きょう【供】
[音]キョウ(漢) ク(呉) グ(慣) [訓]そなえる とも
〈キョウ〉
2 差し出して役立てる。「供給・供出・供託・供与・供覧/提供・試供品」
〈ク・グ〉
く【供】
⇒きょう
とも【供/▽伴】
ぐ【供】
とも【供・伴】
きょう‐・す【供】
きょう‐・する【供】
*九冊本宝物集(1179頃)六「栄好があたる所の日食、四分也。一分を三宝に供し、一分をば八旬の母にあて、一分を童子にあてたりき」
*思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉二「彼女は筍飯を製へて、飢へて倒れんとする僕等に供するのである」
くう‐・ず【供】
そな・ゆ【備・具・供】
そなえ そなへ 【備・具・供】
① 物、状態、条件などをととのえること。また、それらを具備した状況や設備。準備。
*大日経義釈延久承保点(1074)一三「今人武を習はず、又其の備(ソナヘ)无し」
*太平記(14C後)一二「生母の追孝の為に、三牲の備(ソナヘ)を調へて」
(イ) 警固に当たる人。
*大慈恩寺三蔵法師伝承徳三年点(1099)九「度する所の僧は、王の侍衛の具(ソナヘ)なり」
*大かうさまくんきのうち(1605頃)「さて新九郎よしたつそなゑの中より、むしゃ一きすすみいづる」
*明暗(1916)〈夏目漱石〉一三五「此所でも津田の備(ソナ)へは手薄であった」
*今鏡(1170)九「閻魔の庁に参りたりつるに、いひ知らぬそなゑを奉れるによりて」
*雑俳・柳多留‐初(1765)「無いやつのくせにそなへをでっかくし」
そな・える そなへる 【備・具・供】
〔他ア下一(ハ下一)〕 [文]そな・ふ 〔他ハ下二〕
① 物・状態・条件などをそろえととのえる。それらを具備させる。用意する。
*続日本紀‐天平宝字元年(757)七月二日・宣命「私(ひそか)に兵(つはもの)を備布(そなフ)と聞こしめして」
*宇津保(970‐999頃)俊蔭「ありつる魚(いを)は、魚とみつれど、百味をそなへたる飲食になりぬ」
*東大寺諷誦文平安初期点(830頃)「旦主為性(ひととなり)仏心を具(ソナ)へて深く世網を厭む」
*寛永版曾我物語(南北朝頃)一「今は疑ふ所無く程嬰に心を許し、一の大臣にそなへ給ふこそ御運の極とぞ覚えける」
*東大寺諷誦文平安初期点(830頃)「何(いか)にしてか如法の大御供養を備(ソナヘ)儲けて」
(5) (「…にそなえる」の形で、相手の動作をさして) その用にたてる。供する。
供
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 06:03 UTC 版)
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関連項目
供
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〈とも(ども)〉「