしており、1から5代目まであることが知られている。最新型の5代目はcp3型と呼ばれており、このモデルを最後に販売は終了してしまった。後継車は9代目アコードである。新型は現在製造されていないが、中古市場でなら購入することが可能だ。「インスパイア」を含むその他の用語の解説
「インスパイア」を含む用語には、ブランドの「インスパイア」と、インスパイア東京とがある。ここではその2つの用語の解説をしていく。インスパイア(ブランド)とは
インスパイア(ブランド)は、株式会社ビギが1985年にはじめたメンズファッションのことである。コンセプトは大人の居場所で、服や小物を製造・販売している。
インスパイア東京とは
インスパイア東京は東京の放送局のjwaveが主催している、音楽イベントのことである。前身はjwave liveという名前で、2000年から毎年夏に開催されていた。
「インスパイア」の使い方・例文
「インスパイア」という言葉は、する側とされる側で微妙に使い方が変わってくる言語表現である。ここでは「インスパイア」の2種類の使い方について例文をまじえて紹介していく。インスパイアするを使用する時には、主体となる人の側の意思は斟酌されない。相手の意思や考えに関わらず影響を与えている時に、インスパイアするは使われる。インスパイアするの主語には、影響を受けた人は使えないので使用時には注意が必要だ。例文としては、「上司の仕事は部下をインスパイアすることだ」「外国の上品な振る舞いをインスパイアするべきだ」などがある。
インスパイアされるを使用するときには、主語になる人が意図せずに影響を受けていることが重要になる。もし故意であった場合には、「インスパイア」という表現は使用できない。例文としては、「私が近代絵画の研究を始めたのは、亡くなった父にインスパイアされたからだ」「ベートーベンの作品の多くは、バッハにインスパイアされている」などがある。
「インスパイア」の英訳
「インスパイア」という言葉を英訳すると、inspireとなる。英語としてのinspireには、多くの意味が含まれている。中心的な意味は影響を受ける・与えるというものだが、そこから派生して感激させる・明るくさせるなどの意味も出てくる。inspireを実際に用いる場合は、他の英語と一緒に使われることが多い。その時には基本的な意味とは別の意味で使用されることになるので、熟語の意味を一つ一つ覚えておく必要がある。例えば、inspire~toなら、~にさせるという意味になる。インスパイア

■インスパイア主要諸元
タイプ | 35iL | 35TL | ||
V6 3.5L i-VTEC+PGM-FI | ||||
駆動方式 | FF | |||
車名・型式 | ホンダ・DBA-CP3 | |||
トランスミッション | 電子制御5速オートマチック(ロックアップ機構付) | |||
寸法 ・ 重量 ・ 乗車 定員 |
全長(m) | 4.940 | ||
全幅(m) | 1.845 | |||
全高(m) | 1.475 | |||
ホイールベース(m) | 2.800 | |||
トレッド(m) 前/後 | 1.580/1.580 | |||
最低地上高(m) | 0.145 | |||
車両重量(kg) | 1,610 | 1,600 | ||
最大車両重量(kg)※ | 1,620 | |||
乗車定員(名) | 5 | |||
客室内寸法(m) 長さ/幅/高さ | 1.920/1.525/1.220(サンルーフ装着車1.190) | |||
エン ジン |
エンジン型式 | J35A | ||
エンジン種類・シリンダー数及び配置 | 水冷V型6気筒横置 | |||
弁機構 | SOHC ベルト駆動 吸気2 排気2 | |||
総排気量(cm3) | 3,471 | |||
内径×行程(mm) | 89.0×93.0 | |||
圧縮比 | 10.5 | |||
燃料供給装置形式 | 電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI) | |||
使用燃料種類 | 無鉛レギュラーガソリン | |||
燃料タンク容量(L) | 70 | |||
性能 | 最高出力(kW[PS]/rpm)* | 206[280]/6,200 | ||
最大トルク(N・m[kg・m]/rpm)* | 342[34.9]/5,000 | |||
燃料消費率(km/L) 10・15モード走行(国土交通省審査値) |
9.8 | |||
主要燃費向上対策 | 可変シリンダーシステム/ロックアップ機構付トルコン | |||
最小回転半径(m) | 5.7 | |||
動力 伝達 ・ 走行 装置 |
変速比 | 1速 | 2.697 | |
2速 | 1.606 | |||
3速 | 1.071 | |||
4速 | 0.765 | |||
5速 | 0.612 | |||
後退 | 1.888 | |||
減速比 | 4.312 | |||
ステアリング装置形式 | ラック・ピニオン式(パワーステアリング仕様) | |||
タイヤ(前・後) | 225/50R17 94V | |||
主ブレーキの種類・形式 | 前 | 油圧式ベンチレーテッドディスク | ||
後 | 油圧式ディスク | |||
