静脈路確保
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静脈路確保(じょうみゃくろかくほ)とは、静脈内に針やチューブを留置して輸液路(または静脈アクセス、英: venous access)を確保する処置である。静脈ルート確保、静脈ライン確保などとも呼ばれる。静脈路確保により、薬剤を必要時に直ちに静脈内投与することが可能になる。手技は末梢静脈カテーテル、中心静脈カテーテルで異なり、前者は主に看護師、後者は基本的に医師により施行される。
- ^ 周術期管理チームテキスト 第3版, 公益社団法人 日本麻酔科学会(発行), 2016年8月10日発行
- 1 静脈路確保とは
- 2 静脈路確保の概要
- 3 末梢静脈路確保
- 4 参考文献
静脈路
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留置針やカテーテルによって確保された静脈内への薬剤投与経路を、静脈路(静脈ルート)という。静脈路は即効性を期待する投与経路として重要だが、血圧の急に下がるような緊急時にはむしろ確保が難しくなる(末梢の静脈が虚脱するため)。そのため、ルートが血栓で閉塞しないことだけを目的に少量の輸液を持続して行ったり、ヘパリンロックを行う場合もある。
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