lighter
「lighter」とは
「lighter」は、英語の単語で、日本語に訳すと「ライター」または「軽い」という意味になる。具体的な使用状況や文脈により、その意味は異なる。たとえば、"He uses a lighter to light his cigarette."(彼はタバコに火をつけるためにライターを使う)という文では、「ライター」の意味で使用されている。一方、"This box is lighter than that one."(この箱はあの箱より軽い)という文では、「軽い」の意味で使用されている。「lighter」の発音・読み方
「lighter」の発音は、IPA表記では /ˈlaɪtər/ となる。IPAのカタカナ読みでは「ライトァ」となり、日本人が発音するカタカナ英語では「ライター」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。「lighter」の定義を英語で解説
「lighter」は、英語で定義すると、"a portable device used to create a flame for lighting cigarettes, candles etc."(タバコやろうそくなどに火をつけるための携帯用具)または "having less weight or being of lower weight"(重さが少ない、または重さが低い)となる。「lighter」の類語
「lighter」の類語としては、"match"(マッチ)や "flint"(フリント)がある。これらはいずれも火をつけるための道具として使われる。また、「軽い」の意味では "less heavy"(重さが少ない)や "not as weighty"(重くない)が類語となる。「lighter」に関連する用語・表現
「lighter」に関連する用語や表現としては、"light a cigarette"(タバコに火をつける)や "lighter fluid"(ライターオイル)がある。これらは「ライター」を使う際に関連する表現である。また、「軽い」の意味では "lighter load"(軽い荷物)や "lighter than air"(空気より軽い)が関連表現となる。「lighter」の例文
以下に、「lighter」を使用した例文を10個提示する。 1. "He always carries a lighter with him."(彼はいつもライターを持ち歩いている)2. "This bag is lighter than I thought."(このバッグは思ったより軽い)
3. "Can I borrow your lighter?"(あなたのライターを借りてもいいですか?)
4. "The box felt lighter after I removed some books."(本をいくつか取り出した後、箱は軽く感じた)
5. "She used a lighter to start the campfire."(彼女はキャンプファイヤーを始めるためにライターを使った)
6. "The new model is lighter and more compact."(新モデルはより軽く、コンパクトだ)
7. "He refilled his lighter with lighter fluid."(彼はライターオイルでライターを再充填した)
8. "The feathers are lighter than any synthetic material."(羽はどの合成素材よりも軽い)
9. "She prefers using a lighter to matches."(彼女はマッチよりライターを使うことを好む)
10. "The load became lighter after he dropped off some packages."(彼がいくつかの荷物を下ろした後、荷物は軽くなった)
ライター【lighter】
ライター【writer】
ライター
ライター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/07 23:47 UTC 版)
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ライター (lighter) とは、火をつけるための装置である。その多くでは何らかの燃料を消費する燃焼式が主流であるが、電熱式もある。
近代以降よりさまざまな創意工夫が凝らされたライターが開発されてきた。ライターと、燃料やその他消耗品を組み合わせることで、簡便な着火を可能としている。
