柳田秀一

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柳田秀一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/05/01 09:18 UTC 版)

柳田 秀一（やなぎた ひでかず、1905年5月10日^[1] - 1978年4月4日^[2]）は、日本の医師、政治家。日本社会党衆議院議員（8期）、舞鶴市長。

来歴・人物

京都府舞鶴市出身。京都一中・旧制六高を経て岡山医科大学を卒業し^[1]、京都帝国大学大学院医学部で学ぶ^[2]。その後医師を開業。1947年に舞鶴市長に当選し1950年まで務める。

1952年の総選挙に左派社会党公認で京都2区から出馬し、初当選。1955年に再統一した日本社会党にも引き続き所属し、この間1966年1月に佐々木更三・勝間田清一両委員長の下で、国会対策委員長を務める^[2]。また日本体育協会でも理事を務め、東京オリンピックでも組織委員となった。

1972年の総選挙で地盤を京都府副知事だった山田芳治に譲り引退、1978年4月4日に府知事選に立候補した山田の政談演説会の直後に脳梗塞で倒れ死去。享年72。

脚注

1. ^ ^{a b} 『日本人事録 第6版』全国篇、937頁。
2. ^ ^{a b c} 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』671頁。

参考文献

• 『日本人事録 第6版』全国篇、中央探偵社、1963年。
• 衆議院・参議院『議会制度百年史 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。

公職
先代 川北正太郎	京都府舞鶴市長 1947年 - 1950年	次代 嵯峨根達雄
党職
先代 横路節雄 山花秀雄	日本社会党国会対策委員長 第7代 : 1966年 第9代 : 1967年 - 1970年	次代 山花秀雄 楯兼次郎

表 話 編 歴 舞鶴市長
官選	旧舞鶴市長 市長臨時代表者 川北正太郎1938.8-1938.9 川北正太郎1938.9.10-1942 水島彦一郎1942-1943 舞鶴市長 立花一1943.7-1945.12 川北正太郎1946.1-1946.11
公選	柳田秀一1947.4-1950.7 嵯峨根達雄1950.8-1954.7 佐谷靖1954.8-1977.4 立道團造1977.4-1978.12 町井正登1979.2-1995.2 江守光起1995.2-2007.2 齋藤彰2007.2-2011.2 多々見良三2011.2-2023.2 鴨田秋津2023.2-現職

表 話 編 歴 旧京都2区選出衆議院議員(1947年 - 1993年)
定数5	第23回 芦田均 太田典礼 中野武雄 大石ヨシエ 奥村竹三 第24回 芦田均 大石ヨシエ 前尾繁三郎 中野武雄 河田賢治 第25回 芦田均 柳田秀一 前尾繁三郎 大石ヨシエ 中野武雄 第26回 田中好 芦田均 前尾繁三郎 柳田秀一 大石ヨシエ 第27回 芦田均 前尾繁三郎 岡本隆一 川崎末五郎 柳田秀一 第28回 前尾繁三郎 柳田秀一 芦田均 岡本隆一 川崎末五郎 第29回 前尾繁三郎 柳田秀一 岡本隆一 谷垣専一 玉置一徳 第30回 前尾繁三郎 玉置一徳 岡本隆一 柳田秀一 谷垣専一 第31回 前尾繁三郎 谷垣専一 柳田秀一 玉置一徳 岡本隆一 第32回 寺前巌 前尾繁三郎 柳田秀一 西中清 谷垣専一 第33回 山田芳治 寺前巌 谷垣専一 前尾繁三郎 玉置一徳 第34回 寺前巌 西中清 前尾繁三郎 山田芳治↓ 玉置一徳↓ 谷垣専一↑ 玉置一弥↑ 第35回 寺前巌 玉置一弥 谷垣専一 西中清 山田芳治 第36回 前尾繁三郎↓ 谷垣専一↓ 玉置一弥 寺前巌 西中清 谷垣禎一↑ 野中広務↑ 第37回 野中広務 谷垣禎一 西中清 玉置一弥 山中末治 第38回 寺前巌 野中広務 谷垣禎一 西中清 玉置一弥 第39回 山中末治 野中広務 谷垣禎一 寺前巌 西中清 第40回 寺前巌 野中広務 山名靖英 谷垣禎一 豊田潤多郎
↓：途中辞職、失職など、↑：補欠選挙で当選。