帰化植物とは? わかりやすく解説

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きか‐しょくぶつ〔キクワ‐〕【帰化植物】

読み方:きかしょくぶつ

植物自生地から他地域移され野生化して繁殖するようになったもの。日本ではブタクサ・ヒメジョオン・シロツメクサなど。

帰化植物の画像
ハンゴンソウと似るが、帰化植物であるオオハンゴンソウ撮影おくやまひさし
帰化植物の画像
北アフリカからの帰化植物、キヌガサギク/撮影広瀬雅敏
帰化植物の画像
帰化植物の画像

帰化植物 (きかしょくぶつ)

 本来自生していなかった植物で、外国から入ってきて定着したもの。帰化植物となるためには、侵入定着分布拡大三つ過程があり、侵入方法としては、栽培植物逸出して野生化したものや、外国からの荷物付着混入していく場合がある。港湾鉄道沿線から定着域を拡大してきた。セイタカアワダチソウヒメムカシヨモギヒメジョオンブタクサなどが代表的なものである。
 →在来種外来種

帰化植物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/19 04:04 UTC 版)

帰化植物(きかしょくぶつ)は、植物に属する外来種である。普通、維管束植物の範囲で考える。


  1. ^ a b 長田 1976, pp. &#91, 要ページ番号&#93, .
  2. ^ a b 佐竹、大井、北村他 1982b, pp. &#91, 要ページ番号&#93, .
  3. ^ a b 土屋、宮城 1991, pp. &#91, 要ページ番号&#93, .
  4. ^ 森田 2012, pp. 3–40.
  5. ^ 清水他 2003, p. [要ページ番号].
  6. ^ 前川 1943, pp. 274–279.
  7. ^ 都城市史 通史編 1997, pp. 2761–2788.
  8. ^ 奥山 1951, pp. 254–255.
  9. ^ 笠原 1968, pp. 3–4.
  10. ^ 福嶋 2017, p. 54.
  11. ^ 福嶋 2017, pp. 44、56.
  12. ^ 森田 2012, pp. 19–31.
  13. ^ 村上 2011, pp. 306–310.
  14. ^ 朝日百科 種子植物, pp. 310–317.
  15. ^ 生物との共生を考える「セイタカアワダチソウの盛衰」(愛知県教育サービスセンター)
  16. ^ a b 清水建美編 2003
  17. ^ 佐竹、大井、北村他 1982a, pp. &#91, 要ページ番号&#93, .



帰化植物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 07:08 UTC 版)

サンタ・クルス島 (ガラパゴス)」の記事における「帰化植物」の解説

かつては食用観賞用または有用材として植物の持ち込み自由になされ、それら数多く植物帰化し野生化している。例えば、サンタ・クルス島湿潤地帯の上部より高地では、栽培果樹高木であるグアバ (Psidium guajava) の野生化見られるアカキナノキ (Cinchona pubescens) はマラリア特効薬であるキニーネ生産する木として島内移入され、ミコニアから草原高地帯に野生化し、スカレシアにも拡大している。低木ではキイチゴ類の Rubus niveus が1990年代初頭より認められている。また、クダモノトケイソウ (Passiflora edulis) の帰化1975年確認され湿潤地帯見られる

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帰化植物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 09:51 UTC 版)

ポートアイランド」の記事における「帰化植物」の解説

全国屈指の帰化植物のメッカとなっている。初め記録された帰化植物や、新たな知見得られるなど、学術的にも珍しい発見がされている。記録された帰化植物は239種。原産地別ではヨーロッパ122種、北アメリカ産66種、地中海沿海23種、南アメリカ10種、その他12地域18種。分類別では、イネ科51種、キク科36種、アブラナ科20種、マメ科19種、ナデシコ科10種、ナス科9種、その他94種。 港で荷降ろしされるコンテナ付着していたもの シャクトリムシマメ キダチタバコ セイヨウヤマホロシ 空き地表土流出防止目的外国産の牧草種子使用され、その中に混入していたもの アメリカウンランモドキ フトボメリケンカルカヤ アカハルリハベコナ 中央分離帯花壇栽培されいたもの繁殖したもの オオキンケイギク ツクバネアサガオ ユウゲショウ 土壌改良のため輸入された、ヤシ堆肥家畜の糞や、持ち込まれ植物混入していたと考えられるもの カベイラクサ ヨツバハコベ タマザキフタバムラ

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帰化植物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 14:14 UTC 版)

ハゴロモジャスミン」の記事における「帰化植物」の解説

オーストラリアとニュージーランド帰化し外来種となっている。幹材の小さな部分からも成長することができ、急速に生育範囲広げている。ランナー伸ばすことにより繁茂していくが、幹やを切り、切断面除草剤印加することによって制御することができる。

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