階級政党
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/18 04:24 UTC 版)
階級政党(かいきゅうせいとう)とは、特定の社会階級の立場・利益を代表し、これに依拠する政党のことで、労働者階級の政党(主として社会主義政党・共産主義政党)が自称することが多い[1]。対義語は国民政党。
- ^ 階級政党(デジタル大辞泉)
- ^ 「労働者階級の立場にたてば、労働組合や消費組合の日常性を超えたところに階級の指導部隊としての階級政党が設定されることになる。」(Yahoo! 百科事典-小学館 日本大百科全書 より)
- ^ 「議会制民主主義に組み込まれた階級政党は、特定の階級や階層の利害代弁者であるだけでなく、全国民的な観点にたった政策展開者であることを求められる。野党であれ、政権党であれ、政党政治の担い手の資格は、徒党性の克服であり国民政党的性格の呈示である。ここで階級政党の国民政党化が、公党化として具体的課題になる。」(Yahoo! 百科事典-小学館 日本大百科全書 より)
- ^ 日本共産党規約2条の『「労働者階級の党」であると同時に「日本国民の党」である』という記述について、「『労働者階級の党』というのは、共産党が労働者だけの政党だという意味ではなく、労働者階級が担っている歴史的使命を自分の目標とする政党だという意味」としている。「労働者階級の党」「国民の党」とは? - 『しんぶん赤旗』2004年9月2日付掲載、日本共産党HP。
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