自負
自負とは、自分の能力や功績を人に誇れるくらいには立派であると信じることである。言い換えると、「自分はこのくらい凄いと自分で言ってしまえるだけの自信がある」ということである。主に「自負する」「自負がある」「自負心」といった言い方で用いられる。
「自負」の用例
「自負」の語源
自負の「負」の字には「背負う」「恃む(たのむ)」「あてにする」「頼りにする」といった字義がある。たとえば「抱負」の「負」も、「自負」と同様、「あてにする」「頼りにする」という意味で「負」の字が用いられている。「負」の字の一般的な用法には、「負ける」「負債」「負担」といったネガティブなイメージを伴う言葉が多いものの、「自負」の「負」はそうしたネガティブなニュアンスを伴わない。
「自負」の類語
「自負」の類語・類義語としては「自信」や「矜持」あるいは「プライド」などが挙げられる。「自信」は「自分の才覚を信じる」という点で「自負」と共通する。ただし、「自負」にはさらに「誇る・請け負う」というニュアンスが見いだされる。「自信」にはそのような含みは特にない。
「矜持」は「きょうじ」と読み、「自信と誇り(を持つこと)」を意味する語である。ほぼ「プライド」と同義。「自負」は「自分を信じて他に請け負う」ニュアンスとすれば、「矜持」は「自分を信じて恥じることなく堂々と振る舞う」というニュアンスを中心とする。
自負
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/04/04 22:12 UTC 版)
また、病院内の店を財団がほぼ独占している慣行について、「病気の人たちのために正月に門松を飾ったり、ひな人形を飾ったり、民間業者ではできないことをやっている自負がある」と話した。
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「自負」の例文・使い方・用例・文例
- 私は物理に関して自負できるほどの専門知識はありません
- 彼がフリーペーパーには余裕で勝つ内容になったと自負しています
- 彼は経済にかけては誰にも負けないと自負している。
- その言葉は彼の自負心を傷つけた。
- スキーなら同僚の誰にも負けないと自負しています.
- 彼はなかなか自負心が強い.
- 彼はなかなか自負が強い
- 彼はなかなか自負心が強い
- 自負心を傷つける
- 人の自負心を傷つける
- 不合理で極端な自負心(七つの大罪の1つとして体現される)
- 人の尊厳や自負心に対する侮辱
- 愚かな自負心の特性
- 過度に自負する感情
- 才能を自負して失敗を招く
- 自負心
- 自負する
- また,南部氏は自身の個性を自負し,互いの違いを尊重するよう学生たちを励ました。
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