冤罪

デジタル大辞泉

えん‐ざい〔ヱン‐〕【^×冤罪】

読み方：えんざい

罪がないのに罰せられること。無実の罪。ぬれぎぬ。「—を晴らす」

難読語辞典

冤罪

読み方：エンザイ（ｅｎｚａｉ）

罪がないのに、疑われたり罰を受けたりすること

短編小説作品名辞典

冤罪

作者藤沢周平

収載図書冤罪
出版社青樹社
刊行年月1990.10

収載図書藤沢周平全集 第4巻
出版社文芸春秋
刊行年月1992.8

収載図書藤沢周平珠玉選 5 冤罪
出版社青樹社
刊行年月1994.3

収載図書雪明かり 新装版
出版社講談社
刊行年月2006.11
シリーズ名講談社文庫

近代文学作品名辞典

冤罪

読み方：エンザイ（ｅｎｚａｉ）

作者 藤沢周平

初出 昭和50年

ジャンル 小説

ウィキペディア

冤罪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/10/15 10:22 UTC 版)

冤罪（えんざい）とは、「無実であるのに犯罪者として扱われること」を指す。俗に、「濡れ衣」や「無実の罪」ともいう。法的な誤りなどによって生じる。

ウィキペディア小見出し辞書

冤罪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/05/29 18:46 UTC 版)

「東京・柳島自転車商一家殺人事件」の記事における「冤罪」の解説

警察は当初雇い人に嫌疑をかけたが無関係とわかり、次いでYの元妾が拘束されたがそちらもアリバイがあり釈放された。その後、警察はYと取引のあった行商の男性H（当時26歳）が犯行を自白したとして起訴し、1915年10月15日に東京地裁はHに死刑を言い渡した。 ところが、控訴審の東京控訴院（現在の東京高裁）において、驚くべき真実が判明した。Hは事件とは全く無関係であり、自供したのは、留置場で同房のものから、「警察が言うとおり自供すれば痛い目に遭わなくてすむ、真実は裁判で言えばいいのだ」とそそのかされたからだという。そして、ニセの自供をそそのかしたのは警察から送り込まれた密偵YTであった。これを知った東京弁護士会の有志は、YTを証人として召喚し、YTは事実を認めた。こうして警察の悪事は露呈し、新聞は警察を激しく糾弾することとなった。翌年6月14日、東京控訴院はHに無罪を言い渡した。こうして捜査は振り出しに戻った。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

冤罪

出典:『Wiktionary』 (2018/06/22 19:19 UTC 版)

名詞

冤 罪（えんざい）

1. 犯罪の犯人ではないのに、犯人として扱われること。無実の罪。ぬれぎぬ。

翻訳

• ドイツ語: Justizirrtum ^(de) 男性
• 英語: miscarriage of justice ^(en), false charge
• フィンランド語: oikeusmurha ^(fi)
• フランス語: erreur judiciaire ^(fr) 女性
• イタリア語: errore giudiziario ^(it) 男性

• ノルウェー語: justismord ^(no)
• ポルトガル語: erro judiciário ^(pt)/erro judicial ^(pt)
• スウェーデン語: justitiemord ^(sv) 中性
• 中国語: 冤獄 ^(cmn), 冤狱 ^(cmn) (yuānyù)

Weblio日本語例文用例辞書

「冤罪」の例文・使い方・用例・文例

• 窃盗の冤罪を負う
• 冤罪を蒙る
• 讒者のために冤罪を蒙る
• 冤罪をそそぐ
• （僕はそんなことをした覚えは無い）そりゃ冤罪だ
• 冤罪を負う
• 冤罪を雪ぐ
• 彼は讒者のために冤罪を蒙っている
• 不忠実と中傷され、冤罪を着せられる
• 冤罪
• 罪の冤罪、あるいは誰かのことばまたは行動の悪意のある偽りの陳述