近似種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/18 10:48 UTC 版)
この属の植物は南半球を中心に約200種があり、日本には5種ばかりが知られる。中には胞子葉が分化しないものも多く、それらを別属とする考えもある。日本産の種は大体がシシガシラとよく似た、胞子葉が分化するものである。代表的なものを以下に簡単に記す。 ミヤマシシガシラ(B. castaneum Makino)はそれほど葉を密集させない。また胞子葉が特に長い。本州中南部以北の亜高山帯等に生育する。日本固有種。 オサシダ(B. amabile Makino)も葉の形などよく似ているが、茎は横に這い、葉は密集しない。本州南部から九州の山奥で森林内の岩地などに生える。 同属のヒリュウシダ(B. orientale L.)は背丈が1.5mを越える大型のシダで、南西諸島以南によく見られる。こちらは胞子葉が分化しないもので、みかけはかなり異なる印象である。
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近似種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 15:41 UTC 版)
「アメリカスズメノヒエ」の記事における「近似種等」の解説
日本産では総が二本出るものにキシュウスズメノヒエ等があるが、本種が遙かに大きい。大きさではシマスズメノヒエ、スズメノヒエなどが似るが、総が二本であるので区別はたやすい。他に葉鞘に竜骨があること、葉に光沢があること、葉舌が退化して毛列となること、葯と柱頭が黒紫色であることなどが確認できれば本種と判断していいとのこと。
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近似種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 17:42 UTC 版)
同属にはスズメノチャヒキなど道端で見かける普通種が多いが、多くはより細長い形の小穂をもち、また長い芒があってよく目立つので、混同することはない。ごくよく似ているものにヤクナガイヌムギ(B. carinatus Hook. et Arn.)がある。ノゲイヌムギ(B. sitchensis)の名を使うこともあるが、長田はこれを誤同定と見ている。いずれにしても、日本国内ではこの種がごく普通である。道ばたに見られ、そこそこ背の高いイネ科で、これだけ大きな小穂で、芒がほとんど見えない、というのは他にないので、見分けのつきやすいものではある。
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近似種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 17:41 UTC 版)
柄の先端から放射状に軸を伸ばし、これに柄のない小穂が密生する姿はオヒシバやメヒシバ、ギョウギシバなどと共通で、穂が太く見える点ではややオヒシバに似るが、小穂に芒が多いので印象はかなり異なる。 同属のものは熱帯域を中心に世界で約40種があるが、日本に自生するものはない。移入種としては、この他に数種が知られるが、本土では安定して定着しているものとしてはオヒゲシバ C. virgata があるが、この種では花序の枝が寄り添うように上向きに伸びる。花序の枝が細く真っ直ぐに放射状に伸びるチャボヒゲシバ C. truncata は一時的帰化とされた。 沖縄県では数種が見られ、比較的普通なムラサキヒゲシバ(シマヒゲシバなどの異名あり) C. barbata Swartz は匍匐枝を出さず、穂が紫色を帯びる。
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近似種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 17:32 UTC 版)
小穂が大きく目立つことでこれ以外の属と混同することはあまりない。芒の長いものはカモジグサ属、短いものはドクムギ属のネズミムギなどに多少似ているが、花序の形が異なるし、やはりそこまで小穂は大きくない。
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近似種等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 01:12 UTC 版)
このように大きい小穂を穂状に、しかも間隔を開けて着けるものは他にないので、他の属のものと混同することはまずない。やはり大柄な小穂を穂状に着けるものにカモジグサをはじめとするカモジグサ属のものがあるが、それらの小穂は棒状で、非常に顕著な芒があり、混同することはない。しかし同属の近縁種に以下の種があり、この関係がややこしい。 ホソムギ L. perenne L. 全体の姿はほぼ同じである。典型的なものでは、小穂の包穎が遙かに大きいことが大きな特徴となる。ネズミムギでは包穎が護穎よりやや大きいだけで、その長さは小穂全体の半分よりずっと小さい。ホソムギでは包穎が時に小穂全体の長さに近いほど発達し、小穂全体を主軸の側に包穎で抱え込むような姿となる。また、護穎に芒がない。このように典型においては両者はかなり異なるのだが、実際にはこの中間的な姿のものが結構多く、判断に困る例が少なくない。これは変異が多いと言うだけでなく、両者の種間雑種も簡単にできているらしい。この種もヨーロッパ原産で日本や北アメリカなどに広く帰化しており、日本でもよく見られる。ただしネズミムギよりはまれだとされる。 なお、ホソムギも牧草として使われ、 Perennial ryegrass の名で流通する。
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