小型のものは、主にタバコに着火し喫煙するために、タバコと共に携帯して使われる。古くからある携帯機器であるため、さまざまな意匠を凝らした製品も多く、利用者の趣味性に応じてさまざまな製品が利用されている。
ガスコンロやストーブの奥まった場所にあるバーナーや花火などへの着火を目的とした柄の長いもの、仏壇のろうそく用の小さなもの、風のある戸外の墓参り時における線香着火を目的とした大型の風防を備えたものなど、用途に応じてさまざまに変化した製品が存在する。こと線香や業務用のコンロなど着火対象が明確な製品に関しては○○着火器(〜ちゃっかき)などと呼ばれる製品群も存在する。
燃焼式
着火し易い燃料に、点火機構により瞬間的に高温を発生させるなどして種火とし、目的の可燃物に炎を移す。従って燃料切れのライターでも点火機構のみにより、可燃ガス等になら点火できる事もある。
使用する燃料によってオイルライターやガスライターなどの種類がある。燃料および点火機構においてはいくつかの様式が存在するが、それぞれに利点と欠点がある。
燃料による分類
燃料を安定して供給し安定した着火性能を発揮するために、液体または気体の燃料を利用する。固体燃料の製品は近年では一般に市販されていない。


- オイルライター
- 燃料としてオイル(主に精製度を高めた灯油、ナフサやベンジンなど)に火をつけるもの。毛細管現象によって芯へと上がって来た液体のオイルが揮発することによって燃料となり、適切な揮発機構を持つオイルライターは、揮発機構内で気化した燃料を適度に含む空気が渦になってとどまるため、強風のなかでも高い着火性を持つ。一方、どうしてもオイルの臭気が伴うことと、オイルが揮発するためこまめな補充を要するのが弱点である。数週間も放置すると、(たとえ使用しなくても)タンクが空になり着火しなくなってしまう。イムコ、ジッポー、ロンソンなどのブランドが有名。なお、ベンジンを用いる白金触媒式懐炉と燃料を事実上共用できる場合も多い(ただし推奨されていない)。ジッポーブランドの懐炉も存在し、その指定燃料はジッポーオイルとなっているため、それらの組み合わせにおいては、メーカ保証も受けられる。

- ガスライター
- 小型ガスボンベと小型ガスバーナーが一体となった物である。燃料として主にブタンなどの可燃性ガスが使用されている。気体のブタンは密度が小さく、空気に混じってしまうが、比較的低い圧力で液体となるため、ライターには利用しやすい物質といえる。液化ガス式ライターには、燃料を補充できるものと、補充できない使い捨てのものがある。後者の製品は燃料補充の手間がかからないことと、非常に安価な製品(いわゆる百円ライター)が1970年代半ば以降[1] 普及したため、現在のライター製品の主流となっている。また、気化したブタンやその燃焼ガスはほぼ無臭であるため、煙草の香りをそこなわないとしてガスライターを重用する者もいる。このことを理由に葉巻はガスライターで着火されることが多い。
- ガスライターはその燃料の性質上、可燃気体のガス噴出量と周辺空気の混合比率が適切な状態で燃焼がおこるため、ライター周辺の風が強いと本来設計された位置で点火用の火花を散らしても発火点に達せず、着火しない事がある。ただし、ガスの噴出圧力を利用して強制的に混合気を点火チャンバー内に供給するターボライターの登場によって今日では強風のなかでも点火が可能になっている。
- ターボライターはガスが高温燃焼するために、対象物への着火が早く、また一回あたりの燃焼時間が短くて済み、燃焼効率・燃費がよく、結果一回のガスチャージ(補給)で使える回数が多くなるという利点もある。しかし、炎の温度が高過ぎ、炎自体も淡く青いためにわかりにくいとされて敬遠されがちだった。このため、現在では燃焼チャンバーにタングステン等の金属フィラメントを配して、ガスの燃焼にともなう熱で赤熱させて、着火をわかりやすくしている。
- また、これらターボライターのフィラメントに、稀少金属である白金(プラチナ)を使用した場合に、触媒効果によって、ブタンガス混合気の発火点は、通常の450 - 550 ℃から190 ℃へと、かなり落ちる。これにより、万が一にも炎が風で吹き消えても、白金フィラメントが十分に加熱されていれば、自然発火によって再点火し、炎の持続性が格段に向上する。この原理を応用した一般のものより高価な触媒ライター(または白金ライター)もある。
点火機構
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中央左側 : ヤスリ状の回転ドラム
中央右側 : フリント(火打石)
- フリントによる点火
