日本社会人団体馬術連盟とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 日本社会人団体馬術連盟の意味・解説 

日本社会人団体馬術連盟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/24 09:35 UTC 版)

日本社会人団体馬術連盟(にほんしゃかいじんだんたいばじゅつれんめい、Japan Business Group Equestrian Federation、略称社馬連(しゃばれん)、JBG)は、日本における企業、官公庁等の職域をベースとして活動している乗馬団体からなる馬術連盟である[1]

概要

企業、官公庁における馬術部や乗馬同好会などの乗馬団体が会員となる。

公益社団法人日本馬術連盟の基盤を構成する「組成団体」として位置づけされ、乗馬の普及と馬術の振興を目指して幅広い活動を行っている。

事務局は東京都中央区新川2-6-16 馬事畜産会館4階。

沿革

1968年、「社会人団体馬術同好会」が結成。

1976年、「社会人団体馬術連盟」と改称。

1979年、「日本社会人団体馬術連盟」と改称。

1985年、日本馬術連盟の組成団体となる。

2001年、日本馬術連盟の正会員となる。

歴代会長

主な活動

競技会の主催・共催、馬場馬術・障害馬術講習会の実施、審判講習会の実施、騎乗資格審査会の実施、体験乗馬・体験馬車や障碍者乗馬会などへのボランティア派遣。

主催競技会

主な主催競技会は以下の通り。

  • 全日本実業団障害馬術大会
  • 全日本社会人馬術選手権大会 シリーズ(スプリング、オータム、ファイナル)
  • JBGホースフェスティバル
  • キャロットステークス
  • 日韓社会人親善馬術大会
  • JBG関西大会

騎乗者技能資格認定制度

A級からD級までの5段階の資格があり、それぞれ以下のように位置づけられている。

A級
国際競技会へ出場するため必要な資格で、日本社会人団体馬術連盟の開催する審査会で合格し付与される。試験科目は実技のみ(馬場・障害)。受験資格は日本社会人団体馬術連盟会員団体に所属していること、およびB級資格を取得していること。日本馬術連盟のB級へ移行が可能。
B級
主催競技会(馬場馬術および障害馬術競技)に出場するために必要な資格で、日本社会人団体馬術連盟の開催する審査会で合格し付与される。試験科目は、筆記と実技(馬場・障害)。受験資格は日本社会人団体馬術連盟会員団体に所属していること。日本馬術連盟のB級、全日本学生馬術連盟 SA級、全国乗馬倶楽部振興協会 障害1級・2級などからの移行が可能。
B'級
主催競技会(馬場馬術競技限定)に出場するために必要な資格で、日本社会人団体馬術連盟の開催する審査会で合格し付与される。試験科目は、筆記と実技(馬場)。受験資格は日本社会人団体馬術連盟会員団体に所属していること。日本馬術連盟のB級 馬場限定、全日本学生馬術連盟 SA級 馬場限定、全国乗馬倶楽部振興協会 馬場1級・2級などからの移行が可能。
C級
日本社会人団体馬術連盟の開催する審査会で合格し付与される。試験科目は、筆記と実技(馬場)。受験資格は日本社会人団体馬術連盟会員団体に所属していること。日本馬術連盟のC級 馬場限定、全国乗馬倶楽部振興協会 障害3級・馬場3級・エンデュランス1〜3級などからの移行が可能。
D級
日本社会人団体馬術連盟の開催する審査会で合格し付与される。試験科目は、筆記と実技(馬場)。受験資格は日本社会人団体馬術連盟会員団体に所属していること。

出典

  1. ^ 沿革”. 日本社会人団体馬術連盟. 2019年5月2日閲覧。

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「日本社会人団体馬術連盟」の関連用語

日本社会人団体馬術連盟のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



日本社会人団体馬術連盟のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの日本社会人団体馬術連盟 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS