Seldinger法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 02:15 UTC 版)
ガイドワイヤーに沿って中心静脈カテーテルを前進させ、血管内に留置する方法。考案者の名前をとってSeldinger法と呼ばれる。 目標とする静脈内に針を穿刺する。 針が血管内に入ったら、外筒と内筒の両方で逆血(静脈血の逆流)を確認し、先端の柔らかい長いワイヤーを内筒に通して血管内に挿入する。 ダイレーターをワイヤーに通し、血管内に前進させ、カテーテル用の通路を作る。 ダイレーターを抜き、カテーテルをワイヤーに通して血管内に前進させる。この時、ワイヤーの端がカテーテルの後ろから出てきているのを確認し、保持することで、ワイヤーの血管内への迷入を防ぐ。カテーテルが入ったらワイヤーを抜き、カテーテルの逆血を確認する。 カテーテルを固定する。
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