独占とは?

どく‐せん【独占】

[名](スル)

自分ひとりだけのものにすること。ひとりじめ。「人気を独占する」

特定の資本が他の競争者排除し、生産市場支配している状態。


どく‐せん【独占】

〔名〕

他人を排してひとりで占有すること。ひとりじめにすること。

園遊会(1902)〈国木田独歩〉三「有名なるターナー最後一室を独占(ドクセン)して居ますが」〔蘇軾‐和章七出湖州詩〕

経済で、特定の資本が他の競争者排除して市場支配し、利益占有すること。

社会百面相(1902)〈内田魯庵鉄道国有「独占の実がある以上は民有を非とするのが当然だ」


ひとり‐うらない ‥うらなひ 【独占】

〔名〕 占者の力によらず、自分自身で占うこと。また、その方法について記した書物

江戸から東京へ(1923)〈矢田挿雲〉八「ヒュースケンの使ひ残し薬液と、ウンシンの使ひ古し機械とで独占(ヒトリウラナヒ)をおくように自修自得の歩を進めつつ」


ひとり‐じめ【独占】

〔名〕 そのもののすべてをひとりで保有して他の人に譲らないこと。どくせん

別れ霜(1892)〈樋口一葉〉一「天下果報一人(ヒトリ)じめ」


独占

市場での競争状態のひとつで、理論的には、1企業が1産業全体あるいは1市場全体占めていること。現実にはそのような純粋完全独占はまれであり、一般的には、売り手価格操作市場での取引条件操作をもって釣る寡占の状態や、不完全独占の状態まで含めて考えることが多い。また、マルクス経済学では独占を大きなテーマとして扱っており、「少数大企業市場に対して影響与えている状態」としている。企業が他の企業事業活動排除支配できる状況である。

独占

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/23 10:39 UTC 版)

独占(どくせん、: monopoly)・壟断(ろうだん)とは、特定の企業が、他の競争者を排除して販売市場や原料資源地などを支配し、利益を貪る経済構造である[1]。規制対象としての独占は語義として複占寡占もふくむ。日米など限られた国では市場の失敗の原因として各国の独占禁止法等により規制するが、自然独占およびその他さまざまな例外的あつかいもなされている。




  1. ^ 『広辞苑』
  2. ^ Stephen Birmingham, Our Crowd, Harper & Row, 1967.
  3. ^ 志村嘉一 『銀行集中と産業支配』 東洋経済新報社 1970年
  4. ^ ヴァイマル共和政下の1922年、フリードリヒ・ヴィルヘルム会社(Friedrich Wilhelm, Preussische Lebens- und Garantie-Versicherungs-Actien-Gesellschaft)がゲーリング生命保険会社(Gerling)に吸収され、保険トラストを形成した。
  5. ^ 英語ではコングロマリット。日本では財閥が相当するが、同族経営は独占の目安でこそあれ要素とはならない。
  6. ^ スイス再保険編 越知隆訳 『世界の保険市場』 保険研究所出版部 1966年
  7. ^ 完全競争下では、競争相手がより低い価格をつけて商品シェアを奪うかも知れないのに対し、独占市場ではその心配がないからである。
  8. ^ 商品を完全競争下なみに多く売るには、より多くの消費者に商品を買ってもらう為、完全競争下なみに価格を引き下げねばならなくなってしまうからである。


「独占」の続きの解説一覧

独占

出典:『Wiktionary』 (2021/08/07 05:32 UTC 版)

名詞・サ変動詞

どくせん・する)

  1. 独りだけで占有すること。
  2. 生産市場支配して、利益独りだけで占有すること。
  3. 経済売り手又は買い手主体一人であり、価格形成一方によりなされる経済状態一般には売り手独占の場合を言う。

活用

サ行変格活用
独占-する

類義語

関連語

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