分枝とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 状態 > 分枝 > 分枝の意味・解説 

ぶん‐し【分枝】

読み方:ぶんし

[名](スル)植物が幹などから分けること。枝分かれ。「付け根から—する」


分枝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/02 15:20 UTC 版)

分枝(ぶんし)とは一般的にと呼ばれているものを、学術的な言い回しにしたものであり、

  • 植物において、幹となる部分からいくつかに分かれること。→ 分枝 (生物学)
  • 化学におけるポリマー鎖が枝状に分かれること →分枝 (化学)
  • 数学で、多価複素関数が、ある領域正則な一価関数となるとき、この一価関数を分枝と呼ぶ。→ 分枝 (数学)

関連項目


分枝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:58 UTC 版)

「根」の記事における「分枝」の解説

根は、ふつう根端から比較離れた場所で、側根 (lateral root; 分枝根 branch root) を形成して側方分枝 (中軸分枝) する。根の内部中心柱の最外層にある内鞘 (またはその外側内皮) から新たな側根原基生じ、これが皮層表皮突き破って伸長する (右図3a)。すなわち根の分枝は内生的 (endogenous; 新たな根が内部形成される) であり、の分枝が外生的 (exogenous; 新たな表面から形成される) であるのとは対照的である。 根はしばしば分枝を繰り返す。主となる根から生じた側根一次側根 (primary lateral root)、そこから生じた側根二次側根 (secondary lateral root) のように順によばれることがある側根はふつう根の中心柱に対して特定の位置由来し、特に原生木部面する部分 (横断面木部外側突出している部分) から生じることが多いが、他にも原生師部面する部分原生木部原生師部の間から生じる例も知られている。そのため、側根縦列 (または生) して生じることが多く、その列数から中心柱構造推定できる側根が2列であるダイコン (アブラナ科) は二原型木部側根が4列であるニンジン (セリ科) は四原型木部側根が5列であるサツマイモ (ヒルガオ科) は五原木部をもつ。 上記のように根の分枝はふつう内生的であり側方分枝であるが、例外的にヒカゲノカズラ植物の根はその同様に根端分裂組織が2分することによって二又分枝する (右図3b)。つまりヒカゲノカズラ植物の根の分枝は外生的 (新たな根が表面から形成される) である。またヒカゲノカズラ植物は、根の木部内原型である点でも他の維管束植物とは異なっている (上記)。このようにヒカゲノカズラ植物それ以外維管束植物 (真葉植物大葉植物) の根は大きく異な特徴示し一般的にこれらの根は異な起源をもつものと考えられている。ただしヒカゲノカズラ植物の根も、根冠根毛をもつ点や、から内生発生する点では真葉植物の根と共通している。

※この「分枝」の解説は、「根」の解説の一部です。
「分枝」を含む「根」の記事については、「根」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「分枝」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

分枝

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 11:23 UTC 版)

発音(?)

ぶ↗んし
ぶ↘んし

名詞

(ぶんし)

  1. 一本複数分かれること。枝分かれ

参照

翻訳

枝分かれしている部分

動詞

活用

サ行変格活用
分枝-する

「分枝」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



分枝と同じ種類の言葉


品詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「分枝」の関連用語

1
100% |||||

2
100% |||||

3
分岐糖 デジタル大辞泉
100% |||||

4
100% |||||

5
100% |||||


分枝のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



分枝のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
園芸ネット園芸ネット
(c) copyright 1999-2025 engei.net all rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの分枝 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの根 (改訂履歴)、分枝限定法 (改訂履歴)、大腿神経 (改訂履歴)、いて・りゅうこつ腕 (改訂履歴)、下腸間膜動脈 (改訂履歴)、左冠状動脈 (改訂履歴)、右胃大網動脈 (改訂履歴)、根端分裂組織 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの分枝 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS