にっぽん‐しゃかいとう〔‐シヤクワイタウ〕【日本社会党】
読み方:にっぽんしゃかいとう
明治39年(1906)幸徳秋水らを中心として結成された日本最初の合法的社会主義政党。翌年、治安警察法の適用によって解散。
昭和20年(1945)第二次大戦前の無産政党各派が合同して結成した社会主義政党。同22年初代委員長片山哲を首班として、民主党・国民協同党との三党連立内閣を組織したが、翌年総辞職。以後、党内左右の対立が激化し、同26年分裂。同30年左派の主導のもとに再統一したが、同35年には右派が脱党して民主社会党を結成した。平成8年(1996)社会民主党に改称。
にほん‐しゃかいとう〔‐シヤクワイタウ〕【日本社会党】
読み方:にほんしゃかいとう
日本社会党
日本社会党
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 10:19 UTC 版)
日本社会党(現・社会民主党)は、当初より社会民主主義者を含めた幅広い無産政党の結集であったが、1964年第24回大会で制定した綱領的文書「日本における社会主義への道」(通称「道」)に、社会主義協会系党員の働きかけにより1966年第27回大会の補訂でプロレタリア独裁を肯定する表現を取り入れ、共産主義政党と類似した綱領をもつ政党になった。それは、本文の改訂ではなく文末の「審議経過」で付加するという社会党らしい折衷的なものであったが、党内ではこれで社会党はプロレタリア独裁を肯定しているとみなされた。しかし20年後の1986年に「日本社会党の新宣言」を決定し「道」を「歴史的文書」として棚上げし、革命路線から転換した(但し旧路線を継承するとも取れる付帯決議を加えたため、路線転換とは必ずしも認識しない向きもあった)。
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「日本社会党」の例文・使い方・用例・文例
- 日本社会党という政党
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