きん‐き【禁忌】
きんき 【禁忌】
禁忌
【概要】 適応(indication)の反対語。薬剤使用の時の「禁忌」とは「次の患者には使用しないこと」という意味。添付文書では、使用上の注意の項の最初に記載されている。原則として過敏症以外は設定理由が記載されている。「原則禁忌」とは、「次の患者には使用しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に使用すること」として記載されている。すなわち「診断治療上特に必要とする場合」のみに限定されており、危険性を上回る効果が期待される場合以外には使用すべきではない。

禁忌
禁忌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/23 06:16 UTC 版)
禁忌(きんき)とは、「していけないこと」の意。タブーとしての禁忌には道徳的な含みがあるのに対して、他の用例では、技術的、科学的な根拠によって禁じられている。
- 禁忌 (医学) - 医療上の禁忌。不適当で患者の予後を大きく悪化させる術式、検査、投薬、調剤等を指す。絶対的禁忌と相対的禁忌の二つに分けられる。
- 併用禁忌データベース 併用すると危険をもたらす医薬品のデータベース
- 温泉の効能で特定の症例に対して逆効果があると考えられている場合、一般的禁忌症と表現される。→項目「一般的適応症」参照
- 禁忌品 - 古紙回収に出されると再生処理がうまくできなくなる物のこと。(禁忌品(きんきひん))
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禁忌
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