サスペンション方式(前/後) | ダブルウイッシュボーン式 / マルチリンク・ダブルウイッシュボーン式 |
|||
スタビライザー形式(前・後) | トーション・バー式 |
■※メーカーオプションを組み合わせて装着した場合の最大車両重量です。各組み合わせ装着の車両重量は販売会社にお問い合わせください。
■*はネット値です。「ネット」とはエンジンを車両に搭載した状態とほぼ同条件で測定したものです。
■新単位として、出力は「PS」から「kW」に、トルクは「kg・m」から「N・m」に切り替わっています。
■燃料消費率は定められた試験条件での値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。
■主要諸元は道路運送車両法による型式指定申請書数値。
■INSPIRE、G-CON、INTER NAVI SYSTEM、PGM-FI、プロスマテック、VSA、VTECは本田技研工業株式会社の登録商標です。
■製造事業者:本田技研工業株式会社
インスパイア
インスパイアとは、ひらめきを与え感動させるという意味である。初代モデルは、アコード・インスパイアの名で1989年10月に発売した。4代目アコードと同時代のモデルで、5ナンバーサイズはアコードと同じだったが、4ドアハードトップである点が違った。アコードと違う点はエンジンにもあり、直列5気筒を縦置きし、クランクシャフト中央部にドライブトレーンを置くという新方式のFF車だった。エンジンはGA2SOHC・20バルブ・PGM-FIの2Lで最高出力160ps、1本のバランサーシャフトを組み込んでいた。前輪中心より後方にエンジンをマウントして、ホンダではFFミッドシップといった。
92年1月、ワイドボディの3ナンバー車を設定、単にインスパイアと呼ぶようになった。ボディ骨格を基本的には変えず、フェンダー/ドア部分を張り出すかたちで、全幅1775mmとした。エンジンは直5・2.5Lとなり最高出力190ps。2Lの160psエンジンも残った。電子制御の4速ATはプロスマテックというプログラムを組み込み、山道の上り下り、コーナーなどで的確なシフトを行う、進歩したタイプとなった。
95年2月、フルモデルチェンジ。ワイドボディ・3ナンバー車を2代目とすると、3代目になる。3ナンバー専用車となって、全長は4840mm、全幅1785mmとなった。エンジンは直列5気筒・SOHC・20バルブの縱置き2.5L・180ps/190psを載せるほか、2L・160psも健在。ATはファジー制御を取り入れたプロスマテックⅡで、セレクターはゲート式となった。パワーステアリングは、車速感応型ロータリーバルブ式を採用した。7月、V6・SOHC・32バルブ・3.2Lエンジンを載せた32Vというトップグレードを追加。全長4870mm、全幅1800mmと、さらに大型化した。インテリアには木目パネル、自発光式メーターなどを採用、高級感が増した。
96年11月、マイナーチェンジ。全車に運転席+助手席SRSエアバッグと3チャンネルデジタル制御ABSを標準装備。
98年10月、フルモデルチェンジ、4代目デビュー。新型はアメリカで企画、開発、生産して、日本に逆輸入したモデル。エンジンはV6・4バルブで、SOHC・2.5Lと、SOHC・3.2Lの両タイプをそろえ、その制御についても新技術を投入した。2.5LはVTEC+可変吸気システム、3.2LではVTEC+低回転時に吸入バルブの1個を休止する技術を盛り込んでいた。
99年11月に安全装備等の充実をはかった。2001年4月、マイナーチェンジ。内外装を一新、Sマチック採用。3.2Lエンジン搭載車がタイプSと呼ぶホットモデルに変身した。エンジン出力を260psとし、サスペンションのチューニングやタイヤのサイズアップをはかった。
2003年6月、5代目登場。再び国内生産車となり、エンジンはV6・3Lのみ。車速・車間制御や衝突軽減ブレーキなど最新技術を満載する。
インスパイア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/06 03:26 UTC 版)
インスパイア(英: inspire)
- インスパイア - ラテン語の「in-(中へ)」+「spirare(息、息吹)」から、(思想や生命などを)吹き込んだり、感化、啓発、鼓舞、または奮い立たせたり、ひらめきや刺激を与えたりすること。インスピレーションの動詞形。
- ホンダ・インスパイア - 本田技研工業が生産・販売している乗用車。ホンダ・インスパイア#車名の由来も参照。
- INSPIRE (浜崎あゆみの曲) - 歌手・浜崎あゆみの楽曲。33枚目のシングル。
- INSPIRE (カシオペアのアルバム) - 日本のフュージョンバンド、カシオペアの2002年の34枚目のアルバム。
- Inspire (ゲーム) - 日本のゲームメーカー・モフモフのアダルトゲームブランド。
- インスパイアー - 東京都のセキュリティー専門商社。現存しない。
- カズクラ-他のマインクラフターの建築を真似る時にインスパイアという表現をする
関連項目
インスパイア
固有名詞の分類
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