エネルギー分解能とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 自然科学 > 計測 > 分解能 > エネルギー分解能の意味・解説 

エネルギー‐ぶんかいのう【エネルギー分解能】

読み方:えねるぎーぶんかいのう

X線分光計などの分光器解析性能を表す指標の一。スペクトル中のどれだけ近い二つエネルギーピーク分離して測定できるかを表し、この値が小さいほど、スペクトル放射源の組成や状態を詳しく知ることができる。


エネルギー分解能(スペクトル分解能) energy resolution,spectrum resolution


エネルギー分解能

「エネルギー分解能」は、放射線エネルギー測定精度を表す指標である。 アルファ線ガンマ線エネルギー測定する際、その全エネルギー検出器中で失った場合、その放射線エネルギースペクトル原理的に線スペクトルとなるが、実際検出器では、ある広がり持った分布スペクトルとして検出される。そのスペクトル分布広がりを%またはkeVで表す。ガンマ線対するエネルギー分解能は、NaIシンチレーション検出器では5%から15程度であまり良くないが、半導体検出器では1%以下の分解能をもっている。



エネルギー分解能と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エネルギー分解能」の関連用語

エネルギー分解能のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エネルギー分解能のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
JEOLJEOL
Copyright © 1996-2025 JEOL Ltd., All Rights Reserved.
日本電子株式会社日本電子株式会社
Copyright(C)1996-2025 JEOL Ltd., All Rights Reserved.
文部科学省文部科学省
Copyright (C) 2025 文部科学省 All rights reserved.
環境防災Nネットホームページ原子力防災基礎用語集

©2025 GRAS Group, Inc.RSS