さいてい‐ちじょうこう〔‐チジヤウカウ〕【最低地上高】
最低地上高
空車状態での、車両と路面の最少隙間をいう。通常、排気系、サスペンションメンバーが最少隙となる。この部分は路面と干渉しやすいために、干渉時のダメージを避ける構造となっている。乗用車で135~155mm、RVで160mm、4輪駆動車で200~230mm付近にある。
参照 路面干渉試験最低地上高
空車状態での地面とボディの間の距離。空車状態とは、ガソリンは満タンでオイルと冷却水が規定量のとき、人と荷物が載っていない状態のこと。悪路を走るオフロード4WDなどは大きくとっているが、スポーツカーなど舗装路での走行を重視したクルマは、クルマの重心を低くして、コーナリングでの安定性を確保するため、地上高を低くしている。保安基準第3条ではホイールベース3m未満のクルマの場合、最低地上高はすべての部位で、9cm以上であることが定められている。ただし、アンダーカバーが装着されている場合は5cm以上、樹脂製のマッドガード、エアダムスカートなどは地上高測定から除かれる。
最低地上高
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/25 14:01 UTC 版)
最低地上高(さいていちじょうこう)とは高さの要素の一つを表す自動車用語で、水平な地表面から車体の一番低い箇所までの垂直距離を指す。ロードクリアランスとも称す。
- ^ みんなの素朴な疑問 【車高調編】 Archived 2010年3月1日, at the Wayback Machine.
- ^ 道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2003.09.26】〈第二節〉第85条(最低地上高)
- ^ “かまぼこ型の踏切で立ち往生し、列車と衝突”. Response.. (2009年7月16日) 2014年12月2日閲覧。
- 1 最低地上高とは
- 2 最低地上高の概要
- 3 バス
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