部落問題
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部落問題(ぶらくもんだい)は、日本の被差別部落問題、人権問題、社会問題、又はこれを利用した逆差別である同和利権、部落解放同盟(解同)の部落排外主義・部落絶対主義による行政対象暴力、解同タブーに関わる問題である[1]。
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注釈
- ^ 東日本や山間部などでは集落の意味でも普通に使われるので差別発言だと早合点しないように注意すること
- ^ 2008年(平成20年)大学入試センター試験日本史の問題参照。植民地でのみ通用しない全くの異種文字を、支配国(宗主国)の国政選挙の投票に認めたという史実は先進国でほとんど例が無い。
- ^ 「杉山が描いた「特殊部落」は、現実におこる朝鮮人に対する差別や被差別部落に向けられる差別を反映したものではないのです。 この「特殊部落」はあくまでも杉山が偏見をもって作り出した虚構の世界なのです。」
- ^ 提案者 中井一夫、秋田大助、八木一男外109名提出 衆法第42号
- ^ その糾弾会は1回から4〜5回までは"人格が破壊されかねない"ほど激しいもので「ある時は『差別とは何か、いってみろ』といわれ、あまりにも漠然とした問いに戸惑っていると、『なぜ黙っているんだ、いえないのか』とやられ、考えがまとまらずに何かをいうと、次から次へと揚げ足とりで突っ込まれる。何をいっても吊るし上げられる、一事の過激派学生の大衆団交と同じだったという。(略)よく、解同関係者は『糾弾は教育の場』というが、筑紫糾弾会は拷問に等しい」と批判している。
出典
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