じきょう

デジタル大辞泉

じ‐きょう〔‐ケウ〕【事教】

読み方：じきょう

仏語。理すなわち本体と、事すなわち現象とを区別する教えのこと。天台宗が説く化法(けほう)の四教のうちの三蔵教と別教。

じきょう〔ジキヤウ〕【字鏡】

読み方：じきょう

漢和字書。原形は3巻か。著者未詳。平安後期ごろに成立。零本。漢字を部首によって配列し、漢字による反切・類音・字義などの注、片仮名・万葉仮名による字音・和訓の注などを記す。

じ‐きょう〔ヂキヤウ〕【持経】

読み方：じきょう

常に身から離さずに持っていて、読誦(どくじゅ)する経文。法華経をさすことが多い。

し‐きょう〔‐ケウ〕【示教】

読み方：しきょう

［名］(スル)《「じきょう」とも》具体的に示し教えること。教示。「—を請う」

じ‐きょう〔‐キヤウ〕【耳鏡】

読み方：じきょう

外耳道やその奥にある鼓膜などを検査するための医療器具。ふつう、金属製で漏斗形をしており、耳の穴に差し入れて用いる。

じ‐きょう【自供】

読み方：じきょう

［名］(スル)警察官などの取り調べに対し、容疑者・犯人が自己の犯罪事実などを申し述べること。また、その述べた事柄。「犯行を—する」

じ‐きょう〔‐キヤウ〕【自^×彊／自強】

読み方：じきょう

［名］(スル)みずから努め励むこと。「ひたすら—して倦(う)むことを知らず」

じ‐きょう【自^×矜】

読み方：じきょう

自分をほこること。自慢。また、自負。

「—心の高い彼にとって」〈中島敦・李陵〉

世界宗教用語大事典

じきょう 【持経】

仏教用語。経典を常に持って拝読すること。寺に参って経典を読誦すること。法華経を信読する人を持経者といった。経典には多く持経の功徳が説かれている。

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じきょう

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 13:51 UTC 版)

同音異義語

じきょう

• 【自供】容疑者などが取り調べに対し、自分の犯した事柄を述べること。また、その事柄。
• 【自彊、自強】自ら励み努力すること。
• 【自矜】自らを誇ること。
• 【持経】常に持っていて読誦する経文。特に法華経。
• 【耳鏡】外耳道や鼓膜を検査するための漏斗状の器具。
• 【事教】本体と現象とを区別する教え。
• 【示教】具体的に示しながら教えること。