大正末期とは? わかりやすく解説

大正末期(図書館落成)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 19:56 UTC 版)

市立小樽図書館」の記事における「大正末期(図書館落成)」の解説

1923年大正12年)、図書館新築工事開始され11月30日落成した図書館として独立した建物は、当初の計画から20年以上、開館から7年という長い年月経て完成であった当時建物木造2階建で、普通閲覧室新聞閲覧室児童閲覧室婦人閲覧室用意されていた。婦人閲覧室は、当時の社会状況反映して設けられたものである。この建物風格は、小樽在住であった小林多喜二利用していたのではないか想像してしまうほど、との声もある。当時蔵書数は、和漢書1万215冊、洋書423であった図書館規則上、図書館には館長1人を置くことが定められていたが、開館以来司書田添三喜太と雇員または書記1名で運営されていた。図書館落成の翌1924年大正13年)、河野常吉初代館長就任した河野図書館職員全員相談し事務在り方決定するなど、小樽図書館運営方針確立すると共に資料選択収集についての指針覚書として残した明治から大正期にかけて活躍した地方史研究者である河野は、その歴史認識正確さ深さ当時から高く評価され河野収集した幕末から明治初期にかけての古文書類は、極めて貴重な資料群とされている。 利用者数は、1919年大正9年時には3千人程(1日平均14人)であったが、1934年大正14年)には7万人超えるまでになり、1日228人の閲覧者数を数えた閲覧冊数も、当初は5千冊程であったものが、1934年には20倍の20冊を越えた

※この「大正末期(図書館落成)」の解説は、「市立小樽図書館」の解説の一部です。
「大正末期(図書館落成)」を含む「市立小樽図書館」の記事については、「市立小樽図書館」の概要を参照ください。

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