贔屓
ひい‐き【×贔×屓/×贔▽負】
ひいき
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/04 22:53 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2012年8月)
|
贔屓(ひいき)とは、自分の気に入った者に対して肩入れし、優遇することである。贔屓をしてくれる人のことを贔屓筋(ひいきすじ)などと呼んだ。 語源は中国の伝説上の生物である贔屓。
概要
江戸時代から明治にかけて町人文化が花開いた時期には、富裕な町人などが、気に入った相撲取りや歌舞伎役者などのパトロン(後援者)になり、物心共に支援する慣行が見られた。いわゆるタニマチ文化であり、形を変えながら現代も生き残っている。相撲のタニマチの場合は、力士や年寄個人に限らず相撲部屋に対するひいき・後援者も存在する。スケールは大きく違うが、いわゆるファンと呼ばれる人々も似たような心性を持っている場合がある。
口語として
商売の世界において、上述の通り取引先に自分の(或いは自社の)優遇を願う表現として「ごひいきに」がある。 これは江戸時代の商人から現代のビジネスマンに至るまで、歴史上幅広く使われている。
依怙贔屓
肩入れしている理由が不透明で、公平でないと判断される場合は、依怙贔屓、偏愛[1](えこひいき、英語: Cronyism)などと呼ばれる。日常用語としてはこの意味で使われることも多い。
脚注
- ^ 『日本難訓難語大辞典』遊子館、2007年1月。
関連項目
ひいき
「ひいき」の例文・使い方・用例・文例
- 教師はどの生徒もえこひいきしないように気をつけなければならない
- その法律はお金持ちをえこひいきしているように思える
- 彼女は生徒のえこひいきはしない
- 彼女は長男をとてもえこひいきする
- 私はすっかりひいきチームの優勝に熱狂した。
- 加藤さんはその店を昔からひいきにしていました
- 両親は、末っ子をえこひいきするかもしれない。
- 毎度ごひいきにありがとうございます。
- 彼女は自分のひいきの馬を応援した。
- 彼女はいつも少数の生徒をえこひいきしていて、そのくせ他の生徒には厳しい。
- 彼は特に誰といってえこひいきをしない。
- 私達の先生は女生徒だけをえこひいきする。
- 教師が一部の生徒を過度にひいきするのはよくないことだ。
- ごひいきのロックグループは何曜日と何曜日にやっていますか。
- あの先生には女子学生をえこひいきする傾向がある。
- あなたのごひいきの女優が出ていると思いますよ。
- 彼らは国産品を強くひいきしている.
- ごひいきをお願いします.
- 彼はいつも友人をえこひいきする.
- えこひいきして.
ひいきと同じ種類の言葉
- ひいきのページへのリンク