じ‐きょう【自供】
自白
(自供 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/16 10:09 UTC 版)
自白(じはく)とは、法手続上、自らに不利益な事実を認めることをいうが、民事手続と刑事手続でその概念は異なる。マスコミ報道などで「罪を自白した」というときの「自白」は刑事上のそれを指している。過去には、自白が強要される例も存在した(氷見事件など)。
- ^ a b 熊谷弘・浦辺衛・佐々木史朗・松尾浩也編 『証拠法大系II自白』1970年、p.6
- ^ a b c 熊谷弘・浦辺衛・佐々木史朗・松尾浩也編 『証拠法大系II自白』1970年、p.3
- ^ 熊谷弘・浦辺衛・佐々木史朗・松尾浩也編 『証拠法大系II自白』1970年、p.4
- ^ (株)旬報社 発行 今村核 著「冤罪弁護士」
- ^ a b c 光藤景皎 『刑事訴訟法 I』2007年、p.102
- ^ 光藤景皎 『刑事訴訟法 I』2007年、pp.102-103
- ^ a b c d e f 光藤景皎 『刑事訴訟法 I』2007年、p.103
- ^ a b c d e 光藤景皎 『刑事訴訟法 I』2007年、p.104
- ^ a b c 上口裕 『刑事訴訟法 I 第4版』2015年、p.186
- ^ 上口裕 『刑事訴訟法 I 第4版』2015年、p.187
- ^ “【なりすましウイルス】犯行予告わずか2秒で書き込み 神奈川県警、疑問を放置 - MSN産経ニュース” (2012年11月14日). 2018年12月4日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “仕組まれた罠(わな) ~PC遠隔操作の闇~ - NHK クローズアップ現代+”. NHK クローズアップ現代+ 2018年12月4日閲覧。
- ^ “【時視各角】賢い韓日外交”. 中央日報 (2021年6月24日). 2021年6月24日閲覧。
自供
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「栃木小1女児殺害事件」の記事における「自供」の解説
物的証拠が乏しいなか、自供が最大の争点とされた。被告人Kは、「パニックになり調書にサインした」と証言。自供の内容は以下の通り。 「無理やり女児を車に乗せ、布テープで縛って口をふさぎ、スタンガンを当て、目に布テープを貼った。2日、車で山林に連れていって午前4時ごろわいせつ行為に及んだが、そこに第三者がやってきて、バタフライナイフで女児を刺し殺害、遺体を山林内に投げて捨てた」 2014年6月11日に被告人は自白し、その後、5通の供述調書が作成された。取り調べを通じて、記憶と違う点や否定したい点ははっきり否定していた。調書の作成を拒む場面もある。検察官の違法、不当な言動もないと主張。公判では、検事の取り調べに被告人Kが詳細に犯行を自白する映像がモニターで再生された。 弁護側は「強制的に長く勾留された末の自白で任意性は認められない」「パニックになり、供述調書にサインをした」「警察官に右手で左ほほを平手うちされ、頭をぶつけてけがをした」「商標法違反事件を利用した違法な取り調べ。別件逮捕から自白まで身柄拘束は123日間に及び、不当に長く拘束された」と主張。
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