近似種、類似種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 02:49 UTC 版)
「チャボウシノシッペイ」の記事における「近似種、類似種など」の解説
チャボウシノシッペイ属は世界に9種が知られ、日本には在来種がなく、帰化種も本種のみが知られる。穂の構造が似たものにはウシノシッペイやツノアイアシなどがあるが、いずれももっと背が高くなる直立する植物である。 地表に広がる背の低いイネ科で、棒状の穂を出すものとしてはシバ属のものがあり、シバなどは道路脇などによく見かける。しかしこの類の場合、小穂が寄り集まっているもので、茎そのものは細い。 より本種に似たものとして、イヌシバ Stenotaphrum secundatum は本種と同様に地表を這い、花序は直立して高さ30cmほど、総は単独で太くて節があり、小穂は軸に密着していると本種に似た特徴が多い。ただしこの種では花序の軸は扁平になっており、また小穂は単独でつくか、長柄小穂と短柄小穂の組で出る場合には両方がほぼ同型で、また熟すると花序の軸が節毎に折れ、小穂と共に脱落する。この種も芝生に利用され、暖地で帰化している。
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