客室内
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 02:42 UTC 版)
一般客室は床全体を100ミリ高くした浮床式(ハイデッキ)構造とし、防振ゴムを入れることで振動や騒音の低減を図った。デッキから客室に入った場所の通路はスロープ構造とした。 照明器具は従来の40ワット形蛍光灯にカバーを設置したほか、160ワットのシャンデリア風灯具を2箇所に設置した。2人がけ座席側の窓上に終夜灯を合計5個設置した。荷物棚は種車のものを全て撤去した上で、1人がけ座席側の窓上にのみアイダックス製の荷物棚を新たに設置した。側面の窓のカーテンは巻取り式から横引き式に変更された。 客室床は絨毯敷きであるが、通路部分については土足使用に耐える、モップ掛けや水洗いが可能なようにビニール製の敷物とした。 座席は回転式の2人がけリクライニングシートを2列-1列の配置でシートピッチ1160ミリで設置した。1人がけ座席は45度刻みで360度回転が可能である。2人がけ座席は180度回転が可能で、脚台に3人分の下足入れとなる空間を設けた。 サービス機器としては、各車両でカラオケ機器とビデオ装置を設置した。これらの機器は乗務員室側の客室端部に設置され、天井にビデオプロジェクターを設置し、仕切り壁に50インチスクリーンを設置した。
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客室内
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 03:02 UTC 版)
「仙台市交通局2000系電車」の記事における「客室内」の解説
南北線と比較して車両が小さくなることに配慮し、中吊り広告スペースを設けず、車内空間の確保を目的に荷棚を従来より腰掛中央の2席分の上部のみに削減した他、窓を固定式にすることで壁を薄くした。そのため、車体外形では南北線より3割ほど小さくなっているが、客室内は2割ほどの縮小に抑えられている。各乗降口の上部には、扉開閉ランプとドアチャイムのほか、乗降扉右側に17インチワイド液晶モニター(LCD)による車内案内表示器を設置しており、行先と次駅の案内を日・英・韓・中の4ヶ国語で表示するとともに、ピクトグラムによりエレベーターやエスカレーターなどの駅の設備の位置をアニメーション表示する。表示器は各扉の左側に1つずつ増設が可能となっている。 乗降ドアには1000系と同様、楕円形の窓が採用された。ただし、本形式では複層ガラスとなっている。 全車には、車椅子・ベビーカースペースが設置されており、設置された固定ベルトによって車椅子を固定することができるほか、縦すりが入った2段式の手すりが設置されている。座席は片持ち支持方式とし、ドア間の6人掛けと車端部の4人掛けとしている。座席モケットは一般席を伊達家の軍旗の色であった青系を基調とし、優先席を赤紫として、七夕飾りの吹流しをイメージしたアクセントカラーを配置している。車内天井には冷房装置2基と補助送風機(ラインデリア)を設置しており、枕木と並行の横縞模様のルーバ状のデザインとし、客室化粧板は、車端面と乗務員室の仕切り面はブラウン系、車内側面は膨張色である白系(クリーム色)とすることで空間を広く見せる工夫が施されている。室内照明はLED照明とし、環境負荷の低減を図っており、窓がすべて固定式のため強制換気装置を設置している。 車内 車椅子・ベビーカースペース 乗降扉脇に設置された17インチワイドの液晶式案内表示器
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