似た植物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/25 21:48 UTC 版)
葉や花が、ユキノシタ科のトリアシショウマによく似る。若い芽のうちは、トリアシショウマは茎が赤褐色で毛が生え、茎先が鳥の足状に3つに分枝するのに対し、本種は、茎が緑色で毛がなく、数段になって分枝する。同じ生育環境で、花期が同じ時期であるため、成長するとまぎらわしい。 本種は、側脈が平行して葉の縁にまで達し、側脈の平行した様子がはっきりしている点でトリアシショウマやトリアシショウマと同属のアカショウマと異なる。また、本種の雌花の心皮は3個であるのに対し、トリアシショウマ、アカショウマは2個である点で異なる。
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似た植物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/05 20:55 UTC 版)
同属のアカショウマ(赤升麻、学名:Astilbe thunbergii )によく似る。トリアシショウマはアカショウマの変種(学名:Astilbe thunbergii var. congesta )という考えもある。トリアシショウマは花序の下部の側枝がさらに分枝し、花序が円錐状に密になるのに対し、アカショウマは花序の最下の側枝を除きほとんど分枝しないので花序はまばらに見える。また、トリアシショウマの花序の最下の側枝は長さ12-25cmになるのに対し、アカショウマのそれは長さ6-9cmと短い。3回3出複葉の小葉は、アカショウマの方が幅が狭く、基部は細まり、鋸歯がやや浅い。 生育環境と花期を同じにするバラ科のヤマブキショウマにもよく似る。若い芽のうちは、ヤマブキショウマは、茎が緑色で毛がなく、数段になって分枝するのに対し、トリアシショウマは茎が赤褐色で毛が生え、茎先が鳥の足状に3つに分枝する。芽だしの頃は簡単に区別がつくが成長するとまぎらわしい。また、ヤマブキショウマは、2回3出複葉で、小葉の側脈が平行して葉の縁にまで達し、側脈の平行した様子がはっきりしているのに対し、トリアシショウマは3回3出複葉で、ヤマブキショウマと比べると小葉の側脈の平行感は少ない。また、ヤマブキショウマの雌花の心皮は3個であるのに対し、トリアシショウマは2個である点で異なる。
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