吉凶
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 01:21 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動吉凶(きっきょう)は、吉(きち)と凶(きょう)、つまり「よいこと、さいわい」と「わるいこと、わざわい」を合わせて呼ぶ言葉である。
占いの結果を、良い悪いの2種類で表すときに使う(例: 仏滅は万事に凶)。非常な吉と非常な凶を特に、大吉・大凶と呼ぶ。おみくじでは「大」だけでなく「中」「小」「末」などもつけて種類を増やす。
おみくじの吉凶の順序
大吉・中吉・小吉・吉・末吉・凶
の順で記載されている[2]。また、
大吉・中吉・小吉・吉・末吉・凶・大凶
の順によいともされる(大凶の追加を除き同じ)[3]。
しかし、吉の位置は違うことがあり、いくつかの神社では吉を小吉と末吉の間とする。さらに種類を増やし
大吉・中吉・小吉・吉・半吉・末吉・末小吉・凶・小凶・半凶・末凶・大凶
の順によいともされる[4]。吉の位置が下がり、半吉と末小吉が追加されている。また、小凶・半凶・末凶が凶の下(上ではない)に追加されている。
出典
- ^ 神社本庁教学研究所監修『神道いろは―神社とまつりの基礎知識』神社新報社 2004年
- ^ 神社本庁 おみくじについて
- ^ 錦山天満宮 作法・慣習辞典
- ^ 鵠沼伏見稲荷神社 神道Q&A
「吉凶」の例文・使い方・用例・文例
- 昔の人は獣骨を焼いて吉凶を占った.
- 吉凶を占う
- 吉凶判断
- 幸運も不運もあわせ迎える、人生の吉凶を共に受け入れる
- 印鑑の字形などに現れる吉凶の相
- 歌占という吉凶占い
- 人の将来の吉凶を予測する
- 神仏に祈願して事の吉凶を占うくじ
- なにげなく話す言葉から物事の吉凶を占うこと
- 灼骨という,獣の骨で吉凶を占う占い
- 相をみて吉凶を判断する
- 土地の状態から判断される吉凶
- 辻で通行人の言葉などから吉凶を占うこと
- 吉凶を占う文句を書いた紙片
- 吉凶を占う文句を書いた紙片を売ること
- 吉凶を占う文句を書いた紙片を売る人
- 天文,気象を観測して,吉凶を判断する技術
- 年の吉凶を占うこと
- 特定の年齢によって運勢に吉凶があるとされること
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