- ライターの燃料に点火するために最も広く用いられる機構は、オイルライター・ガスライターを問わず、ヤスリ状の回転ドラムに「フリント」と呼ばれる、直径2ミリメートル高さ5ミリメートル程度の小さな消耗品(火打石)を押し付けて、ドラムを勢い良く回転させ、その摩擦で火花を散らして発火させる物だが、この火花を発生させるために、セリウム70 %と鉄30 %の合金であるフェロセリウム(アウアー合金。名は発明者カール・ヴェルスバッハの特許であることから)を使用している。ヤスリの回転の摩擦熱と、合金が削られ微粉末となり増えた表面積が空気にさらされることで発火し、燃料に引火する。
- もともと、「フリント(火打石)」とは鉄よりも硬い自然石を指す言葉だが、これで鉄片を削って得られる火花よりも、前述のフェロセリウムを鉄のヤスリで削った方が、大量かつ高温の火花を放出できるという性質と、「合金であるために任意の形状への加工がたやすい」という性質から、小さなライターにはちょうどよいということで好んで使用され、今日ではライター用のフリントといえばこのフェロセリウムを指す。
- フリントを削るヤスリが露出しており、そこが水に濡れると容易に点火できなくなる欠点がある。
- 火花放電による点火(いわゆる「電子ライター」)
- ガスコンロ等の点火装置と基本的に同じ物が、ガスライターに使われている。1970年代には昇圧回路を内蔵したボタン電池による火花放電で点火する物もいくつか存在し、集積回路による静電容量スイッチングで、ボタンに触れるだけで連続放電をおこなって点火する高度な物も発売されたが、ポケットのなかで誤って発火する等の事故も起こりうるだけに、今日において卓上ライター以外では、結晶構造を持つセラミックの一種である圧電素子を使った、ノック式の点火機構が主になっている。圧電素子に衝撃を与えて高電圧を作りスパークさせて燃料に着火する。レバーとバーナーが離れた長い製品も作れる。
- 今日、電気火花を利用した点火機構を持つライターを「電子式ライター」ないし「電子ライター」というが、これは、もともと、前出の昇圧回路を使用した物を指した。
- ちなみに、ターボライターはほとんどの製品が電子ライターだが、例外的にジッポーからフリント式のターボライターも発売されていた。
電熱式
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電熱線に通電し赤熱させて、タバコや葉巻を接触して点火する。炎が無いので風の影響がほぼ無い。
車載用
電熱式の車載用シガーライターはアメリカで1920年代中期以降にアフターパーツとして出現、1950年代には純正装備として普及した。
携帯用
1940 - 1950年代に流行した。電熱線が赤熱できるだけの電流を流さねばならず比較的容量の大きな電池を必要としたため、電池が重く電池の持ちもあまりよくなかったために、今日では一次電池を用いるものはほとんどない。日本でも、立石電機株式会社(現・オムロン)が1948年(昭和23年)当時に製造・販売していた[2]。
現在は、小型軽量でタバコ専用のUSBを電源として用いる充電型が、日本や中国のメーカーから市販されている。タバコよりも太く硬い葉巻には使えない。
放電式
2015年ごろから、ガス・オイル等の燃料を使わず、二次電池を内蔵する電気式(USB充電式)だが電熱線を用いるのではなく昇圧回路による放電のみで対象物に着火させる「プラズマ放電ライター」「アーク放電ライター」等と称する、中国製と思われる商品がネット通販などで販売されはじめている。こちらは、たばこ用だけでなく、アウトドア用の長めのサイズのものもある。現状、スイッチが二重化されていて誤操作に対する配慮がなされている商品はあるものの、点火スイッチそのものの押下圧は軽く、チャイルド・レジスタンス面では不安がある。
チャイルド・レジスタンス機構
1990年代、アメリカ合衆国では幼児によるライターを使用した火遊びに起因する事故や火災が問題視されるようになったことから、1994年7月12日以降、幼児の誤使用を防ぐためのチャイルド・レジスタンス機構(CR)を備えないライター、幼児が興味を引かれかねない意匠やギミックを備えたライター(ノベルティ・ライター)の製造・輸入が禁止された。後に同様の問題は欧州でも指摘され、EU圏内でも2002年以降、同様の規制が敷かれている[3]。具体的には、幼児の握力を超える強さでないと着火出来ない・着火には押し回しなどの操作を要することとされる(幼児は一度に二つ以上の操作は出来ない)。
日本
2010年(平成22年)3月以降、立て続けにライターの悪戯を原因とする幼児の焼死事故が発生したことから、経済産業省が中心となって「消費経済審議会製品安全部会ライターワーキンググループ」により、ライターの機構や形状に関する規制が検討された。
