ネット‐いじめ〔‐いぢめ〕【ネット▽苛め/ネット▽虐め】
サイバーいじめ
【英】cyberbullying
サイバーいじめとは、インターネット上(いわゆるサイバースペース)で行われるいじめ行為のことである。
サイバーいじめは、Web上のブログやプロフ、電子掲示板、あるいは携帯メールなどを使用して、特定個人を対象に誹謗中傷を行ったり、顔写真や個人情報などを勝手に公開する(晒す)といった形で行われることが多い。インターネットの匿名性、不特定多数に公開されるといった特性が、陰湿ないじめを助長しやすいと言われている。
日本では2000年代半ばから「学校裏サイト」の存在が問題視されている。米国でもサイバーいじめは深刻な問題となっており、ミズーリ州ではサイバーいじめを禁止する州法が成立している、2011年には「cyberbullying」の語が「Oxford English Dictionary」第12版に新語として追加されている。
参照リンク
stopcyberbullying.org - (英語)
ネットいじめの対処法 - (「ネット上のいじめ」に関する対応マニュアル・事例集)
ネットいじめ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/30 07:45 UTC 版)
ネットいじめ、サイバーいじめ(英: Cyber-bullying)は、インターネット上におけるいじめおよび嫌がらせ[1]である。一定の人間関係のある者から、パソコンや携帯電話(スマートフォン等を含む)などのネット端末を経由して、物理的・心理的な攻撃が加えられ、被害者が精神的苦痛を感じていることである。炎上が原因で発生することも多い。酷い場合には身内や友達、同級生、同僚など被害者と関係の近い者が巻き込まれるケースもある。また、攻撃者は必ずしも知人とは限らず、見ず知らずの他人が攻撃をしてくるケースもある。いじめ防止対策推進法(平成25年法律第71号)第二条第一項および第四条にて、通常のいじめに加えてネットいじめ、サイバーいじめも禁止されており、同法第十九条第三項において、発信者情報の開示についても明記されている。ネットいじめは、2020年に厳密性の高い学術誌「Annals of Work Exposures and Health」に掲載された論文で、今後、労働者の健康に影響を与える重要な要因の1つとなると予測されている[2]。
- 1 ネットいじめとは
- 2 ネットいじめの概要
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