濡れ衣

デジタル大辞泉

ぬれ‐ぎぬ【^×濡れ^▽衣】

読み方：ぬれぎぬ

１ 濡れた衣服。身に覚えのない罪をいうたとえ。「その疑いは—だ」

２ 根拠のないうわさ。無実の浮き名。ぬれごろも。

「憎からぬ人ゆゑは、—をだに着まほしがる類もあなればにや」〈源・紅葉賀〉

ぬれ‐ごろも【^×濡れ衣】

読み方：ぬれごろも

１ 「ぬれぎぬ1」に同じ。

「のがるとも誰か着ざらむ—天(あめ)の下にし住まむ限りは」〈大和・四四〉

２ 根も葉もないうわさ。ぬれぎぬ。

「—は、なほ、え干させ給はじ」〈源・夕霧〉

短編小説作品名辞典

濡れ衣

作者松本攸吾

収載図書拾葉集―大江戸実話特選
出版社文芸社
刊行年月2005.5

濡れ衣

作者高任和夫

収載図書罪びと
出版社光文社
刊行年月2008.8

ウィキペディア

冤罪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/08/10 19:18 UTC 版)

冤罪（えんざい）とは、「無実であるのに犯罪者として扱われること」を指す。俗に、「濡れ衣」や「無実の罪」ともいう。法的な誤りなどによって生じる。

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「濡れ衣」の例文・使い方・用例・文例

• たぶんその若者は犯罪の濡れ衣を着せられたんだ
• あなたは今までに濡れ衣を誰かに着せたことはありますか。
• 濡れ衣を着せられた。
• 彼は収賄の濡れ衣を着せられ, 一生を棒に振った.