実際に2010年(平成22年)12月27日からは、燃料を使うライターが消費生活用製品安全法の「特別特定製品」に指定され、事業届出、技術基準への適合、登録検査機関による証明書などの義務を履行したうえでPSCマークを表示することが要求されることになった。チャイルドレジスタンス機能はJIS S 4803:2018あるいは同等なものが要求される。(例えば、42 kNの操作力を要するなど)
2011年(平成23年)9月27日より、PSCマークが表示されていない、従来のCR機構を持たない100円ライター、おもちゃのような形状を備えるライターは販売禁止となった[4]。電熱式や2年のメーカー保証を付けた繰り返し利用出来るライターは対象外。2段階式、簡単に着火出来ないライター以外は販売できなくなった(例外規定有り)。
なおこういった機構の採用は複雑化に伴うコスト増加や「使い易さ」の低下が予測されており、握力の低下した高齢者では不便になるとも見られている。過去に使い捨てライター大手の東海はチャイルドレジスタンス機構を採用した製品を150円で「先行販売」したが、売り上げが伸び悩み、製造を中止したこともある[5]。のちに旭電機化成で「チャッカマン」用の、女性や高齢者向け補助具が別に考案発売された。
なおこの規制は使い捨てライターや点火棒(喫煙用ではない長い多目的ライター)で保証期間の短い製品(2年未満)に適用される[6] ため、ライターメーカーの中には逆に道具としての使いやすさを求め高齢者向けとして、敢えてコスト上昇を受け入れ燃料用ガスの再充填が可能な保証期間を2年に設定した、仏壇まわりなどで使いやすい形にした製品を製造・販売しているところもある[7]。
ファッションとしてのライター
喫煙者は社会的な風潮から年々減少傾向にあるため、今日ではライターを持ち歩く人も減りつつある。

安価な使い捨てライターは、一般小売店の店頭販売価格が4個で税抜き100円程度からあるほか、日本国内においては喫茶店やバーなどのノベルティグッズとして、また煙草のカートン購入や新製品のプロモーションのための付加価値として、無料で入手する途は多い。
しかし、ファッションという点からみると財布やハンカチ以上に絶好の個性主張のできるアイテムにもなりうるため、百貨店の喫煙具売り場などでは多種多様なライターが販売されている。例えば、オイルライターでは高いブランド力を持ち着火とは直接関係のない装飾のバリエーションを幅広く展開してコレクターを生んでいる老舗メーカーがあったり、また男性向け・女性向け装身具の一種として洗練された装飾を備えた高級ガスライターもある。
他方、有償のライターの中には、実用性を追求したもの(例:着火性と防風性を高めたターボライター)や多機能化を図ったもの(例:LEDライト付き)もある。ちなみに、現在では多数のコレクターがいるジッポーのライターも、その登場時においては実用性を追求した(それ以前のライターに比べて大幅な防風性アップを果たした)製品であった。
歴史
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火縄式のライターは古くからあり、広く使われた。
ヨーロッパでは17世紀末にはフリントロック式銃の機構を利用して火口に点火する thinder lighter あるいは tinder pistol と呼ばれるものが発明されていた。18世紀初頭に作られたものは多数が現存する。
近代的なライターの開発は、1903年にカール・ヴェルスバッハが、高効率の火打石の合金を発明し特許を取得したことから盛んになった。1913年には、ロンソン社が現代のライターの原型を製造、販売を開始。1932年にはアメリカでジョージ・ブレイスデルが耐風ライターのジッポーを発明。
1946年、フランスのフレミネール(FLAMINAIRE)が液化気体燃料を使ったガスライターを発明。着火性の良さと燃料の持ち、臭いの少なさなどのメリットによりライターの主流になった[8]。
1965年、フランスのBIC社が樹脂製の燃料槽を持つ安価な使い捨てガスライターを開発。高級ライターが主流だった時代は人前で使うことを嫌う人もいたが、マッチに変わる手軽な点火器として急速に普及した。日本では1977年に消費生活用製品安全法で携帯用簡易ガスライターとして認定され、国産化が進んだ[9]。
日本
最初に実用化されたライターは、1772年(安永元年)に平賀源内の発明した、火打石にバネ仕掛けの小さなハンマーを打ち付けて点火する、モグサを燃料として使用した物である。このフリントロック式銃の点火機構によく似た「刻みたばこ用点火器」は広く普及したという記録も無いが、当時の好事家には大変好まれたらしい。1827年に考案されたマッチより歴史が古い。
