キイハナネコノメ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 07:04 UTC 版)
「シロバナネコノメソウ」の記事における「キイハナネコノメ」の解説
キイハナネコノメ(紀伊花猫の目) Chrysosplenium album Maxim. var. nachiense H.Hara - 萼裂片は白色。基本種やハナネコノメと比べ、萼裂片は短く、長さ2-3mm。雄蕊は萼裂片よりわずかに短く、花柱とともに萼裂片を突き出ない。花は白色であるが、形態的には別種のコガネネコノメソウに似る。裂開直前の葯は紫色になる。原寛 (1957)による記載命名である。日本固有種で、紀伊半島南部の南側、三重県最南部から和歌山県田辺市北西部にかけて分布する。花期は2月上旬-3月中旬と早い 和歌山県田辺市 2021年3月上旬 雄蕊は萼裂片よりわずかに短く、花柱とともに萼裂片を突き出ない。 滝の水しぶきがかかる環境で生育する。
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