スモハラ
喫煙者が非喫煙者に対して喫煙を強制したり、受動喫煙させたりして迷惑をかける行為。スモークハラスメントの略称。
スモハラはハラスメント行為の1つで、受けた側が嫌な思いをしたと感じた時点でハランスメントが成立する。主に、役職や年齢などの強い立場の人の、弱い立場の人に対する行為が該当する。
例えば、職場において上司が部下に対して煙草を勧める行為は、立場上同意せざるを得ない状況にあることが多く、部下が同意する旨を伝えたとしても、本心は煙草を吸いたくないと思えばスモハラに該当する。また、上司が部下に喫煙してよいかを尋ねる行為もスモハラに該当することがある。
ちなみに、健康増進法の第25条では、管理者は受動喫煙の防止のための措置を講じるよう努めなければならないと規定している。
関連サイト:
健康増進法 - e-Gov
スモークハラスメント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/24 23:16 UTC 版)
スモークハラスメント(和製英語:smoke harassment)とは、職場などにおいて自己の意思に反して喫煙者が非喫煙者に対して喫煙することを強制したり、たばこの煙にさらされるなど、いわゆる「喫煙に関する嫌がらせ行為」を意味する日本語の造語(和製英語)である。略してスモハラともいう。 日本の作家・山本由美子によって1993年(平成5年)に提唱され、徐々に普及した。
- ^ nikkeibp 『上司の「吸っていい?」を断れない部下は6割』 2005/09/16
- ^ スモークハラスメント 山本 由美子著 ISBN 978-4883061174
- ^ 厚生労働省 たばこと健康に関する情報ページ
- ^ WHOたばこ規制枠組条約第8条の実施のためのガイドライン「たばこ煙にさらされることからの保護」
- ^ 2008年1月25日付 北海道新聞、読売新聞 参照
- ^ 2008年2月27日毎日新聞
- ^ 2009年4月1日付 北海道新聞 参照
- ^ 分煙求め解雇は不当 試用期間中、受動喫煙 共同通信 2012年10月16日
- 1 スモークハラスメントとは
- 2 スモークハラスメントの概要
- 3 関連項目
「スモークハラスメント」の例文・使い方・用例・文例
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