なお鉄砲研究家の澤田平によると鉄砲火打と呼ばれる携帯型ライターが寛永年間(1624年〜1645年)に日本各地の時計師、鉄砲鍛冶師によって製作されていた。
近代に入るとマッチ工業が盛んになり、点火器は忘れられていた。ライターの国産化は1914年(大正3年)日本郵船会社の船員であった本城真玄がアメリカで入手したオイルライターを参考に生産を始めたのが始まりで、魔法燐寸の名で売り出した。フリントだけは自製できずドイツから輸入したが、その後国産化に成功した[10]。

1941年、日本におけるオイルライターの生産は第二次世界大戦の開戦により中止された。フリントに使われるセリウムはサーチライトに使われるアーク灯の電極として使用されている。終戦後、進駐してきた米軍人が使うオイルライターに刺激を受けて生産が再開された[11]。朝鮮戦争期にはピストル型やカメラ型のライターのような変形ライターが駐留軍人に土産物として受け、以降の輸出に繋がった[12]。
1959年時点で国産ライターの生産量のうち8割が輸出されていた[11]。この頃アメリカでノベルティとしてタバコの柄をデザインしたライターがアメリカで出現し、安価な日本製を使用した。年間600万ダース以上を出荷する一大ブームとなったが1961年頃に収束し、生産体制を拡張していた国内メーカーは大きな打撃を受けた[12]。
また、国産メーカーは業績伸長著しい北米市場において、同市場に於ける地位の巻き返しを図るロンソンによる複数の民事訴訟にも直面した。1950年代以降、ロンソンは北米市場に氾濫する自社製品の模倣品の販売業者や製造元に対して特許権侵害訴訟や不正競争防止訴訟を乱発しており、日本企業では1961年に市川産業[13]、1963年にはマルマン[14]がロンソンからの民事訴訟を受けた記録が残されているが、国産各社は1962年に業界団体である財団法人日本ガスライター振興会を発足[15]させ、各社共同でロンソンが生産権を持つゼルウェガー特許[16]を回避すべく、新型のJ-2A型ガスバルブを共同開発[17][注釈 1]。J-2Aを加盟全社で共同採用して大量生産能力を向上させた上(アセンブリー生産方式)で、1966年に日本ガスライター振興会を筆頭に加盟全社がロンソン側に過去の特許権侵害訴訟に対する反訴(集団訴訟)を打った事により、ロンソンによる日本企業に対する訴訟攻勢は遂に終息に至った[18]。これ以降、日本のライター業界の特許管理は日本ガスライター振興会が一括して行う形となり、国産メーカーの国際競争力維持と共に特許侵害訴訟からの防衛体制の確立に寄与する事となった[19]。
主なメーカー
世界的なブランド
- イムコ - 1918年創業のオーストリアのライターメーカー。元祖オイルライターを製造。
- ロンソン - 1895年創業。世界初の全自動式ライターを開発したライターメーカー。
- ジッポー - 1932年創業のアメリカ合衆国のライターメーカー。防風オイルライターが主。
- エス・テー・デュポン - 「キーン」という独特の開閉音を持つフランスの高級ライターメーカー。
日本
- 東海 - 1975年に100円ライターを開発。他にチャッカマンなども有名。
- ライテック - ガスライターや電熱式など。
- ウインドミル (企業) - 自社ガスライターの製造、およびロンソン等の海外ブランドライターの輸入元。
- ペンギンライター - 自社製品や輸入製品の取り扱い。
- PRINCE(吉永プリンス)-
規格
脚注・注釈
脚注
- ^ 朝日新聞be編集グループ編『サザエさんをさがして』(朝日新聞出版、2005年)、p.153
- ^ “製造業の生産性向上をめざして”. オムロングループの歩み. オムロン. 2010年6月1日閲覧。
- ^ “子供に対するライターの安全対策 報告書” (PDF). 東京都 (2009年11月). 2010年6月1日閲覧。
- ^ 消費生活用製品安全法施行令の一部を改正する政令について『経済産業省商務流通グループ製品安全課』2010年11月5日。
- ^ “【図解・行政】各種ライターの仕組み”. 時事ドットコム. (2010年4月17日)
- ^ 経済産業省「ライター規制の概要」
- ^ グッドデザイン賞2015年
- ^ 北原 1979, p. 10-11.
- ^ 北原 1979, p. 11-12.
- ^ 望月 1975a, p. 29-30.
- ^ a b 北原 1979, p. 12-13.
- ^ a b 望月 1975b, p. 30.
- ^ 会社情報・採用情報 - モダンロイヤル
- ^ Ronson Corp. v. Maruman of California, Inc.
