ケタミンとは? わかりやすく解説

ケタミン


ケタミン

分子式C13H16ClNO
その他の名称Ketamine、ケタミン、(±)-ケタミン、dl-ケタミン、(±)-Ketamine、dl-Ketamine、カリプソール、Kalipsol
体系名: rac-(2R*)-2-(2-クロロフェニル)-2-(メチルアミノ)シクロヘキサン-1-オンrac-(R*)-2-(2-クロロフェニル)-2-(メチルアミノ)シクロヘキサノンrac-(R*)-2-(o-クロロフェニル)-2-(メチルアミノ)シクロヘキサノン


(+)‐ケタミン

分子式C13H16ClNO
その他の名称(+)-ケタミン、(+)-Ketamine、(+)-2-(2-Chlorophenyl)-2-(methylamino)cyclohexanone
体系名:(+)-2-(2-クロロフェニル)-2-(メチルアミノ)シクロヘキサノン


(S)‐ケタミン

分子式C13H16ClNO
その他の名称(S)-2-(o-Chlorophenyl)-2-(methylamino)cyclohexanone(S)-2-(2-Chlorophenyl)-2-(methylamino)cyclohexanone(S)-ケタミン、(S)-Ketamine、(S)-2-(Methylamino)-2-(2-chlorophenyl)cyclohexanone(-)-Ketamine、(-)-ケタミン、エスケタミン、Esketamine、l-ケタミン、l-Ketamine、S(+)-ケタミン、S(+)-Ketamine
体系名:(S)-2-(2-クロロフェニル)-2α-(メチルアミノ)シクロヘキサノン、(2S)-2-(2-クロロフェニル)-2-(メチルアミノ)シクロヘキサン-1-オン(S)-2-(2-クロロフェニル)-2-(メチルアミノ)シクロヘキサノン(S)-2-(o-クロロフェニル)-2-(メチルアミノ)シクロヘキサノン(S)-2-(メチルアミノ)-2-(2-クロロフェニル)シクロヘキサノン


ケタミン

【仮名】けたみん
原文】ketamine

手術を受ける患者知覚意識を失わせ睡眠導入することを目的使用される薬物化学療法原因生じた神経痛対す治療薬としても研究されている。ケタミンは、痛み知覚関わる脳への神経経路遮断する全身麻酔薬一種である。「ketamine hydrochloride(塩酸ケタミン)」、「ketalarケタラール)」とも呼ばれる

ケタミン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/03 06:54 UTC 版)

ケタミン英語: Ketamine)は、アリルシクロヘキシルアミン系の解離性麻酔薬である。日本では麻酔薬ケタラール第一三共)として静脈注射剤筋肉注射剤がある。医薬品医療機器等法における 処方箋医薬品劇薬。解離性麻酔薬であるため他の一般的な麻酔薬と比較し、低用量帯では呼吸を抑制しない大きな利点がある(呼吸停止しにくい)。ケタミンは世界保健機関(WHO)による必須医薬品の一覧に加えられている。フェンサイクリジン(PCP)の代用物として合成された[3]。筋肉注射が可能なので、動物の麻酔にもよく使われる。




「ケタミン」の続きの解説一覧

ケタミン(ケタラール)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 08:58 UTC 版)

全身麻酔」の記事における「ケタミン(ケタラール)」の解説

解離性麻酔薬呼ばれる視床大脳新皮質抑制するが、大脳辺縁系賦活する。血圧上昇頻脈などを起こす。そのため、呼吸抑制による死亡生じない体性痛を非常によく抑え熱傷疼痛除去でも好んで用いられる近年日本では麻薬指定され法的な取り締まり対象となったが、薬理学的には麻薬オピオイド)ではない。

※この「ケタミン(ケタラール)」の解説は、「全身麻酔」の解説の一部です。
「ケタミン(ケタラール)」を含む「全身麻酔」の記事については、「全身麻酔」の概要を参照ください。

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