独り

デジタル大辞泉

ひと‐り【一人／独り】

読み方：ひとり

［名］

１ 人数が1であること。一個の人。いちにん。「—に一つずつ配る」「乗客の—」

２ 仲間・相手がいなくて、その人だけであること。単独。「—で悩む」「—でいるのが好きだ」

３ 他の人の助けを借りず、その人だけですること。独力。自力(じりき)。「—ではなに一つ満足にできない」「—で解決する」

４ 配偶者のないこと。独身。「いまだに—でいる」

［副］

１ 物事をその人だけでするさま。単独で。「—読書に励む」「—物思いにふける」

２ 打消しの語を伴って、ある物事だけに限ったことではないという気持ちを表す。ただ。単に。「—現象にとどまらず、本質に迫るべきだ」

３ ひとりでに。自然に。

「むつかしくもぢれたるもの、—さばくるといへり」〈三冊子・黒双紙〉

短編小説作品名辞典

独り

作者眉村卓

収載図書怪しい人びと
出版社新潮社
刊行年月1992.3
シリーズ名新潮文庫

独り

作者徳田秋声

収載図書徳田秋声全集 第29巻 小説拾遺2
出版社八木書店
刊行年月2002.7

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

独り

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 13:28 UTC 版)

和語の漢字表記

独 り

1. 「ひとり」を参照。

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「独り」の例文・使い方・用例・文例

• 君がいなければ僕はまったく独りぼっちになってしまう
• もうけの独り占めはいけないよ
• その子は羽根布団をひっぱり、ほとんど独り占めにしてしまった。
• 彼は簡単な形式の独り占いを教えてくれた。
• 彼は時々独り言を言う。
• ではあなたはまだ独りになる時間があるのですね。
• 私は独り残されるのに慣れていない。
• 私はあなたを独りにします。
• あなたを独り占めしたい。
• 私は仕事中や電車に乗っている時に独り言を言ってしまいます。
• 仕事中に独り言を言う。
• 彼は不機嫌そうに、ぶつぶつ独り言を言っていた。
• 私は彼を独り占めにすることなんてできない。
• これは私の独り言だと思って聞いてください。
• この頃、私はよく独り言を言っている。
• 私はそこに独りきりにさせられるのが怖かった。
• そのドアが独りでに開きました。
• うちの犬は独りぼっちにされるのは好きではない。
• 私を独りにしておいて欲しい。