- ^ 『明治・大正・昭和業界三世代史』「昭和三十五年 ライターが輸出に登場、生産量が増えた」
- ^ US 2882940 "Filling valves for liquefied gas lighters"
- ^ US 3192971 "Gas lighter filler valve mechanism"
- ^ Japan Gas Lighter Association v. Ronson Corp., 257 F. Supp. 219 (D.N.J. 1966) - Justia
- ^ 柏木雅晴「中堅企業の特許管理 余録(下)一喫煙具業界の場合」1972年。
- ^ ISO, ed (2005). Safety specification. Geneva: ISO. p. 32. ISO 9994:2005(E). オリジナルの2006-03-12時点におけるアーカイブ。
- ^ The European Committee for Standardization, ed (2002). Child-resistance for lighters — Safety requirements and test methods. Brussels: CEN. EN 13869:2002
注釈
- ^ 開発担当者は名目上、当時国産ライターの最大手の輸出商社であった金丸商店名義とした為、米国側資料ではJ-2Aガスバルブは金丸特許と記載された。
出典
- 望月宗一「ライターの歴史(上)--技術史シリーズ(12)」『発明』第72巻第3号、発明推進協会、1975年3月、25-30頁、NDLJP:3206871/22。「1975a」
- 望月宗一「ライターの歴史(下)--技術史シリーズ(12)」『発明』第72巻第4号、発明推進協会、1975年4月、27-34頁、NDLJP:3206872/21。「1975b」
- 北原三郎「使い捨てライターの比較商品学的研究」『商品研究』日本商品学会、1979年3月、11頁。NDLJP:2732645/6。
関連項目
外部リンク
ライター(ジッポー、オイルライター)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:48 UTC 版)
「この素晴らしい世界に祝福を!」の記事における「ライター(ジッポー、オイルライター)」の解説
ウィズの店で置かれることになったカズマプロデュースのヒット商品。オイル式なので正確には魔道具ではない。
※この「ライター(ジッポー、オイルライター)」の解説は、「この素晴らしい世界に祝福を!」の解説の一部です。
「ライター(ジッポー、オイルライター)」を含む「この素晴らしい世界に祝福を!」の記事については、「この素晴らしい世界に祝福を!」の概要を参照ください。
ライター
出典:『Wiktionary』 (2021/08/07 08:05 UTC 版)
語源(1)
名詞
ライター
複合語
翻訳
- イタリア語: accendisigaro, accendisigari, accendino
- ドイツ語: Feuerzeug (de) 中性
- ギリシア語: αναπτήρας(anaptíras)男性
- 英語: lighter
- スペイン語: encendedor 男性, briquet 男性(コロンビア), fosforera 女性(キューバ), lighter 男性(パナマ、プエルトリコ), mechero 男性(スペイン), yesquero 男性(ベネズエラ)
- ペルシア語: فندک (fandak)
- フィンランド語: sytytin, sytkäri(俗語)
- フランス語: briquet (fr) 男性
- アイルランド語: lastóir 男性
語源(2)
名詞
ライター
関連語
「ライター」の例文・使い方・用例・文例
- 「古いタイプライターはどうしたの?」「戸棚にしまったよ」
- ライター
- お客様,テーブルにライターをお忘れですよ
- 電動タイプライター
- コンピュータがどんどん使われるようになって,タイプライターは使われなくなった
- 私の古びたタイプライターも役に立つことがある
- 彼女はこの映画のライターディレクターだ。
- 「ジョンはムーンライターなんだ」「ムーンライターって何だい?」「ジョンはスーパーの社員だけど、夜はハンバーガー屋でウェイターの仕事をしてるんだ」「つまり月の光の下で働いているってことか」「だからムーンライターなのさ」
- ライターになろうと思ってこの会社に就職した。
- ライターになりたかった。
- 私はたばこを吸わないからライターはいらない。
- あなたは偉大なるソングライターです。
- 「あの音で考え事ができないわ」と、彼女はタイプライターを見つめながら言った。
- 僕はライターの火を消した。
- 彼女はタイプライターの経験はないし、そういう技術もない。
- 彼女はこのタイプライターを使ってもよろしい。
- 彼は電動タイプライターが欲しかったが、友人は彼を説き伏せてワープロを買わせた。
- 彼はよく私に自分のタイプライターを使わせてくれる。
- 彼はポケットに手を入れてライターをさがした。
- 彼のライターは10年も役立ってきた。
ライターと同じ種類の言葉
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