キリストきょう‐しゃかいしゅぎ〔‐ケウシヤクワイシユギ〕【キリスト教社会主義】
キリストきょうしゃかいしゅぎ 【キリスト教社会主義】
キリスト教社会主義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/06 03:25 UTC 版)
CCTU
カトリック労働者
キリスト教社会主義者
UO · 社会派
カトリック正義と平和協議会
- 1 キリスト教社会主義とは
- 2 キリスト教社会主義の概要
- 3 概要
- 4 カトリック社会主義(社会的カトリシズム)
- 5 脚注
キリスト教社会主義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/04 03:07 UTC 版)
前掲の岩井健作が信仰の系譜として指摘する”社会的キリスト教運動”について、竹中正夫は『日本キリスト教歴史大事典』(1988)の項目「キリスト教社会主義」の中で、次のように岩井文男の名前を挙げている。少し長くなるが引用する。 ”大正末期から昭和のはじめにかけて日本の資本主義体制が確立されるにつれ、その矛盾を批判的に捉える社会運動が台頭し、キリスト者の中に社会主義への関心が高まっていった。これには、ふたつの流れがある。(中略)もうひとつの流れは、中島重を中心とする社会的キリスト教の運動で、昭和の初め賀川豊彦によって刺激を受けた同志社の学生、教職員たちが、中島を中心にして27年同志社労働者ミッションを設立、農村や労働者の中にキリスト教に根差した実践活動をするとともに教会形成を目指し、岩井文男、中村遥、石田英雄、金田弘義らが実践に当り、月刊誌『社会的キリスト教』(1932-41)を機関誌とした。学生キリスト教運動が社会的危機意識にかられた抽象性をもって過激になっていったのに対し、社会的キリスト教の場合は、キリスト教の信仰に根差した地道な社会実践を主眼としていたが、神の国と社会的共同体の関連において批判的検討の余地を残